キタキタ高校物語⑩ゴミ箱にだってあぶれたぼくらで
進君みたいなタイプは、たぶんソロキャンプしているだろうなと思いました。でも、まだ高校生だから、1人で外泊とかするのかしないのか?
私のダンナが妄想キャンパーなので、彼から、進君のアイデアをもらっています。彼は、石橋を叩いて割ってしまうタイプなので(そう言ったらめっちゃキレられました)ヒロシのぼっちキャンプみたいな、適当な感じがたぶん、できないタイプだと思います。
ヒロシみたいな、適当なタイプがどしどし行動を起こすと思います。
うちのダンナみたいな用意周到タイプはもしかしたら、一生キャンプにいかないかもな~とか思って眺めてます笑。
なんかこの、解決できない一点があったら、行動を起こさないタイプ。
私の、面白そうと思ったら、よくわからないけどやってみるという牡羊座タイプと違っているなと思います。
彼が本当のキャンプに出掛けるのはいつなのかよくわからないけど笑、いつも自分が買ったキャンプ道具で、カチャカチャやってます。
大人のままごとなんだって笑!
漫画の本題は、「ゴミ箱」です。秋田さんの歌詞を聴いていると、何度か「ゴミ箱」という表現が、めっちゃ気になってきました。
自分が、恋人に振られた時とか、進んで「ゴミ箱」に入りますか?
ちょっとなにくそ~とか思って、源氏物語の六条の御息所みたいに、自分でも気づかず生霊になっていたりしてw。(←うろ覚えです。間違ってたらすいません)
ひろむ君はすすんで「ゴミ箱」に入るんですよ。
それに、「月曜日」っていう歌では、そんな自分らのことを「ゴミ箱にだってあぶれたぼくらで」って言う。
どんだけ、卑下してるんだーって思う。
自分のこと。
そんなキャラが漫画に出てきたら面白いなってちょっと思いました。進や通、信、ヒョン太、路子、ほぼ、マイペースで先に進んじゃう、前向きな人々ですからね。
バランスをとるために、こんなマイナスキャラが必要だと無意識で思ったのかもしれない。いや、今、分析してかっこつけました。
ただ単に、amazarashiの歌の歌詞が面白かったから、自分にこんな漫画をかかせました。
それだけです。
歌を歌うことが好きでそれを誰にも言えなかったひろむ君が、どうやってamazarashiの秋田ひろむになったのか。歌を聴いていると、心療内科にも通ったことがありそうだし、鬱だったり、蟹工船のような、ヨイトマケの歌を歌うような労働とかしていたような気配があります。
どん底を味わった人なんだろうなと思います。
だから、元気な自分がamazarashiの歌を聴いて面白がっている分にはいいんですが、自分が、躁鬱気味の鬱に落ちた時に、聞くと、この歌は、死にそうで聞きたくないと思いました。
私は、まだ、鬱になったことはないんですけど。
かなり落ち込んで、もしや、これが鬱というやつか?と思って検索してみたら、鬱はもっと重い症状のようでした。
面白かったのは、元職場に、ひろむ君のファンが1人出来て、
「あやのん先生、もっとひろむ君を漫画に出してください!」
と言われていたことです。彼女自身、自分の人生でいろいろなことに傷ついたことがあるようで、ひろむ君と言う、ちょっとマイナス?なキャラに感情移入していたようです。
作者としてそれくらい嬉しいことはありません。
まだ書かれていないひろむ君の漫画があるので、彼女のために描こうとおもいます笑!