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負ける日もある

金曜日はランニングの日である。
ミスターセンクスは滅多にルーティンティンを崩すことはない。

なぜ崩さないかといえば、
ルーティンティンをこなせなかったその日は、
できない自分への自責で最悪な気分の1日になるからである。

今日は数ヶ月ぶりに怠惰な朝を過ごした。
正しくいえば、過ごしてしまった。
眠気と重い体に勝てず、
気付いた時は会社に行かなければならない時間だった。

言い訳を探せばいくらでも出てくる。
最近の仕事が忙しいこと
昨日眠る時間が少し遅かったこと。
それ以外にも腐る程言い訳は出てくるわけだ。

ランニングをサボったところで、誰にも怒られない。
そもそも走ったか走っていないかなんて、
自分以外誰もわからないのである。

それになんだろうこの自責の念は。
会社に車で向かっていると、
こんな時に限ってランナーを見かけたりする。
私は走っていない、彼は走っている。
差というものはこういうところでつくものだ。
彼に比べればセンクスはクズなのである。
センクスを戒名し、チンカスと名乗ろう。

今日は昨日にも増して忙しい1日だった。
つまり最悪な気分を味わっているほど余裕がなかったのである。

きちんとしたマインドで
高いパフォーマンスを求められる今日の仕事である。
ルーチンチンできずに最悪な気分を引きずっている場合ではない。

そんなわけでこう考えることにした。
全勝は無理だと。
冷静に考えれば、数ヶ月ぶりの怠惰である。
週に3回走るというチンチンを持つセンクスとしては、
今日の1敗はあったものの、
ほとんどが勝ちなのである。

たまに負けても良い。
いつも負けなければ良いのである。

そのために何をすべきかは明確である。
負けを嘆くことではなく、
負けから学ぶことなのだ。

そんなにうまくいくわけはない。
人間の気持ちというものは複雑なものだからである。
だからこんな当たり前のことを書くのである。
ジャーナリングして、自分を育てるのである。

美女の誘惑には負け続けて良いが、
人生の目的において負け続けてはいけない。

美女の誘惑に負けたとすれば、
その美女に溺れることが良いのではない。
その美女から学んだテクニックで、
さらなる美女を満足させることである。
それがセンクスの人生の目的である。

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