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Soup Stock Tokyo「女川産さんまのつみれスープ」!!

今週11/15から、数量限定で展開されているメニューです。

これは絶対好きなやつ…と分かっていたので、機会を狙っていました。

そして先日、無事食べてきました。期待を上回るさんまつみれの旨み。アゴだしとさんま魚醤が最高に利いていて、なめこ、焼いたネギのゴロっとした食感も楽しめます。ガパオライスにナンプラーをたっぷりめに加える人間なので、さんま魚醤が入った食べ物など好物に決まっているのです。

柚子の香りと、とろろも、ナイストッピングでした。


「女川産さんまのつみれスープ」は、提供が開始されてから今年で11回目。10年の間に、秋刀魚は、いつの間にか庶民の食べ物から高嶺の花へと変化を遂げてしまいました。それでも、女川町の皆さんとスープストックトーキョーの気概で、一度も欠かさず毎年秋に販売されてきたそうです。

女川町は、宮城県東端の小さな港町。目の前には世界の三大漁場といわれる三陸の海が広がり、豊かな恵みと共に人々の生活があります。特にさんまは、全国でトップクラスの水揚げ量だけでなく、良質なものを見極める目利きが多いことで知られ、「女川さんまは一味違う」とプロの間でも一目置かれています。(引用:Soup Stock Tokyo「産地だより」)

こういった経緯を知ると、生産者の方々への敬意や、Soup Stock Tokyoへの愛着がより一層わいてきますね。自分が掬ったひとさじのスープ。ここに至るまでに数多の想いが込められてきたことでしょう。表には出ない苦労も、きっとあったに違いありません。
今年は、秋刀魚の値段が軒並み高く買えそうにないので、これが初秋刀魚かつ秋刀魚おさめとなりそうです。

メニューを見るに提供は今週いっぱいのようですが、特集記事のリンクも下に貼っておきます。

元々Soup Stock Tokyoは好きで、機会があれば足を運んできたのですが、『カンブリア宮殿』で三菱商事初の社内ベンチャーとして生まれたことを知りました。「1998年、スープのある1日」と題された22ページからなる物語形式の企画書が作成されたのが、始まりだったそう。徹底したコンセプトや、柔軟な商品開発ぶりには本当に拍手を送りたい気持ちです。


10月に食べた『長崎県五島産すり身団子のスープカレー』も美味しかったなぁ…。規定サイズに満たないなどの理由により流通にのらない魚の総称「未利用魚」ですが、適切に調理しないと独特の臭いがあります。すり身にし、調理に工夫を凝らすことで、提供できるレシピに完成したんだそう。ちなみに、こちらも魚醤が使われていて、カレーだけれども「和」のテイストも強く、個人的に大当たりでした。


これからも、店がなくならない限り、通い続けたいです。

Soup Stock Tokyoに関わる全ての人と、食事を楽しめる環境にナマステー。

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