ぬる湯とホラーと酒、肴
2泊目朝、7時からお風呂に入れるようになる。起き抜けに顔を洗いがてら入浴する。
お風呂は予想の通り入れ替わっていた。今日の婦人風呂はタイル張りのこじんまりとした方。わたしはこちらの小さい方が、落ち着くので好き。
今日も真夏日だけれども朝はまだ涼しい。ぬる湯がひんやりして気持ちいい。
深夜読了した『魍魎の匣』を思い返す。あれは主人公は二人いるように思えた。いや、あの本自体の主人公はもちろん小説家の関口君なんだけれども、楠本頼子主役の思春期の物語と美波絹子主役の愛憎の物語2つ。