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ルソーと教育

フランスの思想家ルソー
ジャン=ジャック・ルソー

彼が唱えた社会契約論は
当時のフランス革命のバイブルとなり
それは現在の生存権の出発点であった

ミスターセンクスのルソーとの思い出は
社会の授業での暗記である
フランス革命と社会契約論
その辺を覚えていれば点数が取れたから
ザッツオールソーなのである

最近知ったのだがこのルソー
天才的な思想家であったのは確かだが
ド変態だったのだそうだ

なぜそんなことが言えるかといえば
ルソーの自伝である「告白」にて
自分で変態だと言ってしまっているからだ

「告白」にはこのようなことが書かれている
・子供のころに受けた体罰に快感を感じ、マゾヒズムに目覚めた
・自分に好意を抱くホモが目の前で自分の手でスッキリしているのを見て男色を嫌いになった。
・道端で女性を待ち伏せして全裸を見せたらとても気持ち良かった。
・女性にお尻を見せつけたら、叩いてくれると思ったのになぜか逮捕されかけた
・マザコンすぎて、食事に髪の毛が入ってると言って養母に食事を吐き出させてそれを頂いちゃう

クソ真面目なやつかと思ったら
いいやつじゃないかルソー
ミスターセンクスは君のことが
一気に好きになった

しかしどうだ
こんなことは教科書に書いていなかった

偉い人だ!すごい人だ!
幼少のミスターセンクスは
ルソーのような天才を
全て完璧でスーパーマンのような
そういう存在だと思っていた

そういう人間は極端に尖っている
そう思い始めたのは30過ぎである

あの時学校の教科書に
社会契約論を唱えフランス革命を支えた
※ただしド変態である
そう書いてさえくれれば
ミスターセンクスの人生は
180度変わっていたかもしれない

多様化の時代である
その時代を生き抜くために
義務教育でも天才は変態だということ
それをきちんと教えていくべきではないか
この世の中はどこかが狂っていると
だから安心して狂っていいのだと
そう教えてくれれば
世界はもっと素敵なものになるかもしれない

狂い溜めしたミスターセンクスは
残りの人生をかけて
狂いまくろうと思っている

天才で変態という言葉は聞いたことがあるが
変態で天才は聞いたことがない
おそらくミスターセンクスは
天才にはなれないのだろう
しかしせめて変態にはなりたいのである


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