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良いところを見て生きていきたい

どこに行っても、何をしても、みんなから好かれる人がいる。

誰もが口をそろえて「あいつはいいやつだよな……!」と言われるような人がいる。

それが、実はわたしの旦那さんだったりする。

旅先でも、わたしの住んでいるシェアハウスでも。誰に会っても、どこに行っても、「あいつは良い男だ」「また会いたい」「次はいつ来てくれるの?」と。本当に、出会ったみんなが口をそろえて言う。

もう、才能なんだなと思う。人に好かれる才能。彼は本当にすごい。

誰も敵に回さないし、かといって何か無理しているわけでもない。自然体で普通に暮らしているだけなのに、こうも人に好かれる人を、わたしは他に見たことがない。彼のことが苦手だ、嫌いだという人も、わたしは聞いたことがない。

本当に、天性の才能か何かが備わっているのだろうと思うのだけど、ひとつ気が付いたことがあった。


彼は、決して人のことを悪く言わない。


何があったとしても、10人いれば10人ともが「この事象に関してはあいつが悪い!」って言いたくなるような事実があったとしても、彼は絶対そんなことを言わない。
「きっと何かあったんだろうね」「事情があったんだろうね」「これが苦手なんだろうね」と、誰の非も問わない。

本当に、よくできた人間だなと、隣にいてすごく思う。

見習うところが多すぎる。


彼にそう思ったことを伝えてみると「俺は人に期待をしていないだけ」というなんとも言い難い答えが返ってきた。でもそれってすごく大事なことな気がする。

勝手に期待をして、その期待を越えてこなかったから、勝手に裏切られたと感じてしまったり。でも、そうじゃなくて、過度に期待をしないという、自分の中での期待値コントロールができていれば、余計な感情の起伏は起こらない。
「人に対して期待をしない」って、決してネガティブでドライな行為ではなくって、うまく生きていくための必要な考え方のように、彼を見ていると思えてきた。


ただただ期待をしないというだけではなく、彼はきっと、色んなものを受け入れる器がすごくすごく大きい。だからそのバランスがすごく良くて、今の彼が成り立っているんだろうなとわたしは思っている。

人間的にあんなにできた人を、わたしは今までに見たことがない。冗談抜きにそう思う。

って、考えを彼に伝えると「そんなん言うてくれるんあやめだけやわ~」って笑って流されるのだけど、わたしは真剣にそう思っている。どうしてこんな良い人がわたしを選んでくれたのか、ちょっと理解に苦しむレベルなんだけど、わたしはもう彼と結婚した正真正銘彼の嫁なので、もうちょっと自信をもって生きていこうとは思っている。あの良い男はわたしの旦那だからな。へへん。


尊敬できるな、すごいなって思える人が身近にいることって、良いことだと思う。彼のことを尊敬する気持ちは、学生時代から一切変わらない。付き合ってから年月を経ても、結婚してからも、むしろ大きくなる一方な気がする。もうここ10年くらいずっと尊敬し続けている。この調子だと、きっとこのまま一生尊敬し続ける。なんだか悔しくなってきた。たまにはわたしのことも尊敬してほしい(理不尽)


彼だけでなく、わたしの周りには良い人がたくさんいる。

幸せな環境だなとは思っているのだけど、周りに良い人がたくさんいるって思っているのは、わたしが人の良いところを見ようとしているからなのかな、と思ったりもして。

誰かの嫌なところをあげつらうよりも、どうせなら、みんなの良いところを見つけて、それをすごいねって伝えて、楽しく生きていきたいなって思うから。

つまり、わたしも褒めて伸ばされたいということなんだけど(笑)


これからも、何があってもどんな時でも、悪い面を見るんじゃなくて、良い面を見つけられる人間でありたいなって思う。



今日もおつかれさまでした。




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