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《世界史》

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《世界史》で書いた記事をまとめてます。
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#フランス

《世界史》七月革命とマリー・テレーズ

《世界史》七月革命とマリー・テレーズ

こんにちは。
Ayaです。
ナポレオンの失脚後、ルイ16世の弟プロヴァンス伯がルイ18世として即位します。その王族メンバーにはマリー・アントワネットの娘マリー・テレーズがいました。

マリー・テレーズ(1778〜1851)

マリー・テレーズは1778年ルイ16世とマリー・アントワネットの第一子として生まれます。第一王女の称号である『マダム・ロワイヤル』として愛されていました。我儘な性格でしたが、

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《世界史》フランス皇帝ナポレオンと家族

《世界史》フランス皇帝ナポレオンと家族

こんにちは。
Ayaです。
今日からナポレオンと家族、女性たちについてまとめます。初回の今日は彼の業績と彼の子ども、妹についてまとめます。

ナポレオン・ボナパルト(1769〜1821)

ナポレオンは1769年フランス領コルシカ島で下級貴族の家に生まれます。フランス領と言っても、イタリアに近いので、もともとの名前はナポリオーネ・ブナオパルテと言います。両親の間には5男3女が生まれており、彼は次男

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《世界史》ロココの女王ポンパドゥール夫人

《世界史》ロココの女王ポンパドゥール夫人

こんにちは。
Ayaです。
今日はルイ15世の愛妾たちについてまとめます。

ルイ15世(1710〜1774)

ルイ15世は1710年ルイ14世の孫(プチ・ドンファーン)の次男に生まれます。生まれたときは王位継承順位は低かったですが、祖父(グラン・ドンファーン)の病死後、麻疹で父と兄が相次いで亡くなり、ルイ14世の跡継ぎとなります。1715年曽祖父のルイ14世が崩御したため、5歳にして即位します

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《世界史》太陽王ルイ14世と鉄仮面

《世界史》太陽王ルイ14世と鉄仮面

こんにちは。
Ayaです。
ルイ14世については2回に分けて取り上げます。初回の今日は彼の実績と『鉄仮面』の正体についてです。

ルイ14世(1638〜1715)

1643年わずか4歳で即位したルイ14世ですが、その治世は最初から波瀾万丈でした。当時亡きリシュリューが始めた三十年戦争への介入をその後継者マザランが引き継いでいましたが、度重なる重税に民衆や貴族が怒り、1648年反旗を翻します。これ

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《世界史》ルイ14世と女性たち

《世界史》ルイ14世と女性たち

こんにちは。
Ayaです。
太陽王ルイ14世ですが、数多くの女性と関わりました。今日はその女性たちとの関係についてまとめます。

''初恋の女性"マリー・マンシーニ(1639〜1715)

ルイ14世が若い頃、苦労していたのは前回のとおりです。その頃の恋人がこのマリーで、彼女は宰相マザランの姪でした。イタリア生まれのマザランの姪たちは『マザリネット』と呼ばれ、フランス女性とは違う美貌で知られており

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《世界史》灰色の枢機卿リシュリュー

《世界史》灰色の枢機卿リシュリュー

こんにちは。
Ayaです。
アンリ4世の死によって、マリーは息子ルイ13世を摂政として補佐することになりました。遠縁のカトリーヌ・ド・メディシスのようになるかといえば、意欲的にも能力的にも不可能でした。

リシュリュー枢機卿(1585〜1642)

最初は夫アンリ4世の残した重臣たちを留任させたマリーでしたが、そのうちイタリア人のコンチーニという人物を重用し、人々の顰蹙を買いました。これはすでに成

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《世界史》良王アンリ4世

《世界史》良王アンリ4世

こんにちは。
Ayaです。
1589年アンリ3世が暗殺され、義理の弟アンリ4世が後継者となります。しかし、彼はユーグノーだったため、人々の支持を得られませんでした。仕方なく彼はカトリックに改宗し、即位します(アンリ4世)。信教の自由を認めるナント勅令を発布するなど、荒廃していたフランスを立て直しに奮戦し、『良王』と言われます。今回は彼の女性関係についてまとめます。

アンリ4世(1553〜1610

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