見出し画像

「赤裸々に語る!ベンチャー転職の実態」セミナーレポート✍️

こんにちは。フリーランス人事のすぎもとあやです。

先日こちらのセミナーにゲストスピーカーとして参加させていただきました!このnoteは、セミナーの内容を要点を絞ってまとめたものです。「ポイントを絞って内容を知りたい」という方はこちらのnoteを、「じっくり見て理解したい / もう一度見て振り返りをしたい」という方は、アーカイブ動画を貼っておりますのでそちらをどうぞ!

イベント概要

ベンチャー業界に携わるキープレイヤーをゲストに迎え、ベンチャーで働く醍醐味や厳しさを伝え、ベンチャーへの転職に迷っている方の意思決定をサポートするセミナー(詳細はこちら

ゲストスピーカー

スクリーンショット 2021-01-30 17.57.09

江崎 麻里奈さん(写真中央)

キャリアアドバイザーをしている江崎です。SHE株式会社でコミュニティマネージャーをしています。これまでの人材紹介の経験や、リーマンショック・コロナ禍での自身の転職経験をお話しできればと思います。(動画内の自己紹介より抜粋)

杉本 朱(写真右)

フリーランス人事の杉本です。大手〜ベンチャーで10年ほどの企業人事経験を元に、ベンチャー中心に採用・人事支援をしています。自身も大手→ベンチャーの転職でギャップを感じた経験もあるので実体験もお話しできればと思います。(動画内の自己紹介より抜粋)

司会はフリーアナウンサーの村山 千代さん(写真左)。画面越しにもとっても可愛らしい方でした◎

Q:スキルアップのための転職は叶う?

・叶う。意思決定の場面が多く、スキルアップしようと思っていなくともできてしまう。(一定のスキルを持ち合わせることは大前提として必要)

・馬力さえあれば未経験でも大丈夫だが、前職の経験を活かせる会社を選択すると成功しやすい。

・スキルアップの定義次第。経験を縦に深めるならスペシャリスト・マネジメントレイヤーの求人、若手や未経験の方は受け入れ体制が整っている企業を選ぶとマッチしやすい。

・未経験の場合、プライベートでできることをやっておくのも大事。

・未経験求人は、発想の自由さを期待されているケースもある。

Q:ベンチャーでは裁量を持って仕事できる?

・裁量しかない、裁量だらけ(笑)

・ベンチャーでは大手より大きな仕事を任されるというイメージがあるが、規模の大きさは大手が勝ることも。

・裁量を持てるが、裁量を使いこなせるかは別の話。

・外に出て勉強会や他社の同ポジションの人から情報収集する力も大事。

・大手ではプロセスを評価されることは少なく決められた数値目標などの業績が重視され、ベンチャーでは数字以外でも事業インパクトを残したかも見られる。

・ポストが空いていることが多いので、上が詰まっている大手よりも上がっていきやすい。

Q:ベンチャー転職で注意すべきことはある?

・年収とマインド。月収・年収・生涯年収どれを大事にするか。上司が自分より年下の場合も関係なく働けるか。

・経験や人柄を重視するので、実年齢はあまり気にしなくても良い。

・可変性を持っておく。環境が変わりやすいので、変わっていく力・適応していく力が年齢に関係なく大事。

・シード・アーリーステージだと、仕事とプライベートの境が薄くなる傾向。好きだから働く・勉強する人が多く、平日夜・土日も働く人は多い。

・入社後に福利厚生・制度面はアップデートしていくことも。なくなって困ることもあるが良くなっていくこともある。

・ベンチャーには採用担当がいないことも多く、求人票がうまく書けていないことも。「大丈夫だろう」と思わず企業に確認する。

Q:ベンチャー企業はどういう人材を求めている?

・会社と個人のビジョンが合っていて、年収も下げられる覚悟があるとマッチしやすい。

・自身で意思決定する力。自分なりの結論を持って責任者に持っていくスタイルがマッチしやすい。

・ITベンチャーが多いが、エンジニア・デザイナーだけでなくビジネスサイド・バックオフィスのポジションも。IT未経験でも過去の経験が活きるポジションはある。

・自走できる人、飲み込みが早く行動までの着手が早い人。会社の方向性が変わることもあるので、一旦やってみる素直さも大事。

・コロナ禍でも動いた方がいい。不況下で採用している企業は、景気が回復した際にさらに伸びる企業。

・福利厚生や充実した休暇を第一優先に求めるとマッチしないかも。制度が整っていないのではなく、価値観が合わない可能性がある。

・たくさんの面接を経験すること。本業が忙しく本命だけ受けて決めようとする傾向にあり、情報収集が足りず入社後ミスマッチになりやすい。

Q:ベンチャーに向いている人・向いていない人って?

・横にはみ出て仕事する人。

・仕事を作り出すものと考える人。

・突破力を持っている人。

・落ちているボール(仕事)を拾いに行ける人。

Q:ベンチャーならではの選考方法はある?

・自社サービスの改善点をディスカッションする面接。

・オンラインで全選考フローが完結する。

・内定まで1週間など選考スピードの速さ。

・志望動機や転職理由より、過去何をしてきたのか・今後何をしたいのかを聞かれる。

・ITリテラシー。人数が少ないのでツールを使って効率化・自動化したりするので、ツールを使いこなせる力は大事。

フリートーク

・業務のマニュアルがあれば入社前に見せてもらえると業務が具体的にイメージできる。

・自分では過去の経験を失敗と思っていても、他の人から見るとすごい・価値があるということも。自信がない時は人に話してフィードバックをもらうのも良い。

・求人は都内に集中しているが、リモートワークもあるので、地方にいながら都内の求人に応募するチャンスはある。

・応募=入社ではないので、まずは会社を知る意味で面接に行くのもあり。

・譲れないことは明確にしておき、それ以外はグレーに。グレー部分に何か降ってきたら一旦受け取ると、変化の激しい環境にも適応しやすい。

・毎日変化やハプニングが起きると思って、楽しむつもりで入社すると馴染みやすい。

アーカイブ動画

こちらに当日の様子が記録されています。1時間ほど。上記に記載していない内容も話していますので、ぜひご覧ください!(画像をクリック)

スクリーンショット 2021-01-30 17.49.36


人事全般 / 社内の人かのようなフリーな人事 / だがしかしリモートワーカー / Strengths Finderコーチ / 大事なのは自分を知り自分とうまく付き合うこと / 苦手ではなく得意へ進もう / 201906 自己免疫疾患1型糖尿病 / 台湾出身の夫とフルリモート生活