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無駄なスクロールから脱却して、本を読む

わけもなくスマホを手に取って、だらだらと目的もなく時間を過ごしてしまうのをなんとかしたかった。

「辞めよう」と思っても、次の瞬間にはSNSのタイムラインをスクロールしていたり、ゲームアプリを開いたりしてしまう。このままではだめだ。時間を浪費しすぎている。そう思って、スマホ内の断捨離を敢行した。

ついつい開いてプレイしてしまうゲームアプリ(「ほしの島のにゃんこ」と「ツムツム」)を潔く削除して、SNSのフォローも整理した。でも、やっぱり、なんとなく見てしまうスマホの画面。フォローを整理して、自分好みに快適に整えられたタイムラインを、ついつい眺めてしまう。

そしてまた思う。「よくない、辞めよう」と。

そこで、スマホを開いたタイミングで、SNSのアプリを起動させる代わりに、電子書籍のアプリを開くことを意識してみることにした。XやInstagramを開く前に「おっと、こっちじゃない、kindleを……」と、意識的にやってみる。たったそれだけのことなのだけれど、驚くほど日ごろの読書時間が増えた。

ここ最近、インプットの量が足りていないが故の、日々のアウトプットの質の低さみたいなものをずっと感じていた。そのインプット量不足の原因が、何を隠そう「読書ができていない」だった。読みたい本はたくさんあるはずなのに、読む時間が確保できない。積読だけがどんどん溜まっていく。

そんな状況だったのが、意識的にkindleを開くようになってから、少しずつ改善されているのを感じている。読もうと思って買った本。1ヶ月で20%くらいしか読み進められなかったのに、ここ2日で一気に80%の読了率になった。

SNSのタイムラインを眺めているよりも、自分が読みたいと思う本を読んでいる時間の方が、はるかに充実しているように感じる。同じ時間スマホの画面を眺めていることは変わらないのに、前者は「時間を無駄にしてしまった」という感覚があるのに対し、後者は「読みたい本を読み進めることができた」という達成感まである。

ほんの少しの意識付けで、生活は変えられる。今後も地道に、SNSを眺める代わりに本を読んでいこうと思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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