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【塾開業】成功する大学受験部・高校部の立ち上げ方

こんにちは!
アクシビジョンの朝倉です。

大学受験部を立ち上げたいと考えられている学習塾が多いと聞きました。私がコンサルタントをしていた時にも相談は多かったです。

大学受験部を立ち上げるのって難しくないの?小中で手一杯だから今は難しい。などと考えていませんか?

大学受験指導を勘違いしている方がよくこのようなことを言われます。実はそんなに難しくなく、当たり前のことをやり切れば十分地域の中で評判を得ることが可能なのです。

ということで、今回は「成功する大学受験部・高校部の立ち上げ方」

というテーマで記事を書きたいと思います。

まず、学習塾の経営者様が大学受験部設立の相談をいただいた時に、よく聞くことは下記のようなことです。

  • うちは大学受験の科目を教えられる人材がいない

  • 優秀な大学生を採用することができない

  • 大学受験の制度の知識がない

  • 地元からは大学に行く生徒が少ない

  • 大学受験のノウハウがない

  • 参考書の知識などがない

しかし、昔と違い今は解消できることが多くなっています。どれだけ地方都市であっても、大学生がいなくても大学受験部は開校できます。

大学受験部を立ち上げが難しいというのは実は思い込みにすぎないのです。

実際にアクシブアカデミーでは愛知県田原市という人口6万人で大学生もいないエリアで大学受験部だけで3000万以上の売上を達成しています。

この記事を読んでいただけるとあなたも

「大学受験部を立ち上げるのは難しい」と考えることはなくなります。大学受験部の売上をあげて、今の生徒や従業員により良い環境を与えていけるようになると思います。

一緒に3000万以上の大学受験部を立ち上げていきましょう!

【結論】成功する大学受験部の業態は「学習管理型の個別予備校」です。

最近、この「学習管理系の塾」は非常に増えていますよね。一番規模が大きいのは武田塾さんでしょうか。既に400教室を超えて破竹の勢いで成長されています。

アクシブアカデミーも21校舎ありますので、この指導形態の中では規模がある方かなと思っています。

成長している業態を実施していくのがやはり成功法則になりますので、しっかり真似てこの学習管理型予備校を作ってもらえればと思っています!

余談ですが、この「学習管理型予備校」というワードを学習塾業界に対して初めて発信したのはおそらく私になります。

船井総研時代に、2016年に「学習管理型予備校立ち上げセミナー」というのを実施して全国の学習塾の経営者にビジネスモデルを説明したのを覚えています。

その頃は、アクシブアカデミーも2〜3校舎、武田塾さんもそこまで多くなかったのかなと思います。余談でした。

学習管理型の個別予備校の成功体験

実は私も別の記事でも書いておりますが、学習管理型の個別予備校をアクシブアカデミーで立ち上げております。下記です。

開業の失敗談なども下記に書いてます。

これら、成功と失敗を経験し、自分で生徒を指導したという経験もでき、やはりこの業態・指導方法が最も良いと確信に変わっています。

船井総研時代はコンサルタントという立場ですので、生徒に指導したこともなく教務の内容がわかっていなく、ビジネスモデルの根幹をうまく伝えられていなかったかなと思います。

今は成功の方法もしっかり把握できるようになっているので、そのあたりのアドバイスを経験も踏まえてできるなと思っています。

大学受験部として学習管理型の個別予備校を立ち上げる際に絶対に守ってほしいこと

もちろん学習管理型の個別予備校を開校すれば絶対にうまく行くというものではありません。以下のものを意識しておいてほしいと思います。

一言でいうと「専門特化」です。詳細に伝えると下記です。

  • 専任の担当者をつける

  • 大学受験塾として別ブランドを立てる(教室や入口も分けれると理想)

  • 自習室は必ず取る(毎日通えるように)

  • 映像授業や参考書の分析を日々すること

  • 大学受験制度の分析を日々すること

  • HPなどは少なくとも1枚ものでしっかり作り込む。自塾のおまけで作ると上手くいかない

  • チラシなど集客面も別であることが望ましい

このように専門特化することで、他塾との違いをしっかり出せるので成功していきます。今の個別指導塾にコースだけ作るとか同じ場所でちょこっとやるとかは絶対にNGです。おまけ感がでて上手くいきません。。。

というのも、アクシブアカデミーでも最初は塾の中に作るということもやってもらったこともあったのですが、ことごとく上手くいかず今はそのような開校はしないようにしています。

しっかり、大学受験専門であるブランディングをしてもらえると幸いです。

教務面はどうしたらいいのか

教務面は科目を教えるのではなく、計画を立て伴走してあげるというのが最も効率的です。

今は昔と違い、参考書の量も増え、映像授業も安価で提供できるようになっています。それらをしっかり使いこなすことで、計画を立てることをメインにすることでも成績をあげることがでいるようになっています。

個人塾の先生がやる場合でも、スタディサプリなどを一緒に見て高校生と一緒に流れで学習していくということでもいいと思います。

細かい科目指導はできなくても、スタディサプリや学びエイドなどの映像授業の中身を確認して、どれがわかりやすいなどの取捨選択をしっかりやってもらえればと思っています。

アクシブアカデミーなどでは教務部がそれをやってくれますが、個人塾で高校部を立ち上げるということであれば、担当者がそれをやらないとできませんのでそこはやるしかありません。

大学受験は甘くないので、参考書やスタディサプリを提供するだけでは生徒は成績は上がらないと思ってもらった方がいいかなと思います。

きちんと大学受験に努力をした先生であれば、その生徒の話を1on1でしっかり聞き、計画を立てることぐらい必ずできます。全く教務指導ができない私ができていたのですから間違いありません。

教務に関しては、自分が教えるというのではなく世の中にある情報をその生徒のためにカスタマイズ・取捨選択して提供してあげるということができれば問題ないです。ぜひ、そのような感覚を持って指導してもらえたらと思います。

もちろん、科目指導はできた方がいいですので、初年度より2年目と年々科目指導のレベルを上げてもらうことも意識してもらえればと思います。

進路指導はどうしたらいいのか

大学受験塾で進路指導は肝です。800弱ある大学の入試情報をしっかり分析しその生徒に合わせた提案をしていかなければならないです。

多くの塾・予備校は生徒の質問に答えていくという受け身の進路指導を実施されていますが、それではうまくいきません。

提案型の進路指導をすることで、生徒・保護者の信頼を勝ち得るでしょう。

MARCHや関関同立を目指しているせいとに、3科目で受けられる国公立もありますがどうですか?

今考えている併願校は第一志望校と問題傾向が全然違うので、こちらの併願校の方が良いのでは?

のような生徒や保護者ではわからず、学校の先生はそこまで考えてくれてないというレベルまでやることが大事です。

入試ガイドや過去問などは常に分析するようにしていきましょう。

集客面はどうしたらいいのか

集客面は今実施されている学習塾と変わりませんが専門特化というところで書いたように

HP・チラシ・看板

などを大学受験専門であることをしっかり打ち出して作る必要があります。それが最低限ですね。

そうすることで、塾ナビなどのポータルサイトも今の塾とは別で出すこともできるようになるので、高校生の応募はそちらの塾に集まり、塾ナビで◯◯駅の高校生という絞り込みでのランキングは上位に上がりやすくなります。

塾ナビで上位になってしまえばこちらのものですので、塾ナビに書く内容などもぜひ意識してほしいなと思います。

地域に大学受験専門の個別指導塾がないというエリアは非常に勝ちやすいと思います。

採用はどうしたらいいのか

個別指導塾なので、大学生などの採用が必要になるかと思います。全く大学生がいないエリアでの開校を考えられているのであれば、

在宅講師採用

を目指してほしいなと思います。

アクシブアカデミー田原校では大学生が全くいないエリアですので、東京の学生を在宅で働いてもらい、授業を実施してもらっています。

そうすることで、難関大学生による1on1個別指導ができる唯一の塾となっていますので他塾との差別化が非常にできております。

大学生を貸し出すサービスなどもありますので、そのようなものを活用されるのもいいと思います。

また、現場で採用する場合は高校生対象で1on1の個別指導塾というだけで、難関大学の学生は応募がきやすいです。

100人以上採用しているアクシブアカデミーで、なんでうちを選んだかというと

自分が一番がんばった大学受験の内容を指導したい。
小中学生の対応するのは嫌だ。

のようなケースが多くて、難関大に一般選抜で合格した学生ばかりが応募してくれます。ほとんど採用に困ったケースがないのが現状です。

ビジネスモデル・指導形態が採用しやすいものであるので、その辺りは非常に良いと感じています。

大学生の教育はどうしたらいいのか

大学生の教育は非常に大事です。特に計画を立てるということを大学生講師に実施させる場合は大事です。

ただ、科目を指導するというだけではなく計画を立てるというのは簡単なことではないため、私がおすすめするのは

塾長・教室長が1週間の計画を立て
学生講師が科目指導の個別指導をする

という形で運営するのがいいかなと思っております。

アクシブアカデミーは1教室に30名以上を集めることを前提としていますので、教室長1人が全ての生徒の計画を立てるというのは無理なので、さまざまなマニュアルや入社時に30時間程度研修をするなどして、学生講師でも学習計画を立てたりなどはできるようにしています。

しかし、いきなりそのような形でマニュアルや研修を用意することは難しいので、ある程度経験のある塾長や教室長が根幹の計画を立てることをおすすめしています。

場所はどれだけいるのか

空いている15坪の教室で15席ほどの自習室と個別授業スペースを作れば、15人〜20人ぐらいの生徒を指導することができます。

そうすると大学受験予備校の単価は高く、年間100万円以上が通常です。15人集めたとしても月間に100万円以上の売上アップが可能です。

はじめは小さな空きスペースを使って、塾長自らが計画を立てるというやり方で売上アップを実現していくのがいいかと考えています。

まとめ

つらつらと成功法則を書いてきました。

大学受験部を立ち上げられるなと感じましたでしょうか?

結構やること多いな
難しそう
時間取られそう

こんな風に思った方はおそらく失敗されるので、立ち上げるのはやめられた方がいいかなと思います。

逆に

はじめてでもできるんだ
大学分析楽しそう
生徒の将来を一緒に感がられそう
映像授業があればできそう
計画立ててあげるのは得意だからできそう

こんな感情を持った方は成功すると思います。

大学受験部はそんなに簡単に立ち上がるものでもないですし、とりあえずブランドとHPを作ればOKみたいな感じでもないです。今後事業の柱として作っていくものですから、初年度は5人や10人でもいいと思いますがそれを最終的に30人40人にして、年商3000万以上のものにするという熱意が必要です。

この記事を読んでできそうと思えた方はぜひ、取り組んでみてもらえたらなと思います。

もし、アドバイスほしいや教室を見てみたいなどあればTwitterでDMいただければと思っています。

アクシブアカデミーでやっていることをお伝えできることはお伝えしたいと思っています。

今回は長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。

次回もお楽しみに〜

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