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小学生でもわかる免疫力⑤東洋的視点:〇〇を鍛えると免疫力が上がる?

毎日毎日567で嫌になっちゃうわ

ということで、
「免疫力」を改めて考えています綺麗道です。



(まだやるんかい)

こっそり思っているそこのあなた。

まだやります。

(毎度すみません)



ただし今回は
別の視点で免疫力を見てみようという話。

これは読んでみてもいいかもしれませんよ。





これまでのお話はこちら↓

【からだ攻略】小学生でもわかる免疫力のお話①白血球バランスが変わる?

小学生でもわかる免疫力のお話②どうやって守ってくれるの?

小学生でもわかる免疫力のお話③自律神経を整えようってどういうこと?

小学生でもわかる免疫力のお話④リラックスしすぎると○○になる

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ざっくりいうと布袋とスナイパーのバランスが大事という話。

(読んでいない人にはまったくわからない)






別の視点。

それは

東洋医学的な視点。

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現代に一番根差しているのが【西洋医学】

具合が悪くなったら医者に行き
薬をもらう。

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病名を見て医者は薬を出してくれます。

ひどいときには切ったり、焼いたりなど外科的処置も。

人間の体を一つの物質のようにとらえ、
悪くなったらその【部分】に対処する。

部分部分で体を見ていく。


そして、
痛みやかゆみなど
事が起きてから対処する【対処療法】が中心。

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もちろん必要なんです。

否定はしません。


ですが、もう一つの視点を知ることで
また違った見方ができるようになる。





東洋医学的な視点。

漢方薬などもここにあたります。

こちらは病気でなく【人】を見ます。

同じ病でも人によって対処法が異なってくる。

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自分で治すための方法として
【自然治癒力】をあげること。


つまり【体のバランス】を整えるということにつながります。


人間を一つの宇宙のようにとらえ、
その体内のバランスを整えることで
本来の人間の持つ正常な状態を保とうというもの。


体のバランスを重要視している。


部分か全体か。

東洋と西洋で大きく違うのはそこ。

(あくまで個人的解釈です)



東洋医学的に見る免疫力とは

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東洋医学では大きく体の働きを5つにわけています。





の5つ。



それぞれが臓器を表していますが、
臓器そのものだけではなく臓器の持つ働きを含めています。

なので西洋とはとらえ方が異なります。
ひとつの臓器に対する概念が広いという感じでしょうか。


今回は詳しくは説明しませんが、
東洋医学はからだ全体を大きく5つにわけてとらえる。

ということだけご理解いただければ。




肺を鍛えると免疫力が上がる?

ここで免疫を考えます。

東洋医学でいいますと

【免疫】をつかさどるのは「肺」といわれています。


肺の役割の一つとして
【バリア機能】があります。

外界からのばい菌などを受け付けないためのバリア。


子どもの頃、
「えんがちょ」でやっていたバリアです。

(私の地域では「えんがちょ」ではなく「まっちゃ」でした。)


そう、人はもともとバリア機能を持っています。

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東洋医学では実際には目には見えないですが
「気」というエネルギーがあることを前提にしています。

体の表面もこの「気」が覆っていて、
これが外からの病気の原因を防いでくれている。



この体を覆っている「気」が【バリア機能】

その「バリア」をはってくれるのが【肺】の役目なんですね。



皮膚や汗腺、産毛などは【肺】の仲間みたいなもので
一緒に体を守ってくれています。

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もちろん【肺】の一番大きな仕事は「呼吸」

この呼吸をすることで外から新しい「気」を取り込んで
汚れた「気」を外に出す。

この「気」が全身を巡ることで体が保たれています。




では、
免疫力を上げるためには【肺】を鍛えればいいのか。

それはそうですね。

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心肺機能が高まることで免疫力の向上もあるでしょう。

そこはなんとなくイメージできますね。





しかし、

「ワタシトレーニングナンテデキマセン」

そんな人も多いことでしょう。

何を隠そう私もそうですから。(え?知っていました?)





ただ、他にも【肺】を強くする方法があります。

普段食べている「食」

これも肺を強くするために使えるんです。


薬膳では食材の性質をいくつかの「視点」でとらえ、
その食材の持つ「個性」を教えてくれています。



その中の一つ。

各臓器を強くする性質(帰経と呼ばれます)

という視点がここで使えます。



「この食べ物を食べると○○を強くしてくれる」

というところが見えるんですね。

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【肺】を強くしてくれる食べもの


【肺】を養うといわれる食材がこちらです。

はとむぎ、やまいも、たまねぎ、れんこん、
しそ、しょうが、くるみ、ゆず、白きくらげ

など


他にも、

辛いもの:大根、ねぎ、わさびなど

白いもの:キャベツ、セロリ、カリフラワーなど

も【肺】を養ってくれるといわれています。

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なんだかこういう話を聞くと、
「あ、これ食べよう」という気分になりませんか?


私はこの「食」に対してもっと意識を向けて欲しい。

食材を「ただ食べる」のではなく
食材の「個性」を知って、
自分に「必要」なものを

【ありがたくいただく】


それが当たり前になっていくといいなと思っています。



今回は東洋的視点で見る免疫力のお話でした。

これにて・・・



と見せかけて、
実は免疫をあげるために必要なのは
【肺】だけではないんです。


それはまた次回に持ち越し。(言わないんかーい)

以上、綺麗道でした。


***


もし
持って生まれた体質バランスが
あらかじめわかるとしたら?

やみくもに何でも手を出すよりも
自分を知って対処するのが一番「効果的」で「効率的」

気づいていないだけであなたにも
もともと弱りやすい臓があるかもしれません。

【真の健康への道】はこちらからどうぞ


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