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淡路島日記7 冒険は、コマンド『話しかける』から。~洲本の原口松竹堂の美味しいアイス


9月末なのに夏のように暑いこの日。
洲本に引っ越して来てもうすぐ2ヶ月。
この間、ブログにあげているように色々なところに行っていましたが、
地域とのつながり、コミュニケーション不足という言う点で物足りなさを感じ始めていました。
この日、洲本商店街近くのお寿司屋さんに行ってみました。
ご夫婦でされていて「観光ですか?」と聞かれてから会話が始まり色々と洲本のこと、淡路島のことを聞かせてくださいました。

その概略は、
その昔、橋で、本州や四国と繋がる前は、本州に行き来するには、洲本から発着するフェリーだけだった。
島内の人は、買い物するために洲本に来ていたし、島外からの観光客は
洲本にまず到着するので日曜日の洲本の商店街は、歩くのも大変なほど人が混雑して、賑わっていた。
旅館も洲本に集中していた。
橋で本州四国と繋がってからは、買い物は神戸や四国にも行けるようになった。
島外からの観光客も洲本を経由する必要がなくなった。
そして、パソナの開発。
(淡路島の人はよくパソナのことを話題にします)
パソナが西浦
(淡路島の西海岸のことを西浦、
東海岸のことを東浦ということを初めて知った)
西浦を開発してから、観光客も洲本に来なくなった。
西浦は、冬はすごく寒くて住みづらい地域なのにそっちに住む人が増えている。
そして、洲本では大手のチェーン店が進出し元々の商売人が減っていって
後継者となるはずだった若い人たちも職を求めて島外に出ていってしまっている。
加えて、南海トラフ地震を警戒して島から離れていく人もいるとのこと。
そういった諸々の事情が重なって洲本はかつての賑わいがなくなってきていて住宅事情も昔は洲本は高くて住むのが難しかったけど、今は、安い中古物件の空き家がたくさん出ているとのこと。

といった話が聞けました。

洲本市街地は、なんでもある便利な街だから、
ここに住むとよいよとおっしゃっていました。
たしかに、病院も市役所も美味しい飲食店もたくさんあってイオンもあるのでなんでもそろう。
洲本にはいろんな洗練されたお店があり、
とても便利で住みやすいのに商店街を歩いても人が全然いなく、
どうなっているのかなと思っていたけど、そんな背景があったのですね。
そんな話をしてとっても美味しいお寿司(特にあぶったアナゴが絶品)を頂いたあとは、そのまま歩いて、近くの「原口松竹堂」さんへ。
ここの葛餅アイスが気になっていて行ってみました。

外観はこんなレトロな感じ。

中に入ると広くきれいな空間に
商品が上品に陳列されていて、どれもこれもおいしそうに見える。
※ここのHPを掲載しようと探したのですが、HPはないようでした。

葛餅アイスとおはぎとあと数点、買って帰りました。
葛餅アイスがとっても美味しかった。
好きな味なのでまた来たいと思います。

やはり洲本では、良いお店と出会える。
良い街に引っ越してきたなあ、と改めて感じたのでした。


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淡路島の自然と共に暮らす (ameblo.jp)


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