なりたい職業とか言ってんじゃねぇ
なりたい職業はなぁに?と中学生や高校生にアンケートをとったりして、
ちらりほらりと集計しては発表しているようなやつがある。
ちなみに現代の高校生のなりたい職業は、下記だそうだ。
1位:地方公務員
2位:看護師
3位:保育士
VUCAの時代にそんなことをしているのはちょっとおヴァーカだ。
Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
こんな時代だ。公務員が安定している説さえ怪しいのではないか。
不安定ならばそこにある歪みに目を向けるべきで
確実なものなど昔からあっただろうか?という疑問を持ち
複雑なものは煩雑にし、曖昧なものをゼンマイにして生きよう。
この時代に「この職業につく」という枠にはまるのはあまりにも危険ではないか。
むしろセンクス的に言えば、職業は作り出してしまった方が良い。
作り出すということは、クリエイトするということだ。
職業と職業の間にある薄く重なり合った部分に活路がある。
弁護士は法律のプロで、会計士は会計のプロだ。
法律と会計両方に関する問題がVUCA状態で起こった場合、
誰が解決するのだろうか?
この部分はセクショナリズムとも言えるエアリズムじゃなくてエリアで、
どちらも歩み寄ろうとせず、ちょっとかじっただけで放置しているスポットだ。
この問題を解決しようと思った時に、悩みませんか?
弁護士になろうか、会計士になろうか。
弁護士が先か、会計士が先か。
弁護士と会計士を見事に獲得した私は泣き叫ぶ。
あんなに苦労したのに、ちっとも解決できない問題じゃないか!!
答えは弁護会計士になることだ。
というか、弁護会計士を名乗ることだ。
というか、弁護会計士という価値を創造することだ。
こんなことを言ってしまったら高校生たちが可哀想なので、
上位3つの職業をセンクスメソッドでクリエイトしたらどうなるか記載しておく。
1位:中地公民務員
中央と地方の間にある格差を埋めるために一生を捧げるお仕事。
民間と行政の間という立ち位置で活躍するため、半とさせていただきました。
2位:看護介護士
老人にとって、看護と介護の違いは何なのだろうか。
介護と介護の間に隠されている問題に取り組む職業のことである。
AIやパワースーツの力も借りて業務を効率化した上で、
上記の課題解決に向かって取り組んでいく。
3位:保育放牧士
こちらは隙間を狙うということではなく、コア技術を転用した例である。
小さな子供の保育を行いながら、放牧を行う。
面倒をみるというコア技術が見事に融合した職業である。
私も含めて、VUCAみたいな一見面倒な時代を生きなくてはならない世代である。
別の見方で言えば、ぐにゃぐにゃな世界を思い通りに形作れるチャンスでもある。
ピンチをチャンスに変えるのは今までにない発想に他ならないのだ。
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