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あや
2020年10月6日 10:19
『皆川博子随筆精華 書物の森を旅して』を読み終えて、思わずため息がでた。美しかった…に尽きる。皆川博子がみた情景が、そのまま浮かんでくるような文章の連なりは、まるで小説のワンシーンだ。これが、エッセイかあ。ご本人はエッセイは苦手、恥ずかしいと感じておられるようだけど、こうして1冊にまとめられたエッセイ集を手にできたことに、私は今、猛烈に感激している。と、生意気にも熱烈ファンのような口を叩く
2020年10月27日 17:51
※読書感想noteですが、猟奇的な内容を含みます。閲覧にご注意ください。***そういえば、好きな少年の頭を金魚鉢に入れて愛でている男がいたっけな。青年を“飼おう”とする少年とか、嫌いな実姉を豚に×××させようとする弟か、不穏で偏愛に満ちた皆川博子作品を読んでいる時に、唐突に思い出した。昭和32年に起きた、通称「少年誘拐ホルマリン漬け事件」。自宅に連れ込んだ少年をバラバラに解体、頭部