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わざと手をかけたい

レンジでチンするだけとか、何かの材料を代用して安く済ませるとか、簡単にできる時短レシピと呼ばれるものはとても増えてました。

実は私もついこの間までたっくさん使ってました。夕飯はいつもスマホのとあるアプリ(なにかはいいません)を開いて料理している。
でも気づいたんですよね。よっぽどのレシピじゃないとおいしくない、ということに。

例えばレンジを使う料理は、人によってレンジの機種が違うので熱する時にムラがでます。前下拵えの時にレンジを使ったら、表記通りにしたにもかかわらず硬いことがありました。正直うまくできないんですよね。

たしかに面倒な下拵えを簡単にできる方法を研究したい気持ちもわかるし、時間を短縮したい気持ちもわかる。仕事していて子供とかいればとくにそうですよね。実際に共働き子育て世帯でそのようなレシピまたはレシピ本のうけがいいようです。

でも、あえて最初から手をかけて作りたい。時間がかかってでも美味しい料理に挑戦したい。栄養が残るやり方を研究したい。食欲が湧くように彩りにも気をつけたい。品数も豊富にしたい。
最近はイカの下処理を勉強して、解説本を見ながら捌いてみました。自分で捌いたイカを使ったイカわたバター炒めは最高に美味しかったですよ。


何かを作ることが好きで、料理することにあまり苦に思わない私だからこんなことを思うのかもしれません。もちろんいろんな考えの方はいらっしゃると思いますし、簡単時短なのはいいこと。そのうえに美味しい栄養残るは100点満点です。


どうせ作るなら本気で作りたい。
中途半端なものは作りたくない。
それは食べてくれる家族の笑顔と健康のため。



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