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母と娘

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母と娘への思いを書かせていただきます。 生まれ育ててくれ、さらに一緒にお仕事まで母には感謝です。 母からもらった愛を私から娘に。
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記事一覧

がんは身近な病気

がんは身近な病気

母をがんで亡くして、癌が身近になってしまいました。
近い人をがんで亡くしたという方、多いと思います。

母の闘病の間、薬剤師として、がんについても知識を深め、どのように中医学で対応すべきかを考えさせられた日々でした。

母の経過をみて、がんの怖さが身に染みました。

私のなかで、母のことが落ち着いて、がんについて伝えておくべきことを、一度まとめてみたいと思いnoteしました。

がんはCanser

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発達障害?通常?境界ない世界へ

発達障害?通常?境界ない世界へ

ここ最近の漢方相談で、発達障害と診断されたママが、普通級から特別支援学校に変わるため、家族で引っ越しもされると聞きました。

お子さんが幼稚園までは、何とか頑張れたのですが、小学校に入るとどうしても課題や宿題ができずに、先生から指摘をされ、お子さんを叱ってしまうという日々だったと聞きます。

今まで仲良く遊んでいたお友達が、だんだん離れていき、ママ友も同時に離れていき、ママはとても悲しかったそうで

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妊活の方へ 終えてからこそ伝えたいこと

妊活の方へ 終えてからこそ伝えたいこと

タイトルを何回も考え直してしまいました。
伝えたかった気持ちを書きます。

妊活を頑張った経験のある方は、その気持ちが分かると思います。

結果が出る出ないに関わらず、終わりが来るあるいは終わりにするまで、頑張りきるしかないことを。

妊娠という願いが叶う時、叶わなかった時の2パターンを想定して、日々揺れ動いていることを。

ひな祭りは母の命日でした。
親心に今頃気がつき、書き留めたくなりました。

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ミックスマーマレードを作りながら

ミックスマーマレードを作りながら

母のお供えにあったパール柑とオレンジをやっと口にする気持ちになりました。パール柑は天草(熊本)のハッサク系のみかんです。

このままでは腐ってしまうだけだからって、皮をむき始めました。

大量にあるオレンジは美味しい時期を超えてしまったもの。パール柑は皮が厚く冷所に長期置いてあったと思えない瑞々しさです。

オレンジは皮をむいてそのまま食べようと思いましたが、あまり食べ進みません。
沢山オレンジを

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心が入った食事しか身体に届かない

心が入った食事しか身体に届かない

心の不調が体調に影響している方が、コロナの流行から増えています。
中医学で“心身一如”と言いますが、心とカラダは同調しています。

中医薬の日の記念事業で10月31日に配信したYoutubuにて、以下のお話をしました。よければ再生できますので、ご覧下さい。

今回、盛岡で開催となり、震災後10年、コロナ禍での意味ある事業にしようとなりました。

私が養生についてのテーマをいただき、何をお話ししよう

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3歳までの1000日余り

3歳までの1000日余り

感情の引き出し感情の引き出しが増やすのは、3歳までが勝負と聞きました。

子供の感情表現ができるようになると、2歳のいやいや期が来るようです。

娘が2歳過ぎてから、こちらの都合通りに事が運ばず、自分のしたいことを出来ないと、真逆のことをして親を困らせます。

困るというほどのことではないでしょうが、こちらとしては事が進まずイライラ。。。

先日、保育士の方に

「3歳になるまでに感情の引き出しを

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今には絶対戻れない

今には絶対戻れない

当たり前だが、今を生きている実感をしなければ、後から振り返れない。

いつも先のことを考えて、今を生きていた。
やっと、今を感じられるようになった。

仕事は今だけをこなすだけでなく、先を考えていないと!って、自分を奮い立たせてばかり。
今は先に向かうための時間で、楽しみは先に取っておこうとしていたようだ。

でも、それではいつ楽しむの?
何か達成したら楽しむつもりでは、一向に楽しめないかもしれな

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お母さんお疲れ様でした。

お母さんお疲れ様でした。

取材していただいた写真。貴重な一枚になりました。

母とお店を一緒に始め、薬膳スープカフェを担当、私は漢方相談専門薬剤師として、二人で頑張ってきました。
2年後に父が家具職人から登録販売者に転職、カフェと薬局を手伝って、10年目の写真です。

まさか、その半年後に母が癌を宣告されるとは、思ってもいませんでした。

取材の完成本をいただいた時は、母も一緒に読んでいました。鈴木信行さんありがとうござい

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謎の痛み、母の手当を思い出す

謎の痛み、母の手当を思い出す

娘と母が手を繋いでいたハーフバースデー。
孫となんなんな〜したいと言っていました。

あれからもうちょっとで2年になります。

話は変わりますが、側弯症とストレートネックがあり、写真の様に腰に左右差があり、右手の痺れは数年来。
冷える11月頃から3月頃まで出やすかったのが、今回は3月から左側の憎帽筋がどうにも痛み、肘まで痛みが走る様になりました。

3月中から始まった肩甲骨の間の左側の筋肉痛。

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プログラミングされたような寿命。

プログラミングされたような寿命。

母のことを思わない日はない毎日です。

母が74歳になり、今まで通常に生活していたことが嘘のように、体調が悪化しました。とても残念で、後悔ばかりの日々でした。

後悔している私に色々な方から、励ましの言葉や慰めの言葉をいただきました。その中で、鍼灸師の先生からの言葉が妙に納得してしまいました。

それは、

「プログラミングされたように病気が先に走って行ったね、、」

どういう意味が後で噛みしめて

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顔に力が入りすぎる娘

顔に力が入りすぎる娘

1年前に気がついて、脳波を調べた方が良いのか??1歳になった頃。

主治医に聞いてみました。

その前に看護師さんにも聞いてみると、同じような答えで、そうでもないか放置した事実です。

それは、顔に力が入りすぎること。

歯を食いしばったとき、顔から肩にかけて力が入って、小刻みに震えているような状態です。

どんな時に起こるかなと注意してみていると、ご飯を食べるとき、母親の私を見るときが多いことに

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ひな祭り…3は母の忘れられない日

ひな祭り…3は母の忘れられない日

母は桃の節句の3月3日に他界しました。

娘が生まれてすぐに、ひな人形を買わなくちゃと言っていましたね。娘が1歳になり、ほどなくして母の病気が見つかりました。

余命1年、手術をすれば5年生存率50%。

コロナの影響か、手術に迷っているうちに、返答なしで手術日程が大幅に延期されました。これが運命の分かれ道になるとは、後になって分かりました。

近くの病院へ転院してからは、穏やかながら苦しい毎日だ

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