恋のお話の数珠繋ぎから、noteへの溢れる想い

ここのところ教育の話に躍起になってたので、
少し緩みのあるnoteを書いてみようと、優しさのかたまりのようなnoterさんの、可愛い恋のお話を紹介します。

私のnoteを開いてくれてありがとうございます♡

片思いの行方。｜くーや。｜note

くーや。さんはとても柔らかく優しい文章で、とても癒されています。
standFMでも配信されていて、そのお声の可愛さもとっても羨ましくて憧れてます♡

ご自分の苦手を克服しようと声での発信をされている、優しさと相反するその強さもとても素敵です。

そんなくーや。さんの、片思いの実話を読んでとっても久しぶり（笑）に胸がキュンとしました。

いいですね、中学生時代の恋♡

私もそんなnote書いてみたい！と思ったんです。

＊  ＊

中学生の頃、好きな人いましたか？

私はいました。

同級生で、双子の男の子の片方の子。

1年生の時から結構ずっと、好きでしたし
多分あちらも気づいていたと思うんです。

だけど、くーや。さんのように勇気を出して想いを伝えることは結局ありませんでした。

そんな回想をしていたら
思い出したことがあって。。。

中学2年生の時、
クラスの男の子から告白されたのですが

『ごめん..双子の片方君が好きなんだ』

と、伝えたのにもかかわらず

『そんなの知ってる。いーよ、それでも。お願い！だめ？』

と言われ、

『え？、、え？知ってるのか。ああ、、うん。ん？？え？』

と言った具合で、まさかの返答に戸惑い
変な返事をしましたら、、

当時はまだ名前がついていませんでしたが
『お願い！！！』って言いながら
壁ドン！されましてね！

いや、壁ドンならぬ”ビニドン”（※）されましてね！！
※たった今、ネーミングしました。
何を隠そう私が告白された場所は
近所の畑のビニールハウスの中です。

14歳ですよ？！


ビニドンされて、
特に好きでもない男の子でしたが、
20年を悠に超えた今でも思い出せるくらい
めっっっっちゃくちゃドキドキしました。

『ぎゃああああ！！！（心の声）』
ってもう、息もできないし
おでこくっつけてくるしで
何されるのか！の恐怖。

ち、、、ち、、、近い、、、！


力強いし、、、、！
男子こわい！

いやこれチューとか？！
そうなる？
え、嫌だよこわいよーーー！！

後にも先にも壁ドンはアレが最初で最後のような気がする。

『と、、、とりあえずどいてくれんかな、、』

って言うのが精一杯の私。

ビニドンしといて、おでこまでくっつけといて、きっと彼もどうしたらいいのかわかんなかったのでしょう。

パッと離れたビニドン男子。

ごめんね！ありがとう！

って言って
自転車に乗り、
バイバイ！って帰っていくビニドン男子。

なんだったんだ...
え、、？
どうなったんだろ。

と、私はしばらくビニールハウス内で立ち尽くしていたのを覚えています。

ドッキン！ドッキン！って
全身が心臓と化してました、強烈に脳裏に焼き付く出来事。

未だに、ハウスの中に咲く丸っこい菊の花まで思い出せます。

近所に住む、ハウスの持ち主のおばあちゃんにみられてやしないか！！など気が気じゃなかったです。

（ちなみにですが、この畑、ビニールハウスは当時すぐ近所に住んでいた親戚所有です。幼い頃からの私の遊び場のような所です。笑）

＊  ＊

翌日からビニドン君は、要所要所で目配せしてきたり、部活がない日は一緒に下校するようになったんですが、、

結局何するわけでもなく、
中学生ですと（時代のせいなのか）お付き合いするって概念も特になく、、

覚えているのは、
前日に、あんな事（告白された）や、こんな事（ビニドンされた）があって、双子片方君に嫌われやしないかと考えていたこと。

今思うと嫌われるも何も、双子片方君へは想いを伝えてないし、恋人でもないのに。笑

その後も私は、片方君へ思いを伝える勇気が無くそのまま卒業することになります。

＊  ＊

、、、、。


全然面白くないし、
本命の彼に想いは伝えてないし、、

ビニドン君との想い出の方が多いという私の中学生時代の恋バナなんですが、、

もうひとつだけ。

実はもう1人、告白してくれた子がいます。
（モテてません。たまたま2人だけ。）

その男の子が私に、曲を作ったと言って
告白された後
目の前で歌われたことがありました。

今でも歌詞と題名と曲調覚えてます。


みなさん
ちょっと想像してみてもらって良いですか？

セーラー服の私
学ランの男子
向かい合わせ、2人きりです。

告白されて
目の前で歌を披露される

私、真顔で聞く

割と長い
終わるまで聞く

彼の顔がどんどん赤くなる
すごく一生懸命に歌う彼

終わったら
ぜぇぜぇしながら彼、

『どうだった、、？よかった？』

と、聞かれました。

想像できましたでしょうか。

みなさん。
私はどうするのが正解でしたか？

『あの、、ありがとう！
どれだけの期間で作ったの？
いつの間に考えてたの？
ギターもすごい、ならってたの？
メロディーが、Mステのオープニングみたいだね！こんなことされたことないよ！』

と、そんなような事を言って、、、

ごめんなさいしました。

酷いと思うか。
そうするしか仕方ないねって思うか。


それは皆さんにお任せしますが、、

14歳の私はそれが精一杯。


とても気持ちはうれしくて。

あの時は、

どうしよう、
どうしたら目の前の彼を
傷つけずにいられるか

こんな風に人にされたことない
今、これすごい状況。
どうしよう
でも嘘つけない

どうしよう
どうしよう

曲の間ずっと、

わたしを好きでいてくれて
こんな風に勇気出してくれて
私のこと考えて作ってくれて
でもどうしたって
傷つけるんだこれから私、と思うと

告白されるって
こんな感じなのね、、って
思ったんです。
（ちなみにビニドン君の件より前に起きたお話しです。）

好きな彼に告白する勇気もない私。

でも目の前の彼はめちゃくちゃ勇気を出してくれて、しかも歌。
歌えます？？すごくないですか？

尊敬とか、
ちょっとこのまま好きになりそう、、とか、
訳がわからない感じだったのを覚えています。

断る（と言うか繰り返しますが付き合うとかそんな概念ないです）んだ。
こんな一生懸命な人を、私は。
私最低だ、、
人を傷つけないまま生きることって
出来るのか、、、？
出来ない、、、、、

とか、考えました。
彼の曲中に。

なぜそんな細かいところまで
憶えてるのかな、、
私、日記をよく書いていたので
そのせいかもしれません。

文章にすると反芻するぶん
記憶に刻まれるんでしょうか。

結局のところ、
私は想いを伝えることもなく、
誰かと両想いになったという実感もなく、
中学生の私の小さな胸に刻まれたのは
センセーショナルな告白体験でした。

＊  ＊

可愛くて切なくて、甘酸っぱい恋のお話に憧れて、書いてみましたが

全然違うものになってしまいました。。

ビニドン君も
歌うたいの彼も
双子の片方君も

いまどうしているかわかりません、
もうみんな40代に突入しました。

私は今ありがたいことに、
幸せに暮らしています。

みんなどこかで、幸せであってほしいと思います。

＊  ＊

くーや。さんのnoteを拝読し、こんなにも色々な事を回想することが出来ました。

今でも、絶対人を傷つけずに生きられる方法なんてわかりません。ただ、他人を許すこと、自分を許すこと。それを心に留めています。

それにしても、

普段何気なく忙しくしていると、想い出をよく振り返ることってあまり無いですよね。

なんだか、回想して文章にするのがすごく楽しかったです。

大人になるとマルチタスクをこなしながら、日々忙殺されるように1日を過ごしてしまいます。

そんな中、noteは私の心にぽっとあかりを灯してくれました。

それでも、まだまだゆとりは無いのですが
皆さんの、優しくて、楽しくて、奥深くて、新しい発見や学びが、たーーーくさん詰まったnoteを読ませていただくだけでも、noteを始める前より毎日が豊かです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。いつも本当にありがとうございます♡


皆さんが一生懸命に綴られているnoteは私の、誰かの心にふれて、どんどん発展していきます。
これからもよろしくお願いします(*´-`)