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双極性障害の私が司法試験に合格する話。

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2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
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2023年9月の記事一覧

双極性障害の私が司法試験に合格する話(352)痛いけど気持ちいいと成長する。

成長は、痛気持ちいい程度の努力を繰り返してするものなんじゃないか!と今日勉強を終えて、ふと、この考えが舞い降りてきた。寝る前はなるべくスマホを触りたくないが、忘れないうちに書き留めておく。
 
筋トレを始めて、いろいろな気づきがあった。
 
筋肉は、痛気持ちいい刺激を加え、痛気持ちいい筋肉痛を起こし、それを繰り返して、大きくなる。かなりざっくりしているが、これは、筋トレを始めて得た、私なりの感覚。

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(351)花と時間の関係について。

なぜだか、急に思い立ち、花を飾ってみることにした。

勉強場所の目に入る場所に飾った。赤いガーベラの花言葉は、「希望」とか「前進」。エネルギッシュなイメージは、ピッタリだ。バラだと、なんとなく、優雅なイメージがあって、勉強にはそぐわない気がして、この健気な雰囲気の赤いガーベラを選んだ。あとは、安かったというのもある。笑
 
なんで、花を飾りたくなったか。それは本当に謎。なんのきっかけかもわからない

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(350)結果で示せ。

「私頑張ってるって言われても、それは、どうでもよくて、合格するかしないか、それしかないよ。」
 
いつも応援してくれている友達から、いつもの笑顔が消え、淡々とこの言葉を言われた。私は、なぜか、涙をこぼしてしまった。
 
友達の言う通りだ。試験ってそういうものだ。結果より過程が大事だとよく言われるけど、こと試験に限っては、結果にしか価値はない。不合格になった後、その不合格に意味を見出すことはあったと

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(349)新聞を読む自分は結構好き。

新聞購読し始めて2週間ちょっとが経過した。

朝ごはんを食べながら1面と2面を読む。その後、ザーーーっと気になる記事に蛍光ペンで印をつける。 夜、20分の入浴タイム中に、印をつけた記事を中心に、全ページをくまなく流し読みする。 

これが実はなかなか難しい。20分ってあっという間なのだ。記事一つ一つを真面目に読んでいたら、何時間あっても足りない。毎日これだけの記事を書く記者さんたちの働きぶりに頭が

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(348)私は私、の意味。

私は私。
 
当たり前のことなのに、私はそれをよく見失う。というか、認められたことすらない気もする。

いつも見守ってくださっているnoteフレンドのちいさんから、昨日の記事にこんなコメントをいただいた。

ハッとした。よくわからない漠然とした不安、それに苦しんでばかりで、どうやったら、安心して心地良く暮らせるか、そのために、勉強を頑張っているところもあるんだけれど。
 
安心の対象を、自分に向け

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(347)勉強に集中できない理由を探る。

朝から、ダメだった。
 
勉強しながら、頭の中で、「やりたくない、やりたくない、やりたくない」その繰り返し。これを無視して勉強を続けて、勉強の波に乗れたらいいのだけれど、今日はダメだった。
 
まだ今日は終わっていない。今からでもやり直せる。勉強机のライトをつけたまま、ベッドに寝そべっている。
 
昨日は、鬱明けだったけど、9時間集中できた。だんだん、8時間、9時間、集中するのもデフォルトになって

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(346)2日間の鬱の旅。

2日間、寝込んでいた。
 
勉強0時間を防ぎたくて、勉強机に座るも、「こんなことやってなんになるんだ」という悲観的な気持ちが増幅し、よくないな、と思ってやめた。
 
結局、金曜日はかろうじて30分ほど勉強時間を確保できたものの、土日の2日間は0分。
 
でもそのおかげか、月曜日の今日はすっきり。朝もしっかり起きれたし、何事もなかったかのように、勉強できている。朝8時50分の現時点で、3時間勉強でき

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(345)友人を大切にするように自分を大切にする。

司法試験を目指す同志から、昨夜、ヘルプメールが来た。
 
今週末のローの入試で緊張に苦しんでいるという。
 
すかさず、こう返した。

この言葉で胸がスッとしたと返事が来た。名医ですか?と言われた。笑

私は予備試験ルート志望で、友人は、ロールート志望。道は違えど、目指す道は同じ。苦しみがよくわかる。落ち着かない心持ち、本当に手に取るようにわかる。そして、闘っていない人にはこの感覚はわからないだろ

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(344)初めての10時間集中。

やっと、昨日、初めて、しっかりと、10時間集中することができた。10時間机に座っていることはあっても、実質6時間くらいしかやれていないんじゃないか?という日がほとんどだったのだけれど、昨日は違った。
 
夢中になっていたらあっという間だった。苦しんで苦しんでかけた時間じゃない。そもそも、10時間も好きなことでも集中するのは難しいかもしれない。どんなに好きでも私は10時間も絵は描けないし、映画は見れ

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(343)坊主のススメ。

前に一度、「坊主にしてください」と美容室に行き、ベリーショートになって帰ってきたことがある。「坊主って言ったんだけどな…」とは思いつつ、まあそれはそれで気に入ったので、よしとしてた。 
 
だけど伸びるのが早くて。シャワーの時間が短くなったのはいいけれど、伸びかけのベリーショートのなんともみっともないこと!それで悩む時間が多少増えたのでなんか嫌だなと思っていた。 
 
そこで。美容院ではなく、10

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