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乾燥・揺らぎ肌を中医学ケアで治す

手荒れ・乾燥肌が気になる冬。

乾燥・年齢肌が気になり始めたら、中医学では五臓の腎・肺のチェックをします。

五臓の腎は腎臓の働き以外に生殖関係のホルモンや免疫関係のカギを握ります。

腎の潤い不足は腎陰虚、肺の潤い不足は肺陰虚といい、肺腎陰虚はドライシンドロームとして体の乾燥を感じます。

おすすめは、艶麗丹(えんれいたん)と亀鹿仙(きろくせん)です。
艶麗丹はカエルの輸卵管の ハシマ油が入っています。相当の保水力があるもので美容に良い高級薬膳素材です。肺と腎によく、エイジングケアとしても良く、ゆらぎ肌を改善するために、アトピーや更年期の乾燥肌の方にお勧めです。 

亀鹿仙は亀とすっぽんの甲羅が入った、潤いを増やしてほてりを取る生薬。さらに鹿角という鹿の角が入り、精が付きます。疲れやだるさなどにも良いので、飲むと元気になる感じが分かります。


更年期は揺らぎ肌になりやすいのを体験したので、
写真を撮ってみました。

目の周りのシワ・たるみが気になって、アイマスクをせっせと付けていました。それはそれでよかったのですが、、、

髪も気になるお年頃で、ヘアカラーはヘナで定期的に染めていました。
ヘナ専門の美容師さんが、髪と頭皮の状態を良くするために染める頻度を増やすことを提案され、夏の暑い日に2週おきくらいにヘナ染めをしました。

その夜、体がほてる、ほてる!口が渇く渇く。
ヘナは血行が良くなると聞いてはいたものの、少しおかしい、、、
体に熱が発生したような状態で、いわゆる「血熱」では?
と、翌日から瞼のかゆみと腫れが出てきました。。。

まずはステロイド眼軟膏をいただき、急場を凌ぎました。

なるべく、ステロイドは継続を避け、火事を沈むるまでに3日で終了。

その後は、火事対策の漢方薬の瀉火利湿顆粒や五凉華など、さらに肺腎陰虚の体質改善に亀鹿仙を。

まだまだ治まりが悪く、艶麗丹を追加して、3日目にはカサカサカユカユが治まり、7日目には写真の通り完治しました。

肺は皮毛を主る、
咳から分かる肺の乾燥度、肺を潤すことが皮膚を潤す!

私は朝方が冷えて、咳が出て目が覚めることがありました。

肺の活発な時間のAM3~5時に咳がある方は、肺の弱さがあると中医学で考えます。

「肺は皮毛を主る」として、皮膚毛穴を肺が支配しています。

ですので、空気の乾燥が強いと空咳が出やすく、肺が渇いていると皮膚も乾燥します。

①痰が少ない空咳

②朝に痰を出したいもしくは痰のある咳

③むせるような咳がこみあげてくる

どの咳かを観察してみてください。

私は①で肺の陰が少ない「肺陰虚」でした。
肺が渇くと肌も渇く、敏感肌になります。

保湿だけでは肺は潤わず、根本的な渇きは癒されません。

咳が長引く時と肌の不調について、

ホームページの五臓の肺をご一読いただけたらと思います。

https://ayagokoro.com/chinese-medicine/index.html

最後にスキンケアも大切です。お早めにケアして欲しいですね。

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