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憧れの東横線

上京する頃、東急東横線に強烈な憧れがあった。
代官山、中目黒、自由が丘etc…
自分の中に東横線沿線に住む=カッコいい、都会という考えがあり、「東横線沿いに住みたい!」と漠然と思っていた。


そんな私が最初に住んだ街は南武線の武蔵新城。
会社に決められたマンションで、自分が選んだ街じゃなかったから、東横線に憧れてた当時の私は「南武線?何そのマイナー路線。。」と思っていた。
(有名な路線しか知らんかっただけ笑)
そして「次は絶対に東横線沿いに住む!」と心に決めた。ミーハー(笑)



結果、武蔵新城はとても住みやすい街やった。生活に必要なものは何でもあって、程よく活気もあり、住宅街もあり。地獄の満員電車を省けば、ホンマに文句なしの好きな街やった!


そして月日は流れ、武蔵新城の家を退去するとき。その頃には、東横線沿線に住む=カッコいいの考えはなくなっていた。でも私は東横線沿いに住みたかった。


なぜなら便利やから。


それに尽きる。
終電が遅くて、どこの街にも近いから最悪タクシーでも許容範囲。飲み盛りの20代には、東横線沿線が1番便がよかった(笑)
(タクシー代、塵も積もれば山となる)

あとはやっぱり、ずっと憧れてたから「住みたいな」という気持ちが少し。


そんなこんなで、憧れの東横線沿線にお引越し。東横線沿線も幅広いので、沿線に住む=カッコいい、都会はただの偏見。あの頃の自分に伝えたい。。


でも住んで改めて感じる、便の良さ。
しかしコロナ禍でお出かけする機会もめっきり減り、「便が良い」をプラスに感じなくなった。


でも待てよ?これまでは「便が良い」が東横線の1番のプラスポイントやと思ってたけど、もっと違う魅力があるはず…!
ということで。


東横線ぶらり散歩!!!


定期的に実行中。
散策して気付く、東横線はなんて魅力的なんやと。奥深さがすごい。




"お洒落とレトロ"が融合してるのがとても好き。


オシャレなカフェがいっぱいあると思ったら、昔懐かしい喫茶店もたくさんあって、懐かしさも感じる。お互いが邪魔してなくて、うまく混じり合ってる。



人々が行き交う活気と、静かな住宅街や意外と緑が多いのも魅力的。神社や公園もけっこうある。



あの頃憧れやった東横線。
当時のような「カッコいい!」という気持ちはなくなった。でも、違う魅力をたくさん発見して、今はただただ「素敵な沿線、街やな〜!」と思う。


まだまだ隠れた魅力がいっぱいあると思うから、これからも定期的に"ぶらり散歩"やっていこう。


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