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啓蒙DEブチギレ

啓蒙活動をする
そんな言葉をビジネスでよく聞くが
この言葉が差別用語だという話をきいて
そんなことありますか?と思い調べてみた

何でも使い方や相手によっては
ブチ切れる人もいるらしく
注意案件であることは間違いない

まずは啓蒙という言葉の意味である
専門的な知識を教えて導くこと
素晴らしい行いではないか
知を広めることは素晴らしいことだ

しかし啓蒙の蒙という言葉には
MOTOMOTO「無知である」という意味がある

つまり無知なバカに教えてやる的な
そういうニュアンスが含まれてしまうのである
え?そんなことで?と思うかもしれないが
確かに相手や相手との関係性を考えれば
使っては失礼になる場面がありそうである

お客様お客様
来月弊社主催の啓蒙セミナーがございますので
ぜひお越しくださいね!

うーん確かになんか違和感がある
その場面は啓蒙じゃなくて
そう啓発である

自己啓発という言葉が市民権を得ている
意味は啓蒙と同じであるが
啓発には無知であるかどうかは関係ないし
自主性がベースになっているニュアンスがある

実際に啓発の元となった言葉は
孔子が語ったそうだが
そこには能動性の大切さが語られている

啓発という言葉がこれまでに有名になり
書籍のジャンルにまでなったきっかけは
啓蒙よりも当たり障りがないという
使いやすさ重視のアレがあったようだ

今日もお勉強になった
こういったことは皆さんに
しっかり啓蒙していこうと思う!
じゃなくて啓発していこうと思う!
というのもすごく抵抗があるので

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