NPOがクラウドファンディングする際、絶対やってほしいたった1つのこと。
新聞記者時代から、不思議だったことがあります。
社会的に意義のある仕事をしている人ほど自分たちのことを伝えるのが上手ではない。お金をもらってはいけないと思っている。マスコミに自分たちの実績などを話さない、アプローチしてこないということ。
私は新聞記者などを経て、広報PRという一言で言えば「無名を有名にする」という仕事に就きました。
認定NPOの広報も担当したことがありますし、ボランティアで広報PRもしていました。
もともとマスコミだったこともあって、広報を担当したNPOさんが何かイベントをする際、 新しい取り組みをする際は理事長に
「マスコミに言いましょうよ!」
と毎回提案していましたが
「いやいや、うちなんて」
が定型の言い訳でした。
だったらなんで広報担当雇うのよ!なんですが、理事長は寄付をしてくれる企業さんなどと話してくれる人を探していて、マスコミから取材されるよう動いてくれる人を求めていなかったそうなんですね(入った後に言われました…)。
「新聞に載ったりテレビに出たら、寄付って簡単に増えますよ。今よりは確実に増えます」
と資料を作って3回説明したところ、やっとGOサインが出て新聞に載り、ボランティアと寄付がどどっと増えました。
結果、企業からの寄付もドンと入って来て、NPOとしてはお金集めに成功した部類とみなされるように。
理事長は以前「マスコミと話すのは無駄」と言っていたんですが、取材を受けてうれしい結果が得られると、記者さんからの問い合わせに前のめりで対応してくれるようになりました^^
コロナで多くのNPOが企業と同じく、活動を制限されたり寄付金が減ったりと活動継続が難しくなっているそうです。
そんな中、クラウドファンディングをスタートする団体も多いと思うのですが、その際は
絶対、マスコミに連絡してください!!!
今、私の主宰する、90日間マスコミ取材獲得プログラムを受講してくださっている、今給黎 辰郎(いまきゅうれい たつお)さんが素敵な記事を書いていらっしゃいます。
そう、新聞やテレビから取材されて取り上げてもらうのは、無料です。
(○円払えば出られます、は広告であって報道ではありませんのでご注意ください)無料でクラウドファンディングのことを、多くの人に知らせてもらえるんです!
マスコミは、旬なことはもちろん、社会的意義があることも取り上げます。むしろ、そちらを取材したい、深堀りしたいという記者が多数です。
社会的意義というのは、誰かの役に立つ、誰かを救う取り組み。
マスコミは「良いニュースを多くの人に届けたい」という使命を持っている人が多いです(特に新聞)。NPOのクラウドファンディングは、社会にいいこと。
つまり、社会的意義が高いので記者からすると「書かねば」「取材に行かねば」なネタであることが多いんです!!!
記事・番組になると、クラウドファンディングをしている理由や、どんなことで困っている人がいるのか、なども丁寧に取り上げてもらえますので寄付や支援だけでなく、実際にボランティアをしたいという問い合わせもググっと増えるんです(特に直接お電話で「頑張ってください!」「直接寄付したいので、銀行口座を教えて下さい」といううれしいご連絡が増えます)。
でも、記者時代にNPOさんから連絡って、いただいたこと、なかったんです…。先輩などに聞いても「そういえば、ないね」。
知られなければ、ないのと同じ。
「社会にいいことしたいな」「人助けしたいな」と思っている人も、あなたの団体を知らなければ寄付も、ボランティア参加もできませんし、マスコミも取材に行けません。
私のnoteを読んでくださっている方の中には、NPOをされている方も多いです。クラウドファンディングをしなくてもマスコミに連絡、していいんですよー!ぜひ、次の一手として「マスコミ取材」も検討してみてください。
「その前にお金が…」な団体さんは、今給黎さんのマガジンを読んでみてくださいね。
取材されるとこうなるぞ、の一例はこちら。
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