「発達障害の大人を理解してほしい」その訳
前回の記事で、発達障害の大人と分かり合うのは難しいけれども、四つのことに配慮して仲良くしていこう
なんていうnoteを書きました。
それには訳がありまして
ASD、ADHDとされる人には、必ずと言っていいほど突出した才能があるからなんですね。
前回、そこまで書きたかったのですが長くなりすぎたため、今回書いてみたいと思います。
ASD、ADHDさんにはこんな力があります。
◯もともと目で情報を理解する力が強い人が多いため、視覚認知に優れている。
◯五感が鋭い人が多い。(耳が良いため楽器がやたらうまかったり、視覚認知の強さから対象をよく捉えるため絵がうまかったりしますよね。)
◯集中力が人並み外れている。
◯好きなこと、得意なことならずっとやっていられる。
◯好きなこと、得意なことに専門的な知識がある。
◯日本人的な「出る杭は打たれ」ないよう「空気を読む」力に惑わされず、ぐいぐい自己アピールができる。(これはADHDの方が得意かな)
このような特性や才能をいかんなく発揮することができれば、社会全体を押し上げることができるすごいポテンシャルがある!
と思っています。
なのですが、前回書いたような、特性ゆえのつまずきやすさ、そのことに対してのフォローが皆無であることから
たくさんの才能豊かな方が、「能ある鷹は爪を隠す」どころか、人と会うことを避けたり、引きこもっている現状があります。
そのことを本当に、何とかしたい‼️
心からそう願っているし、
やっぱり個性的な子どもたちのフォローと、そんな子どもたちが安心して力を発揮できる場が必要との思いから、フリースクール兼コミュニティハウスを作りたいと思っているのです。
教師をしていた頃、相談を通してたくさんの発達障害の子ども(小中学生がメイン)に会いました。
そんな子どもたちが、フォローのない状態で放っておかれていたり、フォローしようとはされていても遠巻きにされていたり、結果、不登校の状況にあったり。
そんな姿を見るにつけても心が痛んで
発達障害の子どもたちや、繊細な子どもたちがのびのびできる場所を作りたいと思って思い切って退職しました。
現在はフリースクールで短期間勤めさせてもらっています。
任用期間もあと2ヶ月ほどとなり、本気でコミュニティハウスの場所を探そう!との思いを新たにしているところです。
その候補として蔵つき物件を見つけたので今度見に行きたいのですが
まだ見てもいないのに早くも「借りたい」とのお声があり笑
どうなるかわからないけど、このプロセスひとつひとつ、楽しもうと思っています。
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