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目標を映画の1シーンのように描く

わたなべあやかです。

コーチングスキルや心理学をビジネスや仕事に活かしたいマネージャーリーダーの皆さんに向けて情報発信しています。

今回のnoteは、
コーチングでの目標の描き方について解説していきます。

目標設定は制度になっている会社もあり、おなじみの方も多いと思います。

しかし、コーチングでの目標の描き方は普段の目標を立てる時のそれとちょっと違いますので、どんな風に違うのか書いていきます。

ワクワクする一場面を切り取る

コーチングでの目標の描き方の特徴。
それは映画の1シーンを描くように詳細に場面を作り上げていくということです。

目標を達成した後の、
その人の生活の一場面を切り取ります。

未来どこかの地点で、
一体どういう一瞬を生きていると、自分はワクワクするのか。
それを徹底的に作り込んでいきます。

映画の1シーンのように達成イメージを描きます

達成イメージを映画の1シーンのように描く

では1シーンを描いていくとはどういうことか。
もう少し具体的にみていきましょう。

  • 主人公である本人は、誰と何をしているのでしょうか?

  • どんな場所にいるでしょうか?

  • どんな会話がなされ、お互いにどんな心境でいるのでしょうか?

  • このシーンからどんなが聞こえるのでしょうか?
    セリフは、BGMは、効果音は?

こんな風に、事細かにその1シーンを問いかけていきます。

1シーンを描くように目標達成後のイメージを描いていくと、
本人にとって最もワクワクする未来図を描いていくことができます。


感覚と直感でワクワクにたどり着く

この目標の描き方は、より達成イメージを具体的ににできるというメリットもあります。

しかし一番大きいメリットは、
本人の感覚と直感にアプローチできるということです。

普段皆さんが目標を描く時はどんな風に考えるでしょうか?

  • 今の自分に何ができるだろう?

  • 周囲から求められていることは何だろう?

  • 自分の立場から今何をするべきだろう?

  • 自分の将来の為に今何をするべきだろう?

実現性やこの先の戦略を意識しながら組み立てていくことが多いのではないかと思います。

コーチングで目標を描く時は、
そういう頭でっかちな感じを全て取り払って、思いっきり感覚で描いていきます。

以前のnoteで
脳の活動の約95パーセントは無意識に行われているということについて触れました。

感覚や直感で描いていくことで、
自分でも認識していない本音がポロッと出てくるものです。

あぁ、自分こういう状態になりたかったんだ…!
という気づきに繋がっていきやすいのです。


1シーンを描くように一緒に目標を描くというのは、普段のコミュニケーションではあまりないことなので、異質に感じる方もたくさんいらっしゃると思います。

しかし、こういった問いがいかにワクワク感を触発するか。

ぜひ一度体験してみて頂けると嬉しいです。


1シーンを共に描いていく為の質問の具体例や解説を後日まとめる予定です。
また宜しければ、読みに来てください。


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