原田あやめ

東京・多摩の出版社「ことの葉舎」代表取締役。編集者。ライター。撮影もデザインもDTPも…

原田あやめ

東京・多摩の出版社「ことの葉舎」代表取締役。編集者。ライター。撮影もデザインもDTPもひととおり。調理師、保育士免許あり。女性の起業、仕事のほか、熊本や愛媛、東京多摩などからいただく野菜を使った料理、子育てなどについて書いています。 http://kotonoha-sha.jp/

マガジン

  • 起業・創業

    私は子育てをしながら起業し、法人化して6期目になります。これから起業したい人の参考になれば幸いです。自分で仕事を創っていくって面白いですよ。

  • ことの葉舎の言葉

    原田あやめが代表を務める会社「ことの葉舎」にちなんだ、言葉に関する話題をお届けします。

  • 文字起こし

    特に医療・製薬の文字起こしサービスについて書いています。

  • Minnaごはん ―食の情報リテラシー―

    「これは体にいい、悪い」。一つの食べ物でもいろいろな情報が溢れていて、結局私たちは、何を食べればいいんだろう? ストレスなく、楽しみながら健康を維持するごはんとは? みんなで考えるサイト『Minnaごはん』編集長のコラムです。

  • 『たまきたPAPER』の話

    地域情報誌『たまきたPAPER』に関するお話。A4/中綴じ/8-12P の地域情報誌を発行しています。

最近の記事

結構、想像以上に失わないと、生き物はいろいろ身に染みない

    • 国際女性デー

      春雪の今日は国際女性デーなのですね。 昔ジェンダーで卒論を書いた身としては、毎年目が留まる言葉です。 女性の働きやすさはOECD加盟29カ国(全体では38カ国)のうち、総合ランキングで27位。 OECD加盟国 ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、エストニア、スロベニア、ラトビア、リトアニア、日本、イ

      • 大事なことほどおもしろく

        私が代表を務める「株式会社ことの葉舎」。2007年に個人事業「ことの葉舎」を始め、10年目に法人化しました。 名前の通り、言葉を扱う執筆から業務を始めて、企画編集、デザイン、撮影、文字起こし等、言葉を発信する媒体のあらゆる業務を行うようになりました。 言葉は社会集団のコミュニケーションツール 言葉は、社会を形成して暮らす人間が、集団を保つためにコミュニケーションを行うときの、人間特有の重要なツールです。 また、情報誌や新聞、ネットを通して、ある場所から多くの個人へ情報

        • いよいよ紙が減っていて

          デジタル化なんて当然の昨今ですが、いよいよ弊社の業務もドラスティックに変わってきた気がします。 私は以前半導体関連の企業に勤めていて、パソコンやゲーム機の半導体を作る会社でしたので当然IT導入も早く、その会社ではイントラネットを立ち上げ、管理していたこともあって、WEB関連はわりあい強いです。 おかげでWEB、SNS系の仕事もすぐに対応できて、印刷の仕事がなくてもやっていけているわけなのですが。 数年前まではメインだった、パンフレットや冊子の印刷はいよいよ全盛期の半分程

        結構、想像以上に失わないと、生き物はいろいろ身に染みない

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        • 起業・創業
          12本
        • ことの葉舎の言葉
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        • Minnaごはん ―食の情報リテラシー―
          1本
        • 『たまきたPAPER』の話
          5本
        • 紙媒体が減る問題
          6本

        記事

          起業して一番よかったこと

          前期末は、いろいろなことが起きて、毎年やってきた「ことの葉舎の一人誕生日会」を忘れていました。 毎年、大好きなケーキ屋さん「ル・メナジェ」のケーキを買って、一人しみじみと祝うのです。 関係者に祝ってもらってもいいのですが、創立記念日というほどの規模でもないですし、代表以外はそれほど感無量な日でもない気がして。 さて、起業してよかったこと。 好きなことを仕事にできたこととか、安定して給与を得られるようになったことはもちろんなのですが、「世の中の仕組みが分かったこと」が一

          起業して一番よかったこと

          ワクチンを呪うな

          オーガニックにこだわる人や場所では、結構な確率で「反コロナワクチン」が発信されています。 私はコロナワクチンについて、否定も肯定もしていません。目の前で、まずは生き残らないと未来もないと思ったときに、命を守る確率が高いと判断して選択したのがワクチンを打つという防御法で、臨床試験を経て安全性が証明されているだけ、信頼性が高いので選びました。当然のことですが、第三相試験まで終わっています。 それが将来の体に及ぼす影響はまだ分からない部分はあります。今は未来ではありませんから。

          ワクチンを呪うな

          文字起こし用WEBサイトをオープン

          https://kotonoha-sha.jp/mojiokoshi/ 私は2010年ごろから数年間、文字起こしのカリスマ・廿里美氏のアシスタントをしていまして、文字起こしスキル、チェックスキルを身につけるほか、文字起こしテキストや、オンライン講座の編集運営などにも携わってきました。 しかし、当時はライターとしての業務にやり甲斐を感じていて、廿さんの下を離れ、情報誌のライターとして執筆、そのうち企画編集、WEBサイトや情報誌の立ち上げ、法人化…と進んできたのです。 ただ

          文字起こし用WEBサイトをオープン

          食を呪うな ~食の情報リテラシー~

          『Minnaごはん』というサイトを立ち上げて、これが最初はふらふらとしておりまして。 『Minna』という子育て情報誌を数年前に作ったのですが、この名前を生かして何かできないかと考えていました。 『たまきたPAPER』で食べ物記事に人気が集中するし、体にいい、おいしいものを提供するお店をいくつか取材して興味が湧いたので―という軽いモチベーション、しかしなんとなく何かになる予感がして始めたサイト。 立ち上げた10月早々、更新が止まりました。 というのも、家族が大病をしたの

          食を呪うな ~食の情報リテラシー~

          高齢者も今を生きている

          先日B'zの話を書きましたけれども、9月の半ばは熊本に帰省しつつ、仕事をしておりまして。 両親が高齢になってきましたので、様子を見に行き、休日を利用して行きたいところに連れていくなどしていました。 (母の行きたいところはコストコだったので、法人会員になって連れていきました)。 最近、帰省するたびに、いつか聞けなくなる前にと、母が駅の売店でばりばり仕事をしていたときのことを聞いてまとめたりしているのですが、ふと、「今思うこととか、昔作ってくれていた食事のレシピとか、手書き

          高齢者も今を生きている

          再び、B'zにはまってみる(結成35周年おめでとうございます)

          新しい企画を考えていて、一切ものを書かなくなる一方、「何かを始めるときは情報収集」とあちらこちらに行っておりまして。 その一環で8月、9月とB'zのライブに行ってきました。 高校生のときから好きでライブに行っていたのですが、貧乏学生になってチケットを買うどころではなく、いわゆるモラトリアムという感じで何に集中したらいいのか分からなくなっているときでもありました。 そのまま、社会人になって、結婚して子育てが始まって、起業して、目の前のことに集中すること25年。曲を耳にすれ

          再び、B'zにはまってみる(結成35周年おめでとうございます)

          ライターにもデザイナーにもたくさん会うけど、編集者にはあまり出会わないなあ…

          ライターにもデザイナーにもたくさん会うけど、編集者にはあまり出会わないなあ…

          他社のIllustratorデータを(許可されたもの)クライアント経由でもらって編集することはあるが、InDesignデータをもらうことってない。ページもの編集のいろいろな意味での複雑さゆえだけれども、リンクの置き方とか、皆さんどうなっているのだろう。人のを見たことがない。

          他社のIllustratorデータを(許可されたもの)クライアント経由でもらって編集することはあるが、InDesignデータをもらうことってない。ページもの編集のいろいろな意味での複雑さゆえだけれども、リンクの置き方とか、皆さんどうなっているのだろう。人のを見たことがない。

          なんとも頭が痛い。何が極端な思想で、何が多様な考え方を考慮した言い方か? それが私は判断できるから、今編集と発行をしてお金をいただけているけれども、その基準を人に伝えようとするとものすごく難しい。編集同士なら話しあえるのか…。

          なんとも頭が痛い。何が極端な思想で、何が多様な考え方を考慮した言い方か? それが私は判断できるから、今編集と発行をしてお金をいただけているけれども、その基準を人に伝えようとするとものすごく難しい。編集同士なら話しあえるのか…。

          芥川賞『ハンチバック』を読みました

          賞を取ったものは、なるべく読むようにしているので、芥川賞を取った『ハンチバック』も、立川に出かけたときにジュンク堂で入手しようと立ち寄りましたら、品切れ。 それほど話題なんですね。早速重版がかかっているようで。後日会社の近くのくまざわ書店にて、入手しました。 ハンチバックとは「せむし」という意味。 著者の市川沙央さんは、筋疾患先天性ミオパチーという疾患のせいで、背中が曲がっている。小説の主人公もそうです。 重度障害者が賞を取ったというので余計に話題性があるわけで、障害者

          芥川賞『ハンチバック』を読みました

          熊本・菊池電車の母

          18歳で熊本から上京して、48歳になろうとする今、私は東京都下で地域情報誌を発行をする仕事をしている。子育てをしながらフリーライターとして活動し、子どもが小学生のときに情報誌を立ち上げ、中学生になるころに会社をつくり、6期目だ。 今も両親の住む熊本には、年に1、2回帰省する。合志市の実家まで、5、6時間の移動時間になる。 阿蘇くまもと空港からの帰路数年前までは、車で父母そろって空港へ迎えに来ていた。最近、父は眼底出血で右目の視力がほとんどなくなり、運転しなくなった。母は5

          熊本・菊池電車の母

          Threadsをはじめました

          写真は、近くの神社の「願掛け風鈴」です。撮るのに夢中で、願を掛けてくるのを忘れました。もう一度行かなくては。 さて、SNSを強化していかなければいけないな、とか、個人的にも違う広がりがほしいな、と思っているところに、メタのThreadsサービスがはじまり、早速登録しました。 個人的には、TwitterやFacebookをこれからはじめるのは今更というか、昔からやっている人たちのやや排他的な連携の中に頑張って入っていかなければいけないような息苦しさがありまして。Twitte

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