おじさんのモエダン

おじさんのパワーは無限である
おじさんにもなれば量より質
人生とは余裕であると
どこぞのクレジットカードが
そのステイタスをうたうような
そんなキャッチフレーズを語ってしまう

夜のお遊びについても余裕を持つべきで
余裕のあるおじさんはモテるという
そういった神話を只々信じて
女の子を指名し
言われるがままにモエシャンを入れることが
オシャンな行為だと思っているかもしれないが
君はその子にモエシャンを挿れることもできないし
ミートスティックなんて挿れるにはほど遠く
露出することさえ叶わないだろう

モエシャンはよく知っているセンクスであるが
モエダンという言葉を初めて聞いた

モエシャンドンではなく
萌える断面
それをモエダンというらしい

フルーツサンドや大福など
美しい断面を演出することで
SNSで映え扱いされ
爆売れ必至となるのだそうだ

マーケティングの人間として
モエダンを今更知ったこと
ミスターセンクスは
そのことを恥じたい

いくらおじさんとはいえ
ビジネスをしている以上
知らなかったでは済まされない
スマニュエルではスマニュエルである

穴があったら挿れたい状況であるが
ミスターセンクスなりに
モエダンを語って終わりにしたい

ミスターセンクスのモエダン
それはマンゴー
一択である

理由は言わずもがな
その形状と発音の近似性
マンゴーを語らずに
どうやってモエダンを語れようか

萌え萌えズッキュンな状況に
大声でマン○ー！と叫ぶことこそが
ミスターセンクス萌えなのである