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小4トンガリ息子に聞かれ、自分のwell-beingについて考えてみた

息子に「ママのwell-beingって何?」と聞かれ、

私は「well-beingって何?」と聞き返した。

息子は 当たり前のように、サラリと噛み砕いて聞き直してくれた。

ママは、イライラした時に
自分で自分の機嫌をどうとっているの?

ほぉ。well-beingを そう、解釈するのね。
それにしても、なんてグッドタイミングな質問だろう。

ちょうどお母さん、
あなた達が小学生になって、
家族の誰も 大きく悩んでない状態の今、
今までにない ゆとりを感じていたの。

そろそろ、
自分の事を考えないとなぁって焦っていたの。

トンガリ息子に貰った機会。
ありがたく感じながら、"私" について 考えてみようと思います🤔✨

みなさんは、何で自分の機嫌をとっていますか?


_↓introduction________________________

私は、30代専業主婦。
小学4年生のトンガリ息子と小学1年生のほんわか娘がいます。
いつも2人の子育てで頭をいっぱいにする事がライフワークです🌷

🌳息子は、個性的なキャラクターで、エネルギッシュ。私と違う価値観をもち、独創的な自分の考え方を基本に 考察・行動をします。好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。最近は 自分の考えをよく言葉にしてくれるので、母は「なるほど〜」の嵐。少しずつ彼の理解者が増え、精神的にも離れていきつつある事を感じる毎日です。

🌸娘は、甘え上手な甘えん坊。私と似ている価値観をもち、基本的に いつもハッピー。たまに癇癪を起こしますが、すぐに謝ってきて「ママ、大好き!」と言ってくる切り替えの早さ。それが また可愛い!!最近は 困るとポケモンのコダックになってしまいます。(頭を抱えて首をかしげて「コダック」と真似る。笑)兄の影響を受け、お調子者になりつつあります。

_______________________introduction↑_

■今の私、何をしている時が楽しいの?

日常を思い出しながら、思いつくままに 書き出してみます✍️✨

==好きな事、1つ目==
好きな音楽を聴きながら、
その日の気分で 吟味したオシャレをして、
散歩をするのが好き!

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ーー音楽は、気持ち基準で選ぶ派。
今の気持ちに合わせて選んだり、自分がなりたい気持ちを 先回りして選ぶ。基本的に明るくてテンポの良い曲がスキ♪
たまに、泣ける曲や怒ってる曲を聴きたくなる。そんな時は、自分の選択から「ちゃんと自分の精神状態、わかってる。大丈夫!」と自分を励ます。その過程も 結構、スキ。

ーーオシャレには、自分なりのこだわりがある。
服は、綺麗な色か 独特なデザインを好む。
そして、大きくて存在感のあるイヤリングがスキ。耳に 髪をかける度に、イヤリングに触れて、その日のイヤリングのツルツルした煌めき感 や、ゴテゴテした重厚感 をこっそり楽しんでいる。
別に高級な必要はない。むしろ、私の好きに反して、リーズナブルな物であればあるほど、魅力的に感じる。

ーー朝の散歩は、約1年続く平日の日課。
近くの池の周りを散歩して、変化に気づいて喜んでいる。最近だと、「水鳥が増えたな」「走っている人増えたな」「緑の色が鮮やかになったな」と見たままの感想を頭の中に並べて楽しむ。
歩いている時の 足音の感覚 を味わうのがスキ。挑戦的な気分の時は、わざと ハイヒールを履いて散歩する。「コツン、コツン」と一歩を踏み出した瞬間に 一歩の感覚が消えていくコンクリートのつれない具合や、「トコン、トコン」と地面に染み込んでいく木製の優しさを、足裏から感じるのが堪らない。

ーーそして、この日課"最大の楽しみ" は、
お馴染みの散歩コースで、今日の私のセレクトだからこその発見をすることだ。
「今日のシャラリとなびくサテン生地のロングスカート、ゆったり雲が浮かぶ平和な空とリンクしてる」とか、
「控えめにラメが散らばった、このカーディガン。太陽の元だと 透きとおった濃淡ある影を作って、影だけから 繊細な生地感が伝わる!今日の私のオシャレポイントは、影ね♪」とか、
誰の目も気にせず、自分の中だけで 存分に自己満足に浸る。最高にスキ!!


==好きな事、2つ目==
noteを通した時間がスキ!

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ーー記事を書くのは、子どもとの出来事を反芻する時間だからスキ。
記事にすると、楽しかった時間は そのまま永久保存。苛立ったり、悔やんだ事は、その時に感じられなかった気づきを加え、アップデートして永久保存。
幸せなことに、温かいコメントやスキがいただける。それが、私の小さな毎日の記録を、より鮮やかに 美しい状態に 変化させてくれる。今は 私だけの宝物。でも、近い将来に 子どもにとっても大切な宝物に 変化している予感がする。だから、私は noteを書くのがスキ。

ーー他の人のnoteを読むのがスキ。
noteでは、その人の価値観を通して見える世界を見せてもらえる。しかも、それが時間と共に 変化していくのも感じられる。
私は 記事を通して、共感したり、驚いたり、知らない世界の存在を知って、自分の経験が増えた感覚を楽しんでいる。素敵だなぁ。。って思った記事は、自分の考えに溶け込んでいく瞬間を待ちながら、何度も思い返している。

ーーnoteのサークルが楽しい!!
先の3月に 文筆家、野本響子さんの執筆サークルに入った。第1子を出産して以来、初めての自分のコミュニティ。サークル内は、活発に交流がある。記事を書くとあたたかいコメントの嵐。書かなくても、あたたかい。野本さんは一次情報(自分の体験ベースの情報)の貴重さを再三話してくださる。
おかげでその時は ただ過ぎていった時間でも、反省ばかりの時間だったとしても、「書こう!」と思った瞬間に、必要不可欠なモノに変わるのだと、今の私は感じている。私の小さな毎日が、一律底上げで、ちょっと大切なモノに なったような気持ちがしていて嬉しい。


==好きな事、3つ目==
晩酌の時間がスキ

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ーーお酒を飲むと、ウキウキする。色んなことの面白さが、倍増する。
子どもも「お酒を飲むとママが面白くなる」と喜ぶ。私も自分で、お酒を飲むと お母さん度が下がっていると感じる。笑
ママが「お酒が スキ!」なんて品がない?でも、そんな時間が、私にも 子どもにも必要だと思っている。毎日の生活の中に、いかに ”楽しい いい加減” を適度にデザインするか。。これを上手く組み込めると、1日が 軽やかで楽しい日で終えられる確率が上がると考えている。


■スキを列挙すると、それは私のコンプレックスの塊だった。

自分の日常生活の中で『スキ』なことを探すのは とっても楽しい時間。私の平凡な毎日の中に、沢山のスキな時間があった。

でも、
書き出してみたら、

私のスキは、私のコンプレックスでもある
ことに気がついた。

私は、いつも 自分の世界が狭すぎることを恥じている。そして、それを広くしようと思えない自分に 呆れている。
自分にとっての価値が、世の中の価値と 少しズレている感覚をずっと持っている。
何度か、自分の時間を 周囲の同じ世代の人と 同じように、励んで使ってみようとしたこともある。

でも、続かない。
続かないし、迂回路を見つけてしまう。
いつも、周囲の人に恵まれすぎている。
迂回路を選択しても、困ったことに 困らない。

「あなたの経験してきた事は 何?」と言われても、
自分の過ごした時間に ”私の”経験 と名付けるのは、おこがましいように思えてならない。私の経験として残るのは、周囲への感謝だけだと思う。

自分だけなら、私の人生に大義名分はなく、ささやかでいいと思える。
そのまま、フワフワと生活できる図太さが、私にはある。


でも、
子どもと向き合うと辛い。

私のできない事、逃げてきた事に、
子どもは 向かっていく。

どうしてあげたらいいか、分からないことばかりだ。

本当に 辛い。って思っていた。


■今の生活を こう捉えると、同じでも価値増えないかな?

私のスキを書き起こしていて、

私、おばあちゃんになっても 幸せに暮らせるな

と、意味不明な自信を持った。笑

私のスキな事は、
ーーー生活エリアは狭くて良い
ーーー身体能力も関係ない
ーーー同じ日常が繰り返されるだけで良い
とっても、低燃費。笑

私は今、30代半ば。
今から、30年間を 楽しくやりがいを感じて生活し続けるには、
やっぱり何かを 増やす必要は感じている。

でも、
人生は100年時代になりつつある。

人生の終わりから 30年の過ごし方においては、
私は最強だ。

うん。
若い時の30年も、歳をとってからの30年も、
どちらも 自分の同じ30年という時間だ。

私は、今、専業主婦の子育てをしながら、
人生の終わりから30年の為に、経験を積み上げているのかもしれない。

そう考えたら、今のままでも、
意味ある時間を過ごしている事になるし、
今の私の狭い世界のままである必要もある。


私は、将来、
最高に可愛いおばあちゃんになる!!👵✨



自分で自分に決めゼリフを言ってみる。笑
うーん、
ちょっと、パンチが弱い。
言っていて、美しさが足りない。
まだ、好きと思える終着点でない。

でも、
今あるままで、価値が増えそうな 屁理屈。
私らしい。笑
決めゼリフの終着点には出来ないけれど、
経由地点には、私としては 大アリだ✨


■トンガリ息子のwell-beingから、辛いと幸せは繋がっていると感じた

息子のwell-beingについて聞いてみると、

「僕は、馬に乗っている時間かな。」と言った。

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息子:僕、嫌なことがあると、
         頭から離れなくなるんだ。
   でも、馬に乗ってるとさ、
          何にも、考えないんだ。

息子よ、それは『無心になる』というヤツだ!
彼は、自分のことを よく理解して驚く。


*****

今の息子にとっての大切な時間である、乗馬。
乗馬は、元々習う予定のなかった習い事だった。

息子は小学2年生の頃に、「生きている意味が見出せない」と言って不登校になった。毎日、元気がなくて、怒りっぽくて、夜も眠れないし、寝てもうなされる。どうしていいか、わからなかった。毎日が重たく、暗く、まさに闇だった。
でも、このままじゃいけない!こもってちゃダメ!何か生活を変えよう!と探して、出会えた居場所だった。

通常の子どもの習い事は、夕方しかやっていない。
何より、子どもの世界に飛び込んでいくような元気、 当時の彼にはなかった。
一方、乗馬クラブは 平日の朝から開いていて、大人ばかりの世界だった。

馬がスキで 集まった大人たちは、息子を小さな大人のように 誠実に接してくれた。息子は馬が好きになり、スタッフさんと仲良くなり、他の会員の大人たちと世間話をしてくるようになった。当時、学校の事は 聞いても話さない事が多かったけれど、自分から嬉しそうに 乗馬クラブでの様子を教えてくれるようになった。
私は、動物や自然はおおらかで、それを愛する人たちもおおらかで、個性が尖っていても 優しく吸収してくれるのだなぁと感じ、感謝した。


こんな貴重な経験も、
今の息子のwell-beingに繋がっている乗馬も、

息子にとって、
死にたい程に『辛い経験』がなければ、
出会えなかった。


辛い時に、
ちゃんと考えて行動して、出会ったモノは、
幸せに繋がりやすいのかもしれない。

辛い瞬間も、
時をずらしてみると、
未来の幸せに そっくり繋がっているかもしれない。

息子を観察していると、いつも感じる。
辛くても、考えるのを辞めなければ、なんとかなる、と。

辛くても、考え続けて、
そこに 頑張って少しの行動を足すと、
気がついて 助けてくれる人がいる。

辛い時に助けてくれた人や出来事は、
本当に大切な存在だ。


私には、
少し前の息子にとって 辛かった時間が、
今の息子の幸せな時間に、
綺麗に繋がっているように見える。


『子育ては、親そだて』と聞くけど、上手いこと言うなぁ。。と切に感じる。
息子に学ばせてもらっている。


あなたを見ていると、お母さんには、もう少し辛い時間が必要だったのだろうと思う。
自分の人生に ちょっと反省してしまう。。。


■今度、「ママのwell-beingって何?」と聞かれたら。。

残念なことに、息子と違って 私は考えが浅い。
息子に質問された時は、即座に答えられず、息子が助け舟を出してくれて、そのまま同意する形で 私のwell-beingの答えにしてしまった。

でも、次に息子に聞かれたら、

お母さんのwell-beingは、
普通な毎日を、

ほんの少しの工夫だけで 楽しい時間に変えること

だ!と、言ってみようと思う。

これだけでは、抽象的で「はっ?」ってなると思うので、先に列挙した私のスキを例に出して、説明してみたい。笑

そして、

『ママのwell-beingの強み』は、
時間と場所を選ばないこと。
コピペするかの如く、
楽しいを 簡単に増やして楽しめる
しかも、
自分の経験によって 順次増える予定だ!😎✨

と、プレゼンテーションしてみようと思う。


そうすると、
『どちらの方が、well-beingとしての行動を多く持っているか』
と、競争になるかも。笑

well-beingを見つけること、
我が家のブームにならないかな?🤔

ほんわか娘も、意見を言える年齢になってきた。
これなら 彼女も一緒に楽しめる♪


****

トンガリ息子よ、

私とあなたは、考え方が 違い過ぎる。

でも、
大きくなるまでに、
お母さんと沢山話して、
お母さんのwell-beingも ゴッソリ身につけて、大人になるといい!

そうすると、
"本質的な事を考える 息子" の母として、
"迂回路を探すのが 得意な母" であり続ける価値も生まれると思うの。

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だって、well-beingの引き出しは、
多ければ、多い程いいもの😘


無理あるかしら?笑



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