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祖父が教えてくれた紫陽花の話。
「好きな花は?」と聞かれたら、私は真っ先に「紫陽花」と答える。梅雨の時期といえばの紫陽花。先日、ちょうど見頃の紫陽花を見に行ってきた。
青、紫、ピンク、白…と、色とりどりの紫陽花が目の前いっぱいに広がる。決して品種に詳しいわけではないのだが、紫陽花が好き。ただそれだけ。
もともと、紫陽花のころんとしたフォルムだったり、梅雨の時期の憂鬱さを取っ払ってくれるようなパワーをもつこの花が好きだった。けれども祖父から、とあるエピソードを聞いてより大好きになった。
今から28年前。梅雨が明ける頃に産まれた私。実家では祖父母も一緒に暮らしていたことから、保育園の送り迎えは祖父が中心におこなってくれていたようだ。保育園までは実家から近く、自転車の後ろに乗っけてもらって送迎してもらっていた記憶。その保育園までの道端に紫陽花が咲いていて、初めて私が覚えた花の名前が「紫陽花」だったのだという。
これは数年前に祖父から聞いた話で、それから毎年紫陽花の時期になるとこの話を思い出す。そして現在妊娠中の私は、まさに梅雨の終わりの時期頃が予定日である。来年は娘も連れて紫陽花を見に行けるといいなぁ。
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