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音楽の道を決めて音大に入るまで【中編】

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
教室でお世話になっているギタリストさんから美味しいギンシャリご飯のお店を教えてもらいました♪日本人で良かったと思える瞬間ですね( ´∀`)

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さて、前回は中坊の中島が音楽の道を進もうと決断した経緯についてお伝えしました!

前回の記事、まだ読んでいない!という方は、【こちらをクリック♪】

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本当に、ゼロからのスタートだったんですよ、、、
ただ、一度決断すると、不思議と「迷い(もしダメだったら)」とか「弱音(もうしんどい)」を吐きたいなぁ〜、、とは一切感じなかったですね。
それが今でも不思議です。
それに、まだ受験していないのに『来年は群馬出てるから、〇〇して、〇〇も用意して』など、受かった前提で周囲の人に話していた記憶はあります。(親に反対されている段階で)

まぁ、もともと18歳になったら群馬を出る!とは決めていましたが、、、( ̄▽ ̄;)
そんな我が道を突っ走っている中島が起こした行動とは!?今回は続きをご覧いただけますと幸いです!!!!

<一番最初のレッスンは恐怖政治>

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さぁ、憧れのクラリネット奏者に弟子入り!と思いましたが、ちょうどオススメの先生がいる!と顧問の先生のご紹介で、急遽大宮にレッスンへ♪
ただ、、、、、、最初の個人レッスンが強烈すぎたのです。。
世代によるのかもしれませんが、

・レッスン室の壁に殴ったあと(クローズゼロの校舎?)
・譜面台蹴り飛ばされる
・分厚いスコアを投げてくる
・怒鳴り散らす声がレッスン室からだだ漏れ
・意見言えない
・投げてくる楽譜を避けてもめっちゃ怒られる
・決めセリフは「私の経歴に泥をつける気か!?」
・・・いかがでしょう???
もう時効だから良いかな?
おかげで、私は楽しいレッスンというものがいまだにピンとこないのです笑
先生は、弟子全員に上記のような感じのレッスンを行なっておりました。

当然、ただでさえ音階がおぼつかない中島は、もはや普段以上に音が出ないというより、恐怖で息が入らない!!!!
ずーーーっと罵りられた記憶はございます。

<チェンジ!!!>
顧問に事情を話して、ようやく習いたい先生の連絡先をゲット!、その日に自宅の電話からその先生の携帯にドキドキしながらかける中島。
すぐ出ました笑

先生「・・・はい?」
中島「あの、〇〇中学校のクラリネットパートの中島です!」
先生「あぁ!中島!?どうしたの?」
中島「あの、私、音楽の道に将来進みたいと思ってます!クラリネットで音楽大学行きたいです!でも、全然吹けなくて、、、先生の弟子にしてくれませんか?」
先生「そうなんだ?いーよ!とりあえず、来週どこかで楽器持ってウチにおいでよ!」

そんな感じですぐ決まりました(笑)

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ちなみに親にはなーんにも言ってません。ここから先は全て【事後報告】になります。
親には「来週から〇〇市に住んでいるクラリネット吹いている〇〇さんの家に行く事になったから!」しか、伝えていないような気がします。。
親も『は?誰!?』となっていましたね( ̄▽ ̄;)

<ピアノ講師?バッチリおさえたで!>

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これに懲りず、「今度はピアノ講師をゲットしないと!」と思い立ちまして、友人の紹介でヤマハ講師に相談。
そして、あっさりピアノ講師とレッスンスケジュールと音楽理論のレッスンも決めていきました。
親には「来週夜9時から毎日ヤマハ通うことになったから、お月謝ちょうだい♪」とだけお伝え。
親も『は????また???』状態。

<声楽&ソルフェージュ講師確保したで!>
よし!ソルフェージュと声楽も習わねば!!!!でもどうやって見つけよう???
そんな時、ちょうど、友人のお母様の知り合いが、洗足学園で声楽を教えているとのことで、直々にアポ取り♪
ご自宅で談笑しながらお願いして、こちらもレッスン開始!!
親には「来月から〇〇市に住んでいる〇〇さんのお宅にいって歌を習ってくるから、お月謝ちょうだい!」とお伝え(笑)

とまぁ、怒られながらもこうしてそれぞれの講師を確保して、スケジューリングとお月謝を決めてレッスンが開始となるのでした。


<部活に時間を惜しんではならない>
高校に入るまでは、吹奏楽の強豪校まではいかないですが、活動が盛んな部活にいました。
高校もがっつりブラスをやりたかったのですが、受験となると、部活をしている場合ではない。何せ、レッスンの時間と個人練の時間の確保も必要だ。
でも合奏したい、、、、!
てなわけで、ここは失礼だが、あまり活動的(?)でない吹部(失礼)で楽しく合奏して、ガッツリ自身の練習時間は確保しよう!
そう決めて、部活<自分の練習・レッスンに優先順位を決めて行きました。

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でも、今になって思う事は、吹部に入っていなかったら、気分転換もできず変なプレッシャーに押し潰されていたかもです。
部員の仲間は今でも交流があるくらいとっても大切な仲間♪レッスンもいつも応援してくれた大切な仲間となっております!

<状況は整った!いざ!レッスン!!!!>
さて、各パートのレッスンも決まり、いよいよ受験に向けて猛烈な日々の幕開けです。。。

<高校時代のルーティン(朝起きてから就寝するまで)>
とりあえず、さっとルーティンを
・5時起床
・6時出発
・朝練習(楽器)
・授業(学校の授業6時限目くらいまで)
・補講授業(受験対策)
・部活(ほとんど受験のための個人練)
・帰宅後塾(お願いして、いつも短時間に切り上げてもらってました)
・個人練
・日替わりのレッスン(月:ピアノ、火:音楽理論 水:ピアノ&音楽理論 木:声楽&ソルフェ 金 クラリネット&ピアノ 土:声楽&ソルフェ 日 個人練&クラリネットの時もあり)
・学校の課題(塾と学校の宿題)
・レッスンの宿題(楽典メイン)
・就寝
てな感じかな?うっすらな記憶。でも毎日深夜2時くらいには眠れたかな?
バイトしている時間はなく、まして平日は友人とプリを撮っている時間もなく、土日の部活の終わりから夜のレッスンまでの時間が、唯一遊びやデート(?)の息抜きの時間だったかな?
でも、不思議と充実していて楽しかった記憶しかありません。レッスンでは怒られたけど(笑)
ただ、いっつも寝不足でしたね( ̄▽ ̄;)
音高なら、普通の授業にソルフェージュやレッスンも学べるから、個人練習の時間とかもっと有意義に使えるんだろうなぁ、、でも負けない!!!とは思っていたかもです。

<ピアノがない?グランドピアノを借りれば良いじゃない!>
ピアノを全く所持していないわけではな買ったのですが、【電子ピアノ】しかなかった中島。
しかし、音大に受験するなら、せめてアップライトを、、と毎回講師には釘を刺されておりました。
そんな中、顧問の先生が視聴覚室の責任者という事もあり、受験までの間、私に視聴覚室のグランドピアノを貸し出してくれたのです。
「授業以外の時間使っていいよ」とおっしゃってくれたお陰で、合間に練習に取り組むことが出来ました。本当に感謝しきれないほどです。。

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<大学に行くまで家族にはずっと反対されていた>
上記のようなルーティンを毎日3年間行なっておりました。不思議と風邪は全く引かない健康体なJKでした(⌒▽⌒)
なんだかんだ、受験してから合否が出るまでは反対されていましたね。
レッスン受講している時も、「今なら普通の大学に行っても良いのでは」「音大以外なら授業料出してもいいから」などなど、、

いや、分かるのよ!心配だよね?
でも、【自分で決めたことだから、行動で示すしか説得の余地はない】そう感じていたのかもしれません。
そして、高校3年生の三者面談。母は「私はこの子のいく道を応援します。」と担任に伝えた時、ジーンと湧き上がるものがありましたね。
よし!ひたすらがんばろう!と。

<眠すぎて聴音を3回目あたりから寝る時間に充てる>

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とは言え、塾行って練習してからのピアノレッスンは、、、、、、眠い!!!!!
クラリネットなら吹いているから意識はあるが、聴音の時間はとにかく心地よい「子守唄」にしか聞こえません!!
聴音は、先生が5回メロディを弾いてその間に耳コピして譜面に書き起こす作業。試験に必ず出ます。
私は少しでも眠りたくて「3回で仕上げてあとは少し眠る!」と決めて、無理やり行なってました。笑
ただ、先生も気がついているのか
先生「あやかちゃん、今寝てた〜?」
中島「いや、寝てないっす!!」
先生「寝てたね?」
中島「考え事してました!!!!」
ていうもはやコントをしておりました、、、

次第に先生も私が寝ないように変拍子のリズムを持ってくるではありませんか!!!!
ある意味鍛えられましたね、、(゚o゚;;

<夕ご飯は3年間ずっと電車の中>
晩ご飯は、レッスンに行くためゆっくり取ってられません。
また、満腹にしてしまうとレッスンで爆睡します(←おい)
田舎の電車は終電近くなると人も少ないので、よくデイリーヤマザキの「肉まん」を頬張ってましたね。
レッスンに手応えのあった日は「チーズ肉まん」!か「豚の角煮肉まん!!!」

<やっぱり仲間最高!>
吹部のみなさんには支えられてましたね、、!
「なかちゃん、今日レッスンでしょ?片付けやっておくから、もう行きな!電車もうすぐだよ!」
など、いつも後押ししてくれた気がします。
今日も楽器を続けているのは、みんなへの感謝もありますよ!!(⌒▽⌒)

<結果的に辛くはなかった&辞めたいとは一切感じなかった>

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こんな常に寝不足と勉強と課題とレッスンに追われる毎日ですが、嫌だと感じたことはありませんでしたね。
いや、感じる暇がなかったのかもしれませんね。

またまた長くなってしまったので、次回はいよいよ最終編!
どうやって音大を選んだのかについてお伝えしていきます!!

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