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映画鑑賞におけるわたしのスタンス

映画が好き。

でも、映画を観ている時に、横から話しかけられたり、茶々を入れられたりするのは、あまり好きではない。

映画館で観ている時は、別にそんな人はいないから目の前の映画に集中できるのだけど、問題は家で観ている時。

映画の最中に「ここってこうだよね!」とか「いや、おかしいでしょ」みたいな横槍を聞くたびに、正直なところ「黙ってほしい」と思ってしまう。

別に素直な感想を言うとかは全然良いと思うんだけど、映画の途中で意見を求められたりすると「いや、今じゃなくない?」と思ってしまう。終わってからでよくない?そういう意見を交換するのは。

わたしは多分、映画を観ている時は目の前の映画に集中したいタイプで。

誰かとお話することももちろん好きなのだけど、再生中に話してしまうと、その話している間に、何か重要なセリフを聞き逃してしまうかもしれないし、今後の伏線になるような場面を見逃してしまうかもしれない。

そういうのが惜しくて、観終わった後に「なんかよくわからなかったね」みたな後悔をしたくなくて。だからわたしは映画を観ている時は、目の前の映画に集中したい。だから、一緒に観ていても、ちょっと騒がしい人には「少し静かにしていてほしい」と、言ってしまう。(悪気はないのだけど、ごめん)


今のここにいる自分とは違う世界に連れて行ってくれるような気分にさせてくれる映画が、とても好き。色んなストーリーを見せてくれる映画が、とても好き。映画の中なら、外国にだって行けるし、自分ではない誰かになれるような気分にもなる。映画が終わった後のちょっと余韻をひきずってしまう感じも、たまらなく好き。

120分という時間の中で、色んなドラマが起きて、色んな感情が渦巻いて。すごくエキサイティングでドラマティックで、その時間があっという間に感じられる。

世の中には、たくさんの映画がある。きっと、わたしの人生では見切ることのできないほどのたくさんの映画が。

だから、自分が観ることの出来る1本1本って、すごく大事だと思っていて。

もしかしたら、今回がこれを観るのが最後かもしれない。この作品を観るのは今回限りかもしれない。

どんな映画を観るときも、わたしはそういう気持ちで映画を観ている。

人生は有限なわけだから、その中の2時間という時間を、何度も同じ作品を観るために使うのかというと、それはきっと違うと思うから。

だから、どうせ観るなら集中したい。ちゃんと、目の前の作品と向き合いたい。

そう思ってみているからこそ、横槍を入れられるたびに「わたしの邪魔をしないで」って思ってしまう。

きっと、考え方は人それぞれだし、感じ方も人それぞれなんだろうけど、これがわたしの映画を観るスタンス。

映画を大事にしたいから。その時間を大事にしたいから。だから、わたしは目の前のことに集中したい。

終わってからなら、何度でも議論だってするし、とことん話す。

だからどうか、映画の最中は、そっとしておいてほしい。


ただ、何度も何度も観て、セリフも分かっているような作品であれば、途中で「実はこの場面って〇〇で」みたいな話をするのも楽しいなって思う。楽しみ方は作品によってそれぞれだなぁ。何にだって例外はある。

人によってとらえ方や感じ方は違うから、自分の考えを大事にしたいけれど、誰かの楽しみ方だって大事にしたい。

色々述べてしまったけれど、全部を大事に出来る自分でありたいなぁ。





今日もおつかれさまでした。



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