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チョコレイト✧♡【修正版】

 大学生の時に、お手をするのが流行した。

 同級生の中に、誰か、犬を好きな人が居たのだろう。
 お手と同時に、何か甘いものを上げるのが流行った。
 もしかして、お手と甘いものはセットだったろうか?

 お手!と誰かに言われると、さっと、お手をする。

 その従順な可愛らしさ。犬そのものの行動である。

 絵をマジメに描いていると、体重も減っていたかも。
 今も、ウォーキングとか、体型維持のためにやってみるけれど、意外に、絵を描く方が痩せるのではないか?
 まあ、実は一番カロリーを消費するのは、脳みそという話もあるから、絵を描くことも十分、カロリーを使う事なんだろう。
 大学で絵を描く授業が増えると、甘いものが欲しくなることに誰かが気が付いて、お手とチョコレイトが合体していたように思う。

 そんな時にもらうチョコレイトは嬉しかったし、人気だった。

 お手が先だったか、チョコレイトが先だったか、記憶が曖昧で、何をしていたのか、よくわからないカワ(・∀・)イイ!!思い出である。

 この記事にコメントを返しているうちに、なぜこんなことをしていたのか、本当の意味を、スコシ考えさせられた。

 考えてみれば、絵を皆で描いているって、誰が上手くいっていて、誰がまだうまく行ってないみたいな競争の世界で(今、思うと、そんな競争する必要は全くないと知っている大人になったけれど)どこか殺伐となりそうで、ならない、そういうアソビの存在があったのかもしれない。


 お手!

 はい、チョコレイト✧♡