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漢方相談では、女性の体の変化を、いかに楽しみながら過ごしていただくか、「花の命は結構長い!」をモットーに輝き続ける女性のサポートをしています。女性が幸せになれば、必ず男性も幸せになると信じています!漢方薬局 綾心あやごころhttp://ayagokoro.com

マガジン

  • 母と娘

    母と娘への思いを書かせていただきます。 生まれ育ててくれ、さらに一緒にお仕事まで母には感謝です。 母からもらった愛を私から娘に。

  • 花の命は結構長い!漢方で女性応援💕

    アラフィフで更年期も気になり始めた矢先でしたが、娘を授かり、育児と漢方相談を頑張っています。女性はいつまでも輝き続けて、周りに元気を配って欲しいと願って、悩みの解決の糸口になればと思います‼️

  • 漢方の生活改善レシピ

    漢方薬は体質改善とされますが、生活養生7割、漢方薬3割の効果と言われます。生活養生の考え方が大切です。人それぞれのライフスタイルがあり、やり方は様々。取り入れやすい考え方をお伝えしたいと思います。

  • お肌や美容のお悩みに漢方で!

    中医学の考えをもとに、日常出てきやすい肌トラブルや美容トラブルについて書いています。

最近の記事

子は親を選べない、親は子を選べる?

よく母が「子供は親を選べないからね」と、子供のころは意味を理解できず流していました。 母は、子供の希望を叶えられない親で申し訳ないという気持ちでいっていたのでしょうか。 わが娘は5歳で、2歳くらいの言語力、3歳くらいの運動能力、頭と体の発達を足して5歳くらいなのかな。 発達がゆっくりのダウン症は、 「可愛い時期が長いよ」と産む前から聞いていました。 そのため、焦ることをせずに今まで過ごせてきたのかもしれません。 発達支援で、療育を受けていると、 「小学生になる前に」

    • 更年期以降のお悩み事解決にプラセンタを中医学的に考えてみた

      更年期に入り、人生の秋になったと感じます。 更年期は突然の不調、関節の痛みなどお悩み事が増えます。 ホルモン治療を考える方も多いと思います。 確かにホルモンは精力を上げるので、体の元気の素だと思います。 ただ、ホルモン剤は副作用が気になると言われます。 更年期にプラセンタが良いのではという情報を耳にしたこともあるかと。漢方薬でプラセンタを紫河車といい、古代から滋養強壮の生薬として有名です。 元々、プラセンタは胎盤のこと。 今は内服用のプラセンタは豚の胎盤を原料にしています

      • プレママからポスト更年期の波に乗り切るための中医学の知恵

        女性は7の倍数で変化すること、時期に合わせた心と体のケアは、 中医学の歴史の中で、すでに対応策が出ていると言っても過言ではないと思います。 プレママの養生 21歳(7x3)~35歳(7x5)の激変期 仕事や結婚、妊娠出産など人生が翻弄されます。 就職して仕事に慣れた頃、結婚や妊娠適齢期にかかります。 プレママとしての準備は結婚を意識する頃から考え始める方が多いようです。 女性の健康のバロメータは生理です。 生理の状態を観察すると体質が見えてきます。 生理周期に合わせた

        • ご自愛が大切、中医学の考え

          先日の患者様、ご自身の健康テーマは「ご自愛」。 実にすばらしいことです! 確かに中医学はご自愛がモットーだと気づかされ、今回のnoteのテーマにしました。 中医学は女性の一生を7の倍数で変化する 『黄帝内経(こうていだいけい)素門霊枢(そもん れいすう)』に記されています。 現代の女性の一生の流れに当てはめて、具体的な時期毎の養生や漢方薬について書いてみました。 7歳までの幼少期 14歳までの思春期 21歳までのアフター思春期 28歳頃の人格成長期 35歳頃の出産育児期

        子は親を選べない、親は子を選べる?

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        記事

          生理周期に合わせた過ごし方(中医学の周期調節法)

          中医学はリズムを大切にしています。 女性は生理周期というリズムを思春期から更年期にかけて、毎月繰り返しています。リズムが乱れると生理不順、更年期などの症状へ。またリズムは合っても、その波が激しい場合に精神不安やPMS、更年期の不定愁訴などの症状へ。 リズムを大切に、波に乗れるように、中医学は生理周期を整えて調節する「周期調節法」というものがあります。 それぞれの周期に意味があり、養生法があります。 月経期(排泄期) 不要になった子宮内膜と月経血をスムーズに排出させ、子宮

          生理周期に合わせた過ごし方(中医学の周期調節法)

          中医学でアラフォー妊活は卵巣・子宮環境の改善から

          ayagokoroではアラフォー妊活を応援して17年経過しました。(2024年8月現在) とても難しい課題ですが、狭き門を通り抜け、希望に到達できた方を見てきました。私自身の42歳からの妊活から47歳での出産経験を伝えることもありますが、体はそれぞれ、オーダーメイドの対策が必要です。 いくつか質問を受けますので、よくある質問に対する私なりの回答を書いてみます。 漢方薬を服用して、どのくらいで妊娠しますか? この質問は、とても回答が難しいですが、 1年以内は6割、2年以内

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          胃腸の不調がある”ひ弱”体質を克服する

          胃腸の不調は、日本人に多いですが、このストレス社会、さらに食事習慣が悪化していることが、日本人の成人に限らず、若年層にも多く感じます。 中医学で胃腸全般の働きは五臓の”脾(ひ)”が担っています。 ”ひ弱”という言葉がありますが、脾が弱いことをいい、 ヒョローとしたやせ型で元気がないイメージかと思います。 実は水太りの方もひ弱な場合も多いです。 便を観察して体質を知る ①便秘 便秘の悩みは子供から高齢者まで。 便が乾燥して硬くなる、排出しにくく排便回数が減少するのが、便

          胃腸の不調がある”ひ弱”体質を克服する

          諦めない体に、活血補腎を。

          人生、諦めが肝心と。 私は諦めが悪い方で、諦めたら終わりと思って、生きてきました。 老化は諦めるしかないでしょうか? 以前から、不妊治療を中医学の観点から考えてきましたが、 諦めない体つくりを、中医学で実現することを目指しています。 5月12日に不妊カウンセリング学会に参加&発表をして、翌日に中医学と西洋医学の両ドクターから講義を受けました。 不妊カウンセリング学会で、統合医療SDMクリニックの川嶋朗先生がお話をされました。 全国医師会で川嶋先生がご講演された際に、

          諦めない体に、活血補腎を。

          午前中と夕方がスキンケアに最適(中医学の観点から)

          皮膚も春の陽気を感じて、反応しています。 肌荒れ、にきび、蕁麻疹、花粉症皮膚炎、アトピー性皮膚炎などが出やすくなります。 中医学で春分から3か月は”発陳”といい、万物すべてのものが生まれ栄えるとされます。 早寝早起き 庭を気ままに散歩する 髪や服はゆったりと 目標を立て 気持ちも穏やかにする 上記に逆らうと、五行の肝を傷め陽気が沈むことで、夏の冷えの病になるといわれます。 春は四季の始まりとすれば、一日の始まりの朝は春と同じく、 発陳の観点で生活するのは良いと考えます

          午前中と夕方がスキンケアに最適(中医学の観点から)

          中医学で尿から体質鑑別。更年期からの尿漏れケア

          毎日、朝起きては排泄する習慣は、娘のルーティンにするまで一苦労。 おむつの卒業をする過程で尿チェックをする習慣が付きました。 おむつから成長して自発的にトイレに行けるようになるまで、 人間は膀胱と脳の連携がとれないと、おむつを卒業できません。 今回は乳幼児のおむつの卒業でなく、 大人のおむつへ移行していかないために、 成長というより老化の観点から尿を考えてみます。 とくに更年期の悩みに多い尿漏れのケアについて中医学の考え方をお伝えしたいです。まずは尿で体質診断のヒントに

          中医学で尿から体質鑑別。更年期からの尿漏れケア

          うんちの形や匂いを中医学で考える

          うんちをしっかり観察すると、体質が分かります。 まず便秘がないか? 毎日1回出ていれば、便秘でないと思いますが、 実際CTで腸を診たら、結構溜まっていますよ! と指摘されたことがあります。 1日何回出せば良いのでしょうか・・・ 何日出ていないと便秘でしょうか・・・ 食事量などによりますから、何回がベストかとは言えません。 ただ言えることは、排便後の爽快感があるかどうかです。 残便感があれば、便秘気味かと思います。 3日以上でないと便秘が確定してしまうのか? 色々な見

          うんちの形や匂いを中医学で考える

          痔を治すには?中医学の考えから

          痔持ちの女性は意外に多いようです。書いている私もそうです。 痔は痛みを連想しますが、痒みもあります。 いずれも腫れや出血があり、局所の炎症であり、うっ血状態で血流障害があります。 ずっと座りっぱなし、立ちっぱなし、など同じ姿勢で長時間の作業は、お尻に相当の負担になります。 痔の種類や原因については↓↓詳しく解説されています。 西洋医学的には、抗炎症の注入薬や坐薬を使い、酷いと手術が一番ですが、それを避けて何とか漢方薬で対策できませんか?と聞かれます。 私も同感でした

          痔を治すには?中医学の考えから

          乾燥・揺らぎ肌を中医学ケアで治す

          手荒れ・乾燥肌が気になる冬。 乾燥・年齢肌が気になり始めたら、中医学では五臓の腎・肺のチェックをします。 五臓の腎は腎臓の働き以外に生殖関係のホルモンや免疫関係のカギを握ります。 腎の潤い不足は腎陰虚、肺の潤い不足は肺陰虚といい、肺腎陰虚はドライシンドロームとして体の乾燥を感じます。 おすすめは、艶麗丹(えんれいたん)と亀鹿仙(きろくせん)です。 艶麗丹はカエルの輸卵管の ハシマ油が入っています。相当の保水力があるもので美容に良い高級薬膳素材です。肺と腎によく、エイジ

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          アラフォー妊活への漢方専門家からのエール②若返りは五臓が元気になることから

          梅安先生のyoutubu番組 「妊活の素敵な漢方教室」 https://youtube.com/@ninkatsu-kanpou?si=YrBb4L9J-8YgQh7L にて、漢方薬局 綾心 の倉田綾子がゲスト出演しました。 ②若返りは五臓が元気になることから 良かったらチャンネル登録して、ご夫婦で妊活を考えたり話し合いきっかけとして、一緒に見て下さい。

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          アラフォー妊活への漢方専門家からのエール①私の経験から

          梅安先生のyoutubu番組 「妊活の素敵な漢方教室」 https://youtube.com/@ninkatsu-kanpou?si=YrBb4L9J-8YgQh7L にて、漢方薬局 綾心 の倉田綾子がゲスト出演しました。 ①40代で妊娠出産を経験 良かったらチャンネル登録して、ご夫婦で妊活を考えたり話し合いきっかけとして、一緒に見て下さい。

          アラフォー妊活への漢方専門家からのエール①私の経験から

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          がんも感染症も自己免疫力次第

          いままで、ガンの診断、治療、副作用軽減の中医学ケアについて書いてきました。 いつからガンになったとは定められず、徐々にがん細胞が増殖していった結果、腫瘍として存在し、がんと診断されます。 では、最終的にその診断が下る前に何か日ごろからできることはないかと思います。 品行方正な生活ががんを避けるという確信はなく、ただ養生は大切です。 国立がんセンターががん予防ガイドラインを作成しています。 ガイドラインは小冊子になっています。↓↓ https://epi.ncc.go.

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