見出し画像

人間関係を永遠にリセットし続けることは出来ない。

わざと嫌味を言ってくる子、粗探しをしてくる子、悪口に巻き込む子、嫌な子がいたら縁を切れば良い、
この子達がいないところに行けば良い。
意地悪から逃げるように進学校に進んだ。しかし、人間は変わらない。私自身が変わらないから、進学先でも同じようなことが起こる。

人間関係の切断はなんの解決にもならない、自分が意地悪を超えることの出来る人間にならないと同じレベルのことを繰り返すと知る。
そのことに気づいてから意地悪を辞めてもらうように頼んだり、
大嫌いな子のことは下の名前で呼んでスキアピールしたり、
1番嫌いな子にこそお土産をあげたり、

逃げない策を講じてきた。

これは意地悪をされないためではない。意地悪をされて良い人間として周囲の人に見下された結果、私が本当にスキな子との仲を邪魔されないためであった。
……………
人間は、開発を進め地球沸騰化の時代にまで行き着くほど、欲望深い。そんな生き物が、正しいことよりも欲望を満たすための意地悪を辞めることが出来るはずはない。
それは職場でも、交友関係でも、SNSでも同じかも知れない。

私に連日朝から夜までチャットをし続ける同僚は、上司の監視のもとでも変わらないし、
私のアイディアを自分のものへとすり替える同僚も、上司から注意があってもそれを辞めない。
いや、正確には、「変われない」し、「辞める能力がない」のだろう。

地元のご近所さんは、悪口を辞められず、結果、豪邸を空き家にして、施設にご入居された。悪口がご近所さん自身に返ってきて、住んでいられなくなったのだ。
彼女は豪邸を手放すところに行き着くまで変われなかった。
………………
人は変われないのかもしれない。しかし、自分の欲に気付いたら対処を出来るように、成長することは出来るだろう。

チャットの連投は1人に執着しないことや、
略奪したアイディアを共有のものとすることなど。

チャットの連投が来ても気を削がれないように日頃から不特定多数の人とチャットをしたり、アイディアを同僚より先に上司に提案するなど。

そうやって、成長しながら何とかやっていくノウハウを身に付けていかなければ、
逃げ続ける人生となる。
………………
仕事は転職ありき、パートナーとは離婚できる、交友関係はSNSの時代になり、
嫌なことからは逃げ続けることが可能に思える。
しかし、自らが成長しなければ、同じことが何度も起こり、逃げ場がなくなってしまう。
結婚したからいっちょ上がりではなく、
管理職になったから安泰ではない。
仲良しグループに所属しても依存は出来ない。

気付きと成長を繰り返していかなければ、自分の居場所は作れない。そう考えると居心地良く幸せに生きていくためには、出来事から逃げるのではなく向き合い続けることが必要なのだろう。

だから、例え不完全でも、居心地を悪くする意地悪を見逃さず対処されている人をみると、私は尊敬の念を抱かずにはいられない。

とても嬉しいので、嬉しいことに使わせて下さい(^^)