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中医学でアラフォー妊活は卵巣・子宮環境の改善から

ayagokoroではアラフォー妊活を応援して17年経過しました。(2024年8月現在)

とても難しい課題ですが、狭き門を通り抜け、希望に到達できた方を見てきました。私自身の42歳からの妊活から47歳での出産経験を伝えることもありますが、体はそれぞれ、オーダーメイドの対策が必要です。
いくつか質問を受けますので、よくある質問に対する私なりの回答を書いてみます。

漢方薬を服用して、どのくらいで妊娠しますか?

この質問は、とても回答が難しいですが、
1年以内は6割、2年以内が8割くらいで妊娠しているといわれ、
当店でも40歳以降でも同じ傾向がありますが、
保険適応外になってしまう43歳以降はその人それぞれの状況によります。
次の質問の回答が参考になればと思います。

どのような症状の改善が多いですか?

①一番多いお悩みが「冷え寒がり」
これは腎虚・血虚の症状です。
どちらも、生理不順や排卵障害を伴いますが、
腎虚は精が不足して、卵子自体の弱さで妊娠力自体の低下に繋がり、
血虚は血が不足して、卵子を作る材料不足を整えることで妊娠力アップに繋がります。

②次に多いお悩みが「疲れやすさ」
これは気虚を考えますが、上記の腎虚・血虚も同じく感じる症状です。
気・血・精の不足があることで、消耗の自覚があります。

③他に結構多いお悩みが「イライラ・落ち込み」です。
これは肝鬱といい、自律神経を主る肝の働きが乱れた症状です。
肝は他に補血が重大な働きをしています。
血が不足する血虚は肝鬱を招きやすいと言われ、補血をしっかりすると肝も元気に働きます。

④慢性的なお悩みとして「肩こり・頭痛」は瘀血の症状です。
瘀血の原因は、気虚、血虚、肝鬱が多いですが、
婦人科疾患に多い、子宮筋腫や内膜症は痰湿という水の停滞が瘀血と絡まり、痰湿瘀血となり「生理痛・排卵痛」や「むくみ」の症状が出てきます。

⑤アラフォーから「卵子の質の低下」が悩みとして、
妊娠が難しいかなと思って、漢方相談にいらっしゃる方も多く、
これは腎精不足が原因の場合が多いです。
漢方薬は卵子の質を上げるということを目的にされることが多いですが、
卵子は自然にできるもの、漢方薬は自然の力を助けるとしか言えませんが、自然の力として具体的に言えば、腎精をつけることです。

腎陰虚・腎陽虚、陰陽のバランスが崩れることが、腎精不足にはつきもの。卵子を元気にするために、腎精を補うことで陰陽バランスが崩れにくくな
り、中医学で重要にしています。

最後に多いお悩みは「心の症状」です。
妊活自体が深い悩みです。環境が違えば悩みも違います。
話す相手がいない、悩みを共有できる・的確なアドバイスが欲しいと考えて、漢方相談にいらっしゃる方が多いです。

漢方薬はどのようなものがありますか?

上記の症状により、漢方薬がそれぞれ対応が違います。

詳しくはご相談の上、ご案内したいです。現在、HPは追記中です。時間ある時にご覧ください。






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