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#おすすめ本
人と、意思と、幸福と。それらを綴る、お伽噺――『Unnamed Memory』
魔法が当たり前にある世界での、王と魔女による運命のお伽噺――。
壮大で、重厚で、軽妙で、悲痛で、愉快で、鮮明で――しかし、儚い。そんな叙情詩のような物語に、貴方はきっと引き込まれるでしょう。
初めに
藤村由紀さん、あるいは古宮九時先生の書いた、永く壮大な物語。
『Unnamed Memory -名前を持たない追憶-』
公開から十と余年の時を経てようやく本になったこの小説は、私にと