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運動の話

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あわうみが書いた運動の話。だいたい走ってる。
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#スポーツ

こういうのがあるからマラソンはやめられない(三浦国際市民マラソン初参加日記)

こういうのがあるからマラソンはやめられない(三浦国際市民マラソン初参加日記)

時計を見ると4時20分。緊張した日は思ったよりも早く目が覚めるものだ。カーテンを開けると、外はまだ黒い。お茶漬けを食べてエネルギーを身体に注ぎ込み、ワセリンを足に塗って準備はオッケーだ。

4年ぶりのハーフマラソンに、いざ出発。

出発リュックを背負い街灯の光の下を歩く。今日の目的地は三浦だ。酔っ払ってまだ昨日を歩いている人を横目に、京急の電車に乗り換える。

小説のページをめくる。剣戟が飛び交う

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テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった—光の大学生編—

テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった—光の大学生編—

大学入学。新しい世界に新しい友達。そして研究の基礎を身につけ将来の道を決めていく場所。テニスを惰性で続けてしまった中高生時代。引退後本気で受験勉強に取り組み、なんとか納得のいく大学に入ることができた。今回はテニスの話の後編です。

大学でもテニスを続けるか大学に入った。入学式に出ると左右にいるわいるわサークル勧誘の人々。歩くだけで手の中はチラシの山。当然その中にはテニスもある。せっかくテニスはある

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テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった —闇の中高編—

僕の両親の共通の趣味がテニスだった。その関係で小学生のとき、ちょくちょく遊びのテニス教室に参加していた。なので、中学で部活を選ぶときテニスを選んだのは自然な流れだった。これが茨の道だとは知らずに……。

中高のテニス部中学でテニス部に入った。そこにあったのは運動部の実力社会。僕は運動神経が悪いので上達が遅かった。部活は毎日ある。うまくいかず注意される。怒られないようにやるもうまくいかず説教される。

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