映画感想文:ミッションインポッシブル✧♡
一作目、文句なしで面白い。
この一作目に、ミッションインポッシブルのすべてが入っているのではないかと思われる。
最新作に出ていたいろんな人たちが、1作目から出ていたのかと感慨があった。
皆、若かった。
トムがキラキラ✨してる。
若造だけどチャーミングで。
やはり映画は物語。
この一作目は、物語がいいと思う。
あらすじは、チームとしてある仕事をスタートすると、仲間が死ぬアクシデントが次々に起きて、生き残ったイーサン・ハント(トム)が、内部のスパイ、裏切り者として疑われていることに気付く。仲間が殺されて動揺しているのに、自分が犯人扱いされているのだ。
しかし、彼は諦めない。
捕まりそうなところを逃げに逃げて、新しい作戦を建てて、立ち向かう。
主人公の、運命を切り開いていく強さを持っているのである。
最新作の物語はどうだった?と言われると、その物語をはっきり、なんだか思い出せない。
大概、すべての映画は1作目が一番面白いけれど、それは、その物語のエッセンスがこれでもかと入っているせいかもしれない。
そして、一つのストーリーとして破綻が無い。
トムつながりで言うと、トップガンを観てないにもかかわらず、トップガンマーヴェリックは面白い映画だなと好きになったのだが、ストーリーとしていい物語なのだと思った。
ミッションインポッシブルの最新作はパート1ということだったので、まだ半分しか観ていないから、そんな風に思うのかもしれない。
パート2を観てから、また言及しよう。
この部屋の床を一歩でも踏んでしまうと、重さをキャッチされて、警報が鳴ってしまう。床すれすれで止まった有名なシーン。
このシーンは、たぶん、有名すぎて誰の頭の中にもこびりついていると思うが、NHKドラマの雲霧仁左衛門(池波正太郎原作。雲か霧のように盗みを働く盗賊の物語)でも、盗みのシーンに使われていたのには笑った。
ウケる。
それだけ映画史に残る名シーンなのではないかと思う。
若造の時から、今のオトナに至るまで、トムはヒーローであり続けて、観客を喜ばせて、頑張っているんだなあと思った。
これは、トムが人を喜ばせる方法。
今日読んでいた本(小林正観さんの本)で、人生の折り返し地点は、これからは人を喜ばせることをすること、とあったけど、自分にとってそれは何をすることだろう?と考えていた。
掃除をして家の中を綺麗にして、物を大切にすること。
育てている植物を大切にすること。
眼の前にいる人、これから出会う人をまず大切にすること。
この三つ、気分屋の自分には、ミッションインポッシブルだが、挑戦だ!(オチ着いたかな?笑)
「ミッションインポッシブル」は人気のある映画だと思うが、この第一作にすべてが入っていて、素晴らしいと思った。
連作の続く映画は、「ダイ・ハード」、「アイアンマン」然り、やはり、第一作が素晴らしい。
そんな当たり前のことを知るために、是非、第一作に、回帰しようではないか。