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子どもの怒りや疑問:我慢や考え方を変えるより、 『ありのままをどう表現するか』 が大切?

湧いてくる水を止めるのって、
きっとすごく大変。

水が湧く場所の近くに
濡らしてはいけない エリア があったら
どうしますか?

なんの話よ?と思うかもしれませんね。笑
今日は、記事お題について 妄想を交えての考察記録です。


本日の記事は約4700字。

お時間が許す方には、
妄想からお付き合い頂けると嬉しいですが、
お忙しい方は、本編にお飛びくださいませ!✈️

本編も長くて恐縮なんですが、
読んでいただく方には、本編を読んで欲しいなぁ。。との気持ちで記事にします✍️

ーーーーーーーーーーーーーー

■妄想編

濡らしてはいけない場所の近くにある湧水。

最初は、
一生懸命に 水が湧く場所を埋めていた。

溢れてくる水に押しのけられても「負けるものか」と思ってた。
水は その内に枯渇すると安易に見積もった。
いや、水たまりだと思ってたのかも。
一心不乱に 砂をかけて水を無くそうとした。

でも、
それじゃダメと認めるしかなくなった。
この作業、終わりも見えなくて 辛すぎる。

なにしろ、
水がなくなる気配がない。
何度観察しても、水量は減らない。
むしろ、増えてる。
水が湧く勢いは、増すばかり。

あたりは、グチョグチョの水浸し。
砂を放り込みすぎて、水源も特定できない。
濡らしてはいけないエリアは、すっかりぬかるんでしまった。
その場所の責任者として、謝るしかない。
心から みんなに謝った。


次は、
水が湧くそばに、お皿を置くことにした。

湧いた水がお皿に入るように、置き方も工夫。
今でも悪くはない解決法だと思う。

ただ、
この作業は お皿に溜まる水を捨てる作業がある。

水を捨てる作業は、水量が減る瞬間が嬉しい。
けれど、慢性的な腰痛になる。
水を捨てるタイミングを間違えてしまうことも。
結果、みんなに迷惑がかかってしまう。

自動化できた方が みんな幸せ。

相変わらず、水が湧く勢いは、増すばかり。
お皿の水を捨てる作業が減る気配はない。
定期的に お皿の大きさを見直す必要も発生中。



だから、これからは。
湧き水が流れるといいなって思う
"道筋を作ってみよう" と思う。

近くに濡らしてはいけない場所がある。
裏を返せば、
"そこを濡らさなければいい" ということだ。

無秩序に湧く水は、迷惑がられる。
でも、
きっと、
穏やかに流れていく湧き水は みんな好き。

山に湧く美しい水は、大切に使われる。
ペットボトルに詰めて、売られもする。
簡単に手に入る水道水より、本当はみんな欲してる。
 ーーお、今日も水が湧いてますね!
 ーーこの冷たさ、驚くけど気持ちいい!
このセリフが欲しい。

それには、
 ・湧き水の存在を知ってもらう。
 ・水の温度や溢れるスピードを知ってもらう。
 ・その存在に慣れてもらう。
 ・湧き水は利用価値を知ってもらう。
が大切なのだ、と思う。

みんなの生活に湧き水が使われるようになれば、
コンプリート✨だ。


▼今の私の考えでは、
 湧き水の存在を打ち消そうとするのは、
 最良な選択でない。

もう、その場所は水が湧くものなのだ。

いっそ、わかりやすく、
湧き水が流れていることを周知しよう。

湧く水がありのまま溢れられ
濡らしてはいけない場所を避けられる
そんな道筋を探したい

そして、
湧き水に、こんな使い方がありますよ!
素敵でしょ!!と提案する。


どうせ発生する作業や手間、
そっちに使う方が、ずっと生産的。
たくさんの幸せに繋がっている。


何より、私が その方が楽しい。


■本編

我が家の小4トンガリ息子は、
 ---学校独特のルール、
 ---求められる子ども像、
 ---礼儀という言葉で意見を遮られる、
など、学校生活への怒りや疑問が多い。

今のmissionは、
トンガリ息子の怒りや疑問をどう表現するか?

興味深い観点でも、
主観的な話し方では「屁理屈」という言葉に隠れてしまう。

「屁理屈」と発言することを
躊躇わせてしまう程の 表現力 を持つと素敵だ。


***

何となくのルールは、その集団の多数決によることが多い。
その集団が気持ちよく過ごすために存在するルールだから、多数決も大切な選択の方法だとも思う。

でも、
「そのルール、本当に適切?」
「そのルールのその根拠、本当に適切?」
もう少し、掘って考えることも大切だと思えてならない。

子どもは、ずっと学校で過ごすわけでない。
学校には、学校の事情がある。
学校のルールが変わらなくてもいい。

でも、
学校が、その他の集団と どう違っているのか知っておく必要はないのだろうか?
ルールの温度感を理解した上で 守る方がより良くないだろうか?


***

人はみんな違う。
他の人と考えをすり合わせる作業は、生きている間はずっと必要な過程だ。
ーー学校という集団になれる場所
ーー間違えても許してもらえる環境
この場所で、自分なりの折り合いの付け方を学ぶ必要があると思う。
それが、
『日本が 個人の家庭学習ではなく、学校教育を義務にしている』一つの理由だと 私は思っている。


▼折り合いの付け方は、色んな方法がある方が素敵だと思う。
ーールールの枠内で、新しい方法を見つける子
ーー自分の中で理由を想像することで落とし所を作る子
ーールールを堂々と破っても、実際の周囲の子には配慮でき問題が起きない子
ーー率先してルールを守る子だって、それが自分が好きなら素敵だ。
この違いの先に、世の中に必要な 多種多様な役割を担うことに繋がっているのだと思うからだ。

うちのトンガリ息子は、
ーールールの存在に疑問を持つことをやめられない。
納得できるルールは守っている。
でも、数あるルールに 矛盾があると疑問なのだ。
どっちが正しいか、正確に知りたくて堪らない。


色んな考え方を持つ違ったみんなが、
折り合いをつけて、みんなが楽しく過ごすためには、考えをすり合わせる作業が大切。
つまり、
トンガリ息子も 自分の疑問を適切に共有できる 表現力を身につけないといけない、のだと思う。

***

贔屓目気味な私でも、
トンガリ息子の「ちょっと、それは💢」と言いたくなる瞬間は満載だ。

だから、決して、
トンガリ息子の考えを受け入れて欲しい!と言いたいのではない。


ただ、
あなたと
どう違うのか、
どの部分が受け入れにくいのか、
考えるヒントをあげて欲しいと願っている。
何回かに1回でいいと思う。
彼と同じ熱量で、判断に至ったあなたの考えを話してあげて欲しいのだ。
そうでないと、彼の思考が進められない。
同じところばかりを巡って、どんどん頑なになってしまう。

親としては、
考えを聞いてもらえないことが多すぎて、
数を打って全てを 主張してしまっているようにも思えるのだ。



******

あと、強く伝えたいこと。

トンガリ息子は 小学4年生だと忘れないであげて欲しい。
彼は 自分の考えを持ちすぎていて、たまに大人に見える時がある。
私なんて、今でもその事をよく忘れてしまう。

でも、彼は9年間しか生きていないのだ。
--語彙力は子どもだから、主張内容と言葉を選び間違う。
--話をわかっているように見えて、違った解釈をしている。
--柔らかい枕詞がないと、自分を否定されているように感じる。

子どもだから当たり前なのだが、未熟なのだ。
少しずつ成長中だから、そこは多めに見てあげて欲しい。

もし、
仮に責任があるとしたら、親にあるのだと忘れないで欲しい。
その責任をトンガリ息子にぶつけないで欲しい。



---でも、
この私の考え方の情報源は、息子から見た世界の話が主だ。
私のこの考え方も「本当に適切なのか」考える必要が常にある。


******

先日、トンガリ息子を理解する習い事の先生が 素敵な言葉をくださった。その先生は、そのまたロジカルシンキング専門の先生から貰った言葉なのだそう。

ロジカルシンキングは、愛情。

人と人は、考えが違う。
分かり合えない。
そんな時は、相手を馬鹿だと思っている。
それが、喧嘩になり、戦争になる。

データでロジカルに考えることは、
お互いの間の終着点を見つけることになる。

違いを平和的に解決するための手段。
それが、ロジカルシンキング。


これからは、彼の感じる怒りや疑問を
客観的なデータに基づいて話すことができるように舵を切ってみようと思う。

「変だ!」と感じる発言に
客観的な数字を持つデータがあったらどうする?

一瞬生まれた感情をグッと堪えて、
純粋に意見について考えてもらえないだろうか?


そんな訳で、
トンガリ息子のロジカルシンキング、
夫婦で全面バックアップしよう
って話し合った。

どうか、
トンガリ息子と一緒だと困ってしまう人に、
彼の考える世界が 少しでも伝わりますように。

トンガリ息子の考え方を、
  ーー驚いたけど…面白いかも!
と、感じてもらえますように。

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私は、解像度の荒い世界で生きている。
息子についていけるか、とっても不安だ。


だから、私は先にトンガリ息子に伝えておく。
ーー残念ながら、お母さんはロジカルに生きていない。きっとあなたの方がすぐ習得する。でも、お母さんだって ロジカルに考えるよう善所したい。だから、色々と教えて欲しい。


これだけ、盛り上がって考えておきながら、上手く軌道に乗らないかもしれない。
その時は、また次の作戦を考えたい。

多くの人が、「失敗することは悪くない」と言ってくれている。
その人達の言葉を信じることにする。



とりあえず、やってみる。
やりながら、次を考えてみる。


******


一昨日、私たち家族は 一緒に下記動画を見た。
とっても素敵な内容だったので、皆さんにシェアします。 

迷った時には、聡明な人の言葉を借りるのがいい。
勇気が出る。


トンガリ息子とTEDを見ていて いつも話すことがある。
世界で膨大な人たちに注目される発言をする方達は、

驚き+面白い+みんなと違う考え

で構成されていることが多い。(これだとダブりがある?笑)



なんだか、
今の悩んでいることが、
意味のあることに思える。

悩んだ末の行動で、
私は 仕方なくやっているのだけど、
とても大切なことをしている気分になる。

不思議だなぁ。
ーー不思議って、おもしろい。

この感覚を身につけることが、
幸せへの最短経路。。。?



残念なことに、
今の私は頑張らないと、不思議を楽しく思えない。

でも、
息子と一緒に考えることで、
私はこの感覚を身につけられるかもしれない。


今の私の行動は、息子のためだけでなく、
自分の幸せのためにの行動にも繋がっているのかも。

なぜ、
子育て中に、
親が夢中になれるのか分かった気がした。

綺麗事?
でも、私には、
色んなことが、素敵に思える🌱✨


          ーーーおしまい。



*****

■さいごに

こんな個人的な話に お付き合いくださった方。
本当に ありがとうございます。


最後に、お知らせです😌

トンガリ息子は、
学校生活の疑問を先生と話し合うために
客観的なデータを集めることにしました。
Googleフォームを使って全10問の簡単なアンケート
を実施しています。

もし、
こんなトンガリ息子を応援してくださる方がいたら
コメント欄か問い合わせで教えていただけると嬉しいです🌷
個人的に 質問のリンクをお送り致します📩

アンケートに忖度は不要です✋笑
先生との話し合いに使うだけではなく、息子も色んな考えを知る機会と思っています☺️


****

■では、本当の最後に。。。
こんなトンガリ息子の様子を見て、他の学校や 学校に行かない選択を勧めてくださる方もいると思います。お気持ちに 心から感謝です。実際、私は情報を集めています。

でも、
トンガリ息子自身は、学校に通いたいのです。
たくさん疑問を持って、
ちょいちょい問題を起こしてしまうけれど💦
彼は、学校生活が楽しいとも思っているのです。

トンガリ息子は 家で話します。
知らない事を教えてくれる授業が楽しい。
小4から始まった委員会や部活が楽しすぎる。
先生や友達に かつて感じていた憤りが、最近はこんな風に変わった。

これだけ、自分から話すのなら、
学校以外の選択肢は いつか必要になった時のために親が持っておくだけでいいと思うのです。

トンガリ息子は、
今の小学校生活の中で、
全力で考えて彼なりの答えを見つけたらいい。

来年は、違うかもしれないけれど、
今は、その時だと感じている次第であります😎


では、今度こそ本当に、
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!

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