あなたは夫を見下している

自分が何とかすればいいと思っていました。
自分が家族を支える、支えなきゃ。

こう思って、一人で動いていました。

「それは
旦那さんを見下している
ということですよ」

伊藤さんから最初に言われて
一番衝撃的だった言葉。

意外だったからではなく、
私の本心を見透かされたから。

確かに私は、これまでの経験から、
夫には現状を何とかするのは無理だろうと
考えていたんです。

だから、一切の相談もしなかった。

「でもそれは、
旦那さんを愛したからであり、
お子さんを愛したからです」

大切な存在を愛し、守るために、
知らず知らずのうちに自分を犠牲にしていた。
それが、私の自己否定でした。

だから、過去を悔やむ必要はないとも
教えていただきました。

大事なのは、これからどうしたいのか。

「あなたに必要なのは
男性を信頼することです。
男性は強いですよ。
産まれたお子さんが男の子なのも、
男は強いと教えるためかもしれません」

夫を信頼すること。
それは、夫を選んだ
自分を信頼することでもあります。

深い話をするのは勇気が要ります。
今までずっと避けてきたから。

でも、それが今、必要になっています。

夫に私の不安を伝えたとき、
夫から思わぬ解決策の提案が
出たことがありました。

今は結果的にその解決策は
採用されてはいないのですが、
夫は私を助けようとしてくれるんだ
という驚きがあったんです。

確かに夫は、
私が思っていたより強いのかもしれない。
私が弱くしてしまっていたのかもしれない。

私が長いこと学んでいる
とある自己啓発の教えにも、
次のような内容があります。

「妻が出しゃばり高ぶって
やってのけると、
夫は猫のようによわよわしく、
ゆうじゅうふだんになり、
どこに行っても馬鹿にされる。」

出しゃばり高ぶっていた
つもりはないけれど、
実際には無意識的に
出しゃばっていたのかもしれません。

男性を信頼すること。
夫を信頼すること。

これが、今の私のテーマです。

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