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双極性障害の私が司法試験に合格する話。

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2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
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#言葉

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

 突然、仕事に行けなくなった。

お風呂から出て、髪を濡らしたままぼーっとしている。私はこのあと何をしなければならないんだっけ?そのまま布団に入り、目を閉じるも、あれ、どうやって寝るんだっけ?当たり前にできた事ができなくなってしまった。始業時間まで、あと30分。いつもならもう家を出ている時間。どうしよう、間に合わない。涙しか出てこない。iPhoneを開いては消して開いては消して。職場の人に、なんて

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(390)「心配してる」と言ってくる人。

「心配してる」と言われると、嫌な気分になるの、なんでだろ?

私だけなのかな?

元気?とか、どうしてる?とかは、嫌じゃない。

心配してる、この言葉が私はどうしても嫌いだ。

でも、これを言われて嬉しい人っているかな?

あなたを心配している、ということは、つまり、私を安心させなさい、という意味に私は聞こえてしまう。なぜ、あなたを安心させるために私は生きなきゃいけないのですか?

それが、愛だと

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(364)師匠からのメッセージ。

苦しいのが当たり前だと思ってた。
 
苦しんだぶん先は明るい!そう信じて、自ら、苦しみに向かっていくことばかりだった。
 
だけど、間違ってた、そう思った。
 
大阪の弁護士である心の師匠から、なんと、メールの返事が返ってきた。
 
「ところで、勉強は苦しくないです。生きてるだけでありがたいです。だから楽しく生きてくださいね。」そう書いてあった。
 
師匠の言葉で、私は間違ってたと気付いた。
 

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(363)価値なし、と言われて。

混乱してる。

私が見たい映画を、尊敬する大好きな人が、「見る価値なし」と言った。なんか、なんでか、すごく嫌だった。なんで嫌だったのか、落ち着くために、ここに殴り書きしてみようと思う。

私もね、昔は、つまらないと思った作品や嫌だなと思った作品は、何でもかんでも、「見る価値なし!」と言って歩いてた。

でも、私は一度、舞台人としてあるまじきことをした。出演が決まっていた舞台の2日前くらいに、降板し

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(303)無理ができる体にする。

「無理ができるようになりなさい。」

 18歳のころ、芸能事務所に入った時、厳しい社長にいつも言われていたことだ。芸能の仕事は、時間は不規則だし、拘束時間が長いこともあるし、寒いところで薄着にさせられることもあるとか、睡眠時間がほとんどないなんてこともあったり、ほんの数分で長台詞を覚えなきゃいけないということもある。芸能界が厳しいことはわかって飛び込んだつもりだったけれど、私は、その事務所から1年

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(301)「憧れを捨てる」方法。

今日は休日、たっくさん寝た。やはり私は寝るのが一番好きだ。

とはいえ、休日でも勉強しない日は作らないことにしているので、午前と夜はみっちり勉強した。今日は何の勘違いをしていたのか、LECの予備試験模試だと昨日まで思っており、それの対策が間に合わな過ぎて、絶望していたところ、1カ月以上先だと知り、そのとたんに気が緩んでしまった。なので、5月末の模試までの計画を練り直し・・・計画というか、目標だな。

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