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明智紫苑のAIのべりすと怪文書集

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私、不肖「信頼出来ない語り手」明智紫苑が『AIのべりすと』を使って作成したネタ記事を集めた怪文書集です。記事の内容はあくまでもフィクションであり、実在の人物や団体や事件などとは一…
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#お笑い三国志道場

AIのべりすと怪文書『マルドゥック・ヘルタースケルター』(原作︰冲方丁『マルドゥック』シリーズ並びに岡崎京子『ヘルタースケルター』)

AIのべりすと怪文書『マルドゥック・ヘルタースケルター』(原作︰冲方丁『マルドゥック』シリーズ並びに岡崎京子『ヘルタースケルター』)

 オルフェーヴルは、悩んだ。なぜなら彼は、宮城谷昌光氏の『諸葛亮』上下巻を購入して読み始めたが、彼自身は宮城谷氏よりもむしろ戸梶圭太氏の作風を好んでいたからである。念のため言っておくが、小説家の戸梶圭太氏は騎手の戸崎圭太氏とは全く無関係の別人である。
「うーん、宮城谷さんの作風って、きれい過ぎて感情移入出来ないよ」
 オルフェーヴルは、彼自身の孝行息子ウシュバテソーロからもらった隕石を掌でもてあそ

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AIのべりすと怪文書『馬体の門』(原作︰田村泰次郎&五社英雄『肉体の門』)

AIのべりすと怪文書『馬体の門』(原作︰田村泰次郎&五社英雄『肉体の門』)

 昭和22年、焼け野原と闇市の東京。オルフェーヴルたちステイゴールド血盟軍は、自分たちのダンスホール〈パラダイス〉を建設するのを目的として、牝馬たちに種付けをしていた。そして、〈パラダイス〉を建設するための資金は徐々に貯まっていった。
 しかし、本来ステイゴールドの一族ではない種牡馬がその金を持ち逃げして逃走していった。
「あのクソ馬、絶対に許せない!」
「あの野郎を捕まえたら、騸馬にしてやる」

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AIのべりすと怪文書『三国志警察24時』

AIのべりすと怪文書『三国志警察24時』

 ここは三国志警察署捜査一課、李儒刑事だ。
「なんで俺がこんな目に……」
 李儒は今年で三十六歳になるが、独身である。子供の頃から勉学に励み、成績は優秀だったのだが、何をやっても上手くいかず、気が付けば三十代後半になっていた。
 顔立ちも良く、背も高いのに、何故か女性と縁がないのだ。職場の同僚や部下には美人も多いし、紹介してくれると言ってくれる女性もいるのだが、どうにも上手くいかない。
 そもそも

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AIのべりすと怪文書『八王の乱だョ!全員集合』(お食事中の方はご遠慮ください)

AIのべりすと怪文書『八王の乱だョ!全員集合』(お食事中の方はご遠慮ください)

 汝南王司馬亮(?~291):司馬懿の三男。司馬師や司馬昭の異母弟。
 楚王司馬瑋(271~291):司馬炎の六男。恵帝の異母弟。
 趙王司馬倫(?~301):司馬懿の九男。司馬亮の異母弟。
 斉王司馬冏(?~302):司馬炎の同母弟の司馬攸の子。
 長沙王司馬乂(277~304):司馬炎の十七男。司馬瑋の同母弟。
 成都王司馬穎(279~306):司馬炎の十九男。司馬乂の異母弟。
 河間王司馬顒

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AIのべりすと怪文書『無限呂布』

AIのべりすと怪文書『無限呂布』

 ある日突然、呂布が大増殖した。
「うわっ!?」
 陳宮は驚いて飛び起きると、自分が寝ていたのが呂布の部屋である事に気づいてさらに驚く。
「……おはようございます」
「ああ、うん、おはよう」
 すでに身支度を整えた呂布と、その隣に張遼と呂布と呂布と呂布……要するに何人もの呂布たちがいた。
「……え? 何ですか、これは?」
 陳宮は状況を飲み込めずに尋ねる。
「見ての通りです。俺がたくさんいるんです

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