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らぶどらっぐすとあ

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ただただ詩をまとめてます(^ー^)
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#小説

詩   大人っぽい

詩 大人っぽい

⁡⁡
⁡⁡
⁡はかなく時間は過ぎ⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡⁡
⁡⁡


⁡⁡
⁡ほどなく経験だけは⁡
⁡積み重なり⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡⁡


⁡⁡
⁡⁡
⁡ぬるい感情に⁡
⁡心地良さを覚えては⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡⁡
⁡⁡

⁡⁡
⁡⁡
⁡人は大人になる⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡

⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡たいがい許し⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡⁡

⁡⁡
⁡たいがい流し⁡
⁡⁡
⁡⁡

もっとみる
詩     弱虫パーティ

詩 弱虫パーティ

発展途上で
リタイアする

弱虫集まれ

弱音を吐こうよ

分かり合おうよ

無い知恵絞って

言い訳を出し合おう

明日へ

明日へと
生き延びる

理由が必要でしょう

早く集まれ

今夜

弱虫だらけのパーティに。

詩   ふらいと

詩 ふらいと

飛び出せ

飛び立てと
人は言う

飛び立つ勇気を
賛美する

だけど

重要なのは
着地

着地よ

誘導灯のない
鬱蒼とした森を抜け

がんじがらめの
低空飛行

後光が射す
あそこをめざして

着いたもん勝ちの
夢のフライト

そう

重要なのは着地

着地よ

詩     こな。

詩 こな。

人は燃えると
骨になる

儚く砕けて
粉になる

心は燃えると
情熱になる

鼓動が高ぶり
欲がでる

人が最後に
燃える時

残るのはそんな
欲の粉

愛だろうが
思い出だろうが
そんな粉になるんだよ

わたしもきみも

そんな哀れな顛末だから

今ある全ては
大した問題じゃない

今ある苦痛なんで
燃える前の
お楽しみだ

人は燃えて
心を連れて

哀しみの欲の粉となり

空に散らばり
消え

もっとみる
詩      こきゅう

詩 こきゅう

はぁぁって
ため息をはくと

悲しい気持ちに
なっちゃうから

ふぅぅって
唇とがらせる

うまくいかない
環境に落胆はやめて

子供みたいに
すねながら

意地っぱり装って
無理してでも
歩きたい

そしたら

次に吸い込む時の
空気は

力強くて
おいしくなるような
気がするの。

詩 コピー

詩 コピー

複製品の引力に

引っ張らるのは楽

周りと同じに

成り下がるのは楽

ありきたりを

破壊しながら

突き進むって

毎日

新しい自分を

創造していくイメージ

そんなの

楽なはずないよね

毎日昨日の自分を

超えなきゃなんないんだもの。

詩 来る日も来る日も。

詩 来る日も来る日も。

浮ついて

ほわんほわんする気持ちと

身体の内側から

グッと締め付けられる気持ち

気付いたら

空見て

あれこれ想像したりしてる

恋愛って

複雑極まりないけれど

感情が生まれちゃうのは

仕方ない

正解なんてなくて

正解なんていらない。

詩    5分前

詩 5分前

眠りに落ちる
5分前

起きなきゃいけない
5分前

ご飯が出来る
5分前

誰かと約束
5分前

バイバイの前
もう少し居たい
5分前

自分が
凝縮されて
密度が濃い5分前

ワタシは好き。

詩     大それない

詩 大それない

大それた
会話ではなく

それとない話を
するのがいい

小さい悩みとか
愚痴とか

今日の出来事とか
好きな話題とか

大それない
話を
するのがいい

そう言うのが
好き。

詩     real

詩 real

ふと呼ぶ名前に
答える声

他愛もない会話の
トーン

何より
こっちを見る
眼差し

それが暖かいと
嬉しい

人は

作らない部分に
全部が入ってるものだから

気を抜いた瞬間に
優しい人が

間違いなく
幸せをくれる人。

詩     なっしんぐ

詩 なっしんぐ

何も
思うことがない日は
無理に悩みを作らなくても

目の前の事例を
こなしていれば
それでいいみたい

楽しいことだけには
前のめりになって

わざわざ不安を
探さない

悩みなしで
今日もこなそう

元気な人って
そゆものじゃない。

詩    ゆらゆら

詩 ゆらゆら

あのこに
ラインも打ちたいし

読みかけ雑誌も
読みたいし

ドラマの続きも
気になるし

冷えたお水も
飲みたいし

でも
もうダメ

眠りに誘われ
ゆらゆらしてる

ああ
動きたくないの
この瞬間が

いちばん
気持ちよくて

いちばん
幸せ

やりたい事は
明日の自分に
お任せして

今夜は
ゆらゆら
おやすみなさい。

詩    あびる

詩 あびる

太陽を浴びる

月光を浴びる

火照った身体で
シャワーを浴びる

気持ちが良いものを
浴びていたいなら

ただひとえに
黙っていよう

言葉を浴びるは
そぐわない

心地よく
ありたい時には

もう
静かに
静かに。

詩   立ち位置

詩 立ち位置

小さい頃は
背の順に並んだ

大人になって
生きた順に並んだ

名前を呼ばれる
順に並んで

背中を見ては
並んで
立ち位置を確かめた

もう
並ぶ必要のない今

自分の立ち位置は
人の背中を
見る場所じゃなくて

人と向き合える位置

きっと人の
正面だろうね。