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17.しあわせ ~自分の乗りこなせる波を創る~

定期的に届くJAFの冊子『JAF Mate』に、“幸せって何だろう”をテーマに書いている1ページがある。
毎回書いている人が違うのだが、さすが、文章のプロ達なので、面白くてさらっと読み終えてしまう。

なかなか難しいテーマだか、私のしあわせもこの機会に考えてみることにする。

“しあわせ”は、嬉しいや楽しいとは違って、“満たされている”とう表現が近いかなと思い巡らしたところ、自分の中で浮かび上がったのは、何か特別なことをしている時ではなかった。

「生活リズムの波に気持ちよく乗れているとき」

それができていれば、たぶん私はしあわせだと思う。

日中は何者かの自分であることが多い。クラスメイトの自分、社会人の自分、友達といる自分、母である自分、家族といる自分。

だから、どこかで何者でもない自分になる時間、
16.日常を剥ぎ取る ~ありのまま~
で書いたように、非日常を感じる時間が必要だ。

それが、私は夜や休日に何かに没頭する作業で消化していて、それが寝る時間を不規則にさせ、その結果、朝決まった時間に起きられないという負のループに入る。

でも、今はわりと子供のおかげで強制的に生活リズムを作らざるを得ない。

平日は、朝6時に起きて、少し携帯を触って頭を冴えさせる。トイレに行って歯磨きをして、水を飲んでテレビ体操をして身体を起こす。
それからお弁当や朝ごはんの支度に取り掛かる。

このスタートがきれるかどうかで、家族の1日のスタートが決まる。母が余裕があれば、子供の支度は何とでもなる。母が余裕がなければ、イライラしながら子供を急かすことになる。

休日は、起きた時に起きるのが最高の贅沢。その日の予定をその日に決めるのがさらに贅沢。
もちろん、予定がある時はそれに向かって進めるのも楽しい。

このゆるい規則的な生活リズムをベースに、こうやってnoteに書き下ろして気持ちを棚卸しすることや、映画やバラエティを観ること、そんな些細な非日常を刻むことで、私のしあわせは創られる。

どんなに子供が可愛くても、子供との時間ばかりでは息が詰まる。
子供の寝顔を可愛いと思えるのは、この日常と非日常の絶妙なバランスあってこそなのだ。

リズムには波がある。まず、自分の乗りこなせる生活リズムの波を作ること、そしてその波に気持ちよく乗ることが、わたしのしあわせを創っていく。

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