#68 【無料記事】これからの時代の「人と向き合う仕事」の可能性とは?
▼前回のnote記事
「人と向き合う仕事をしたい」
という人は多い。
というのも、時代背景的にもAI化の流れが進んでいくことも関係しているのかもしれない。一緒に悩んだり、考えたりできるのは人間だけだ。だから「一緒に悩む・考える」という仕事はなくならないのである。
時代背景的にもドンドン人の仕事が減っていっていく。特に自動化できるものからドンドンなくなっていく。車の自動運転が可能になるとタクシーやバスの運転手さんもいなくなってしまう。
しかし、そんな中でも仕事を増やしていける余地が多いのが「人と向き合う仕事」のゾーンだ。
よくイメージされるのは、学校の先生であり、また対話相手でさえも気づいてないことに気づいてもらい、成し遂げたい目標に向かって一緒に伴走するいわゆる、コーチングの仕事をする人が増えている。
ぼくも「自分を知る学校」を運営しながら大学をはじめ学校で授業をできる機会をいただけるように活動をしているところだし、人と向き合う仕事が好きなのである。
「人の話を聴くのが好きな人」はこれからの時代で活躍するというツイートを過去にした。
今回はこのテーマについてお話しをしていきたい。
「自分はどんな仕事をしていこうか迷っている」
「人と向き合う仕事は好きだけど具体的に何やろうか迷っている」
というあなたに共有したい内容だ。
人と向き合うと、大概その人は何か活動や仕事をしているはずだ。
しかし、その事業がうまくいっている場合もあれば苦戦している場合もある。つまり、商品・サービスの価値をうまく伝えれておらず、「買ってもらえていない」という場合が多々あるのである。
Q:あなたの商品・サービスの価値を説明してください
A:こんな素材を使っていて・・・あと安いです!
というようなやりとりになることもある。そういう話になると価格競争に陥ってしまう。
相手の事業・商品・サービスの価値を伝えるためには「向き合い」が必須
「人と向き合う仕事」の中には、ライターや動画制作の仕事がある。僕は「自分を知る学校」の運営の延長線上でインタビュー記事や動画の制作を行なっている。
なんとなく話をサラッと聞いて、なんとなく記事を書く
サクッと動画を撮影して編集する
というのなら、特に向き合いは不要で、誰でもできる。
そうではなく、インタビューでしっかりをその商品・サービスが「誰にとって価値があるものなのか」を明確にして伝えないと売れない。人と向き合うからこそ、「価値」の部分が明確にできて、それが伝わる記事や動画を作ることができるようになる。
せっかく作った商品・サービスが売れないと困るし、その価値を届けたい人と届けてもらいたい人がいるのだ。
なので、
どんな人が、今どんなことに困っているのか
どんな理想の状態になりたいのか
が明確になっていないと、そもそも「価値が伝わる記事も動画」も制作不可能なのである。この「苦しんでいる現状」と「理想」をつなぎ、
「これを利用してもらえれば、その状態からから理想の状態に行けますよ!」
と伝えられるのが「インタビュー記事・動画」を通じての情報発信だ。
園児や小学生の頃に習う、
「困っている人を見たら、助けなさい」
と同じで、「どんな人が困っていて、どんな理想の状態になれたら嬉しいのか」ということを掴んだ上で、「じゃあこういう商品・サービスがありますよ」と価値を伝える必要があるのだ。
その商品・サービスの価値をインタビューで話す人が明確になっていてペラペラで話すことができるのであれば何の問題もない。カメラを回して撮影をすれば終わる。
しかし、実際問題、インタビューでいきなり
「端的にうまく価値を話してください」
と言われてもうまく話せないものだ。
その業界に精通していて、想いがあっても話の組み立てや伝え方のプロではないし、その自分をうまく客観視することができないのである。
そこで、制作者である自分が、相手と向き合い1つずつあらためて価値の言語化をして共有する。実はこれが一番肝心要の部分である。その価値を漏らさず確認しながら撮影をすすめる必要があるからだ。
この向き合いもせずに、
「うまく話せないのはあなたが悪い」
「撮影の時にしっかり価値を伝えておいてもらえたらもっと良い記事・動画にできたのに」
という言葉を放ったり、態度をとるようでは「価値を伝える記事・動画」のクリエーションにならない。「人と向き合う力・気持ち」がない人には難しいことであり、それは単なる撮影と編集の下請けである。せっかくの商品・サービスに込めた価値も想いも伝わらない。もったいなさ過ぎ君である。
もちろん、記事や動画を制作した後も、困っている人に届けていくことが大事だ。見てもらい、
「気になるなぁ、相談してみたいな」
というところまで持っていかないと「相談・問い合わせ」は発生しない。それだと記事・動画の価値を実感してもらえず今後の記事や動画のオファーはされなくなっていくだろう。
これからの時代は、どれだけ人と向き合う力を持っているのかが、明暗を分ける。
インタビューがうまくいき、撮影することさえできれば、あとは編集するスキルだ。もし自分がスキルがなくてもチームメイトにお願いすれば良い。そうすることで価値ある記事・動画ができていく。いかに商品・サービスの価値を伝え、「問い合わせ」や「成約」につなぐことができるかである。
▼先日制作したインタビュー動画「京都のオフィス付きアパートメント iroha+Nijo」
「人と向き合う仕事」はこれからももっと増えていくだろう。
ぼくは、人の想いが見えるインタビュー記事・動画の制作が好きだし、この仕事をできる人が増えたら良いものがしっかりと届いていくようになると信じている。
なので運営している「自分を知る学校」の中にインタビュー記事・動画の制作ができるようになる「ストーリークリエイトクラス」を作って人材育成もしていきたい。(カリキュラムからイチから作り直すので興味がある方はDMをいただけると嬉しいです)
やることがたくさんあってヤバイですが、学生のみんなもイベントの企画運営を頑張ってくれているので一歩一歩前に進みます。
▼10/17開催!前回の満足と100%!教員・教育関係の仕事を志す大学生への「自分を知る授業」
▼運営メンバー みきさんの想い▼
2020年10月11日
ハル
▼自己紹介・水樹ハルの人生ストーリー
▼関連リンク▼
▼連載:第1話
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水樹ハルの「まだ世には出せないお話」
ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…
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