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【読書メモ】社会正義のキャリア支援(2024-No.27)

4年前に出た書籍なのですが、当時は「社会正義」という言葉の強さにちょっと遠巻きにしていたのですが(下村先生ゴメンナサイ)、ようやく読みました。4月の英国視察以来、モヤモヤとしていたことの正体が、少しわかってきた気がします。OECDが示すキャリアガイダンスの定義を、あらためて確認せねばならぬということがわかりました。キャリア教育を通してどんな社会を実現していくのか、関わる私たち自身が描かねばならないと思っていたことのヒントというか、共感できる部分も多くありました。下村先生は「キャリア支援」という言葉の中に、キャリアカウンセリングだけでなく、キャリア教育も含めて語ってらっしゃるのですが、本来であれば密接に関わるはずの両者が、乖離している部分に、おそらく私はモヤモヤしていたのだと。


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