起業して一番よかったこと
前期末は、いろいろなことが起きて、毎年やってきた「ことの葉舎の一人誕生日会」を忘れていました。
毎年、大好きなケーキ屋さん「ル・メナジェ」のケーキを買って、一人しみじみと祝うのです。
関係者に祝ってもらってもいいのですが、創立記念日というほどの規模でもないですし、代表以外はそれほど感無量な日でもない気がして。
さて、起業してよかったこと。
好きなことを仕事にできたこととか、安定して給与を得られるようになったことはもちろんなのですが、「世の中の仕組みが分かったこと」が一番よかったように思います。
法人のつくり方、社会保険や雇用保険の仕組み、労災、税金、会社をやらなかったら知らなかったことがたくさんあります。雇用される立場とは理解の深さが違う。
これらを理解していると、プライベートでも視点が違います。夫が会社員であれば、彼がどのような立場にあって、何かあったときに何を請求する権利があるのか、よく分かる。ちゃんと申請しないともらえないものもありますから、家計にダイレクトに関わってきます。
制度だけではなく、ものがどういう流れで売られているのか、広告はどのような視点で作られているのか、ネット記事の信憑性(これは編集だから分かるという面もあります)。
ちゃんとした情報が少ないネット社会にあって、経営して、編集してという立場は、情報を選ぶ目を養うことになりました。
メディアリテラシーの重要性を最近非常に感じていて、そのことについても発信していきたいと思います。
情報を選ぶ目。よく生きることにつながります。
原田あやめ
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