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東京都知事選について思う

結果は現職のまま。そうだと思う。
実際に住んでいる単身の身としては何ら今の所不都合を感じていない。
いろんな事をメディアやSNSで言ったところで実感が湧いてこない。
日常はみんな忙しいしいし、今のままでよくないか?に傾いんたんだと思う。

とはいえ、このままではダメだと思う。
周りのご年配の方が元気なのはすごく分かる。意欲的で野心的だし。
ただもうそろそろ若い人に現場を譲って、アドバイザー的な役割になってあげたら良いのにと思う。
ここでも人を育てていく、みたいなことはないんだなぁと感じる。
今の会社も社長は変わったはずなのに、表に出てくるのはまだ引き続き創業者だし。
そろそろ引き継いでいかないと次が続かない。

最多の56人の立候補の中で、安野さんの存在を知る。
100ページにも及ぶマニフェストがXから流れてきた。

長いけど読みやすく、わかりやすかった。
ちなみにこの要約版もある。優しい。
何より共感したのは、誰も取り残さない東京へという始めの言葉だった。
ちょうどコロナの頃に台湾のオードリータンさんも言っていて、初めてその言葉をインタビューで読んだと時感動した。
ちょうど店舗を運営するにあたり、自分がリーダーをするようよになってなかなかうまく回らず悩んでいた。
それまでは、上手くいかないスタッフがいたりすると"あのスタッフは使えない""努力がたりない""やろうとしない本人が悪い"などなどできない事にフォーカスしがちで他責思考であまり想像力が働かなかった。
これまで、仕事では誰かに教わるより教わりに行ったりできない事は努力でカバー。
先輩の背中を見て覚える世代なので、下の受け身過ぎる心構えに忙しいのもありイライラもしていた。

もちろん仕事なので、学校でもないし一から十まで教えられるものでもなく、自分の仕事も常に一杯すぎて正直手も回らなかった。
そんな時に、誰1人取り残さないという言葉を知って良いなと思った。何故かずっと入ってきた。
思い起こせば昔からどちらかというと、マイペースでぼーっとしていて気づけば周りから遅れていることが多かった。その時の気持ちを思い出した。
自分では頑張っているんだけど、なかなか追いつかず肩身が狭い気持ち。
そんな時に、待ってくれる友達や付き合ってくれた先生や親とかがいたりした。

当時声をかけて貰えただけでも嬉しかったのを思い出し、そこから毎回売り場にいるスタッフへ困ってることがないかや進捗状況など確認していった。
そこから自分にも周りにも変化があった。お互いに直接やりとりする事でコミュニケーションも取れるようになって問題が起こっても起こりそうなところで回避できるようになった。
それまで出来ないスタッフに対しては、こちらは出来るまで放置もしくは時々フォローだったけど自ら聞いてくれるようになって成長スピードが上がって行った。
できない事へは否定的な考えを持ちがちだったけど、本人が出来ていく姿を直に見たり聞いたりすることによって持っていたイライラは解消されていった。
個体差はしょうがない。そして各々のタイミングで出来るようになることも知った。
更に良かったのは、雰囲気が良くなって各々助け合う風潮が自然とできていった。
業務も自分だけが終われば良いという感じが減った。
店舗運営はチーム戦がモノを言うので、これはすごく良い変化でスタッフも動けるようになっていった。

自分も声がけをする事で、色んなFBを貰うようになってもちろん厳しい意見ももらったりもしたけどいい経験になった。
チームがスムーズにいくようになり、人に仕事もお願い出来るようになると自分の仕事の時間もとれ動きやすくなった。
もちろんその中で、辛い事や挫けた事もあって言っても大変な事のが多かった。体調も崩したし。
それでも支えてもらう人も多かったので乗り切れた事も多かった。

そんな自分の経験もあったりして、こういうリーダーが居ると良いなと思っていた時に安野さんを見つけた。
更に確信したのは、候補者同士の対談とかで相手を否定する姿がなかった事。これは凄いなと。
候補者応援演説でも奥様を始め友人の方のスピーチを聞いてこの人に入れたいと決めた。
まだ33歳で若く同じ世代として、ぜひ次に向けて足場を固めて貰って進んで欲しい。
何なら、今の都政にデジタル関連で食い込んで躍進してもらいたいくらい。
また違った視点で、世の中を良い方にしようと考えてくれると思う。
自分も半径5mくらいの人たちが元気で幸せになれるように仕事できたら良いなと。
それにはまず、体調整えて行く必要があるけれどまた一つ元気を貰った。
今の後悔は、直接選挙の演説を聞きに行かなかった事。
次は必ずあのメディアで見た12歳の子のような行動力を持って直接見に行きたい。


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