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日付のない即興の詩

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趣味で書いた詩のまとめ。
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記事一覧

『すべて』

『すべて』

きみがいる 世界は うつくしい

きみがいる 夜は  うつくしい

きみがいる 朝は  うつくしい

きみがいる 景色は うつくしい

きみがいる 記憶は うつくしい

きみがいる 人生は うつくしい

きみがいる 世界は うつくしい

きみがいる 日々は うつくしい

きみがいる 今日は うつくしい

きみがいる すべては うつくしい

雑詩:『とき・かけら』

雑詩:『とき・かけら』

朝露のような涙

たしかに見ていたはずの夢 思い出せないけど夢の中にいたことは覚えている

朝の光 微睡む街をやさしく溶かす

シェアしない密やかなお守りがあっていい

誰もさわれないから踊れる

詩的になれない夜 灯すように叫んで

寒さや痛みを忘れるくらい包まれて

いつも揺られてばかりで飽きないね

1000年先のこと指切りした

月の裏側で待ってて こっそり落ち合おうね

いつか果てになっ

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雑詩:『詩的にはなれない』

雑詩:『詩的にはなれない』

詩的にはなれない

狭間の中にいたくて 私的にはなれない

本当の空 本当の海 本当の夏

誰のものでもない ただそこにある

揺れて 触れて わたし

対流する 叫びと優しさ

誰かと一緒にいるときの寂しさ

なにもない 無の中で生まれる

詩的にはなれない 私的にはなれない

本当の空 本当の海 本当の夏

ただ風景になりたくて

ただ景色になりたくて

ただ音色になりたくて

うつろの涙 流

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雑詩たち

雑詩たち

思い出を箱の中に隠しました。
誰にも見られてはいけないから。
誰にも見せたくなかったから。

あの子の柔らかいところ、
知っているのは私だけでいいの。

祈っていた。二つのこと。

あなたを構成するありとあらゆる全てが
私のものになりますように。

そして、この慰め合う時間が
どうか、終わってしまいますように。

細い繋がり。蜘蛛の糸。
一瞬の輝きを閉じ込めて。秘密にしよう。
蓋を開けなければ綺麗

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『ネームレス・サマーメイデン poetry』

『ネームレス・サマーメイデン poetry』

夏の蜃気楼

はるかな水底

ゆらぐ世界

たしかに少女はそこにいた

夏の蜃気楼

はるかな水底

ゆらぐ世界

たしかに少女はそこにいた

夏の蜃気楼

きおくの狭間

けしきの流転

めぐりゆく瞬きの中に

ふと 消えてしまった

あの少女の声が

きこえる



ひそやかな静寂の中に

ふと 消えてしまった

あの少女の声が

きこえる



サマーメイデン

きみの踊り をおぼえてる

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雑詩とかけらたち

雑詩とかけらたち

夜 夜 夜
飲み干して

微睡の中で
優しい忘却に身を委ねる

どこかに落とした涙
広がる波紋をなぞって

撫でる 爪を立てる
痛みと慰めの間

揺れる 闇 に
映るのは
知らない顔

誰ですか?と聞く声は
耳に跳ね返るから
笑っちゃうね

夜 夜
潤って

明日もまた
起きたいと思えますように



孤独が寝息を立てている
すやすやと 優しく目を瞑って

抱き枕のように抱えて
私も一緒に眠り

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雑詩をいくつか

もし言葉を紡ぐことで
時を止めてしまえるのなら
二度と思い出せない経験できない
いつかの愛と滴をしたためたい



空から降る雨粒が
葉や地面にぶつかって鳴るの を
私たちは雨の音だって言う けれど
本当の雨の音は鼓膜に届かない

その音を知ってるのはきみだけ
聞いたふりをするのはぼくだけ



夢時雨
光舞って破砕した
何も持ってはいけないのに
ただうつくしい



笑ってしまって堪忍な

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雑詩を3つほど

恋 のような
清廉潔白ではいられないが
それでも私の揺るがす何かに向かって手伸ばし続けたい
想いに触れ 命とは湧き上がるものだと知る



「自分のために生きてください」
これは言葉の呪い 自分自身と向き合い続け
自己愛という名の自傷を繰り返していた
虚空を覗くような時間 を 覗き続けてわかったのは
自分は自分によって構成されていないということだ
自分の中に自分はいない 見つけられない
他者や世

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詩:『非実在少女の体温』

詩:『非実在少女の体温』

天使のいない12月
朝の来ない夜に抱かれて
できない私が、くりかえす。

遥かに仰ぎ、麗しの
見上げた空におちていく

「虹を見つけたら教えて。」

君と彼女と彼女の恋。
それは舞い散る桜のように
素晴らしき日々

夜明け前より瑠璃色な
さかしき人にみるこころ

君が望む永遠
こなたよりかなたまで

最果てのイマ
終わる世界とバースデイ
彼女たちの流儀

もしも明日が晴れならば
キスより先に恋より

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詩:『きみが好き』

きみが好き。

まだ、きみのことが好きなのかもしれない。

それは、悲しいことだけど、

でも好きかもしれない。

まだ、きみのことが好きなのかもしれない。

それは、悲しいことだけど、

でも好きかもしれない。

好きなんだと思う。

好き。

好きなんだ。

あの時、祈っていたんだな。

週末、きみと帰る時。

きみのことが好きだったから、

ずっと祈っていたんだ。

好きだったんだ。

一生

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詩:『眠れぬ夜さえ』

すべて夢だった

断片が通り過ぎていく

過去は本当にあったかどうか
記録をたどることはできるが
それは捏造されたものかもしれないし
確かさはどこにもない

すべて夢だった
として
差し支えないでしょう

誠に残念ながら
夢とは真実のような幻なのです

また一刻一刻
過ぎゆくと
私のいない世界で
観測できない夢が広がる

すべて だった

断片が通り過ぎて

詩:『軌跡』

清廉な祈りを捧げて

何も纏わず涼やかに

体を吹き抜ける風が

透き通る涙になって

嗚呼、何処でもない

空にみえたのは薄明

詩:『自覚のない鳥』

あの人は私の翼が綺麗だと言ってくれたけど

眺めているだけで 撫でてはくれなかった

檻の隙間から覗く瞳は 澄み渡る水色だったから

飛べない空に恋をしてしまったのね

いつしか見上げるのをやめて 私は鳥であることを忘れた

檻の隙間を夢中で見つめ返していた時 私は何者でもなかった

本来の姿を忘れる悦楽 でもね どれだけ嘴を伸ばしても

眺めているだけで 撫でてはくれなかった

檻の中で生きてい

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文以上詩未満:『星の癌』

好きになれたらよかったな
どうしてこの人じゃダメなんだろ

綺麗なの
完璧なの
でも違うの

好きになれたらよかったな
どうしてこの人じゃダメなんだろ

優しいの
嬉しいの
でも違うの

言葉
たくさんくれる
注ぎきれない程
ことば

でも違う

わがままで もどかしくて
救いようがない

オススメに従えない
右に行けと言われて左へ行く

誰かの言葉が欲しいのに
言うことを聞けないなんて

ほんっ

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