大切なものは巡って行く

2019年5月24日 22:18

何回も何回も棚から物を出してはいるか要らないかの自問自答を繰り返して、とっておきのものだけ手元に残す。

そんな作業を何回も繰り返している。

昨日は本棚の整理をした。

わたし、すごく読書が好きだから、もともと書籍はたくさん持っていて。2年ほど前からKindleに切り替えたから紙の本が重なることはだいぶ減ったんだけれど、それでもやっぱり今まで持っていた本はかなりの量あって。

大阪の実家から上京してくる時、会社の寮から今のシェアハウスに引っ越す時と、2回ほど大幅な本棚のラインナップの見直しを行っていて、その度に大量の本をブックオフに持って行ったりした。

そんな段階を経たわたしの本棚なんだけど、気がつけばやっぱりまた本は増えてしまっていて。あれ？なんでこのスペースに入りきらないんだろう？って疑問に思うほど、書籍があふれていた。

もう一回ラインナップの見直しをしてみようと思って、さらに厳選するためにもう十分読んだ本や、今のわたしには必要ない本なんかを一斉に手放すことにした。

次のお休みに近所のブックオフに持っていこうと思って仕分け作業をしている時に、ある考えがふと頭をよぎった。

ん？せっかくシェアハウスで一緒に住んでるみんながいるんだから、読みたい人に譲ればよくない？

幸いにして本を読む人がたくさん住んでいる我が家。シェアハウスのグループLINEで『本いる方はリビングに置いておくので好きに持っていってね〜』ってメッセージしてみた。

読んでくれる人が身近にいるなら、もらってもらえばいいな、くらいの気持ちで。余ったものはブックオフ売りに行けばいいやと思って。

そんな感じでおよそ20冊ほどの本をリビングに置いていつものように仕事に出かけた。

で、帰ってきてみてびっくり。
9割程の本が誰かの元に旅立っていって、もうほとんど残ってなかった。

残りの本、ブックオフに売ればいくらくらいになるのかな〜なんて考えていたら、そもそも売れるほど手元に残らなかったという事実。

いやぁ、嬉しいなぁ。

ちゃんと読んでくれる人たちのもとに、わたしの大切な本たちが旅立ってくれたことがすごく嬉しい。

この家にいると、断捨離が捗る(ような気がする)。

今日もおつかれさまでした。

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