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明智紫苑のAIのべりすと怪文書集

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私、不肖「信頼出来ない語り手」明智紫苑が『AIのべりすと』を使って作成したネタ記事を集めた怪文書集です。記事の内容はあくまでもフィクションであり、実在の人物や団体や事件などとは一…
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2023年8月の記事一覧

AIのべりすと怪文書『その男の名はランスロット』

AIのべりすと怪文書『その男の名はランスロット』

 劉邦は素っ裸で、家の寝室で寝ていた。
「あれ? なんで俺はこんな所で寝ているんだ?」
 彼は昨晩の事を思い出してみる。確か、松永久秀の家で飲み会をやってたんだよな……と、劉邦は思い出す。そこからの記憶が曖昧なのだが、どうやら飲み過ぎたらしい。
 彼は、家に帰ってきてから記憶がない。どうやって帰ってきたのかすら覚えていないのだ。
「うーん……二日酔いだ……」
 劉邦が頭を抱えながら起き上がると、目

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AIのべりすと怪文書『金色の暴君、禁断の恋』

AIのべりすと怪文書『金色の暴君、禁断の恋』

「うぎょー!!」
 オルフェーヴルは絶叫した。彼は前代未聞のスピードで成長している。そして、その速さは加速度的に増していた。
「うぴー! 俺は最強だぁああ!」
 オルフェーヴルは叫びながら、ぐんぐんと成長していく。
「うぴゃー!! 俺こそが最強なんだぁあ!」
 そう叫ぶ彼の体はどんどん大きくなり、ついに厩舎を破壊して外に飛び出す。
「うぴょー!! 最強になったぞぉおお!!」
 こうして、日本競馬史

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AIのべりすと怪文書『I'm Too Sexy』

AIのべりすと怪文書『I'm Too Sexy』

 札幌の大通公園に全裸ダンス集団が現れた。彼らは「〽I'm Too Sexy, Yeah!」と合唱しながら踊っている。スキンヘッドのいかつい男性たちは、自らの肉体美をこれでもかと見せつける。その踊り方はまるで阿波踊りだった。
「なんだこれは」
 私は唖然とした。こんなものがニュースになるなんて……。
 さらに次の日も、北海道で奇っ怪な事件が報道されていた。今度はJR旭川駅だ。駅構内に下着姿の女性が

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AIのべりすと怪文書『珍獣ハンター高杉晋作』

AIのべりすと怪文書『珍獣ハンター高杉晋作』

 高杉晋作は長州藩が誇る珍獣ハンターである。彼は土佐の坂本龍馬からもらった珍獣ホイホイで、ツチノコを捕獲し、大喜びした。だが、そのツチノコは、ただのツチノコではなかったのだ。
「……こいつぁ、スッポンじゃねぇか!」
 そう、それは幻の動物スッポンだった! しかもスッポンはツチノコと違って食用になる。つまり金になる生き物なのだ。高杉晋作はその日から、ツチノコよりスッポン探しに夢中になった。
「この俺

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AIのべりすと怪文書『ファイト一発クラブ』

AIのべりすと怪文書『ファイト一発クラブ』

 札幌市内に「喧嘩同好会」があった。彼らの名は〈ファイト一発クラブ〉という。彼らは札幌ドームで開催される喧嘩大会に参戦していた。
「おい、もうすぐ出番だぞ!」
「わかってるよ! 急ごうぜ!」
「おっしゃあああ!! 今日も気合い入れていこうぜ!!」
 彼らは〈ファイト一発クラブ〉というチーム名から想像できる通り、喧嘩に自信があるメンバーばかりが集まっている。だが、彼らには問題があった。それは彼らが喧

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AIのべりすと怪文書『無限呂布』

AIのべりすと怪文書『無限呂布』

 ある日突然、呂布が大増殖した。
「うわっ!?」
 陳宮は驚いて飛び起きると、自分が寝ていたのが呂布の部屋である事に気づいてさらに驚く。
「……おはようございます」
「ああ、うん、おはよう」
 すでに身支度を整えた呂布と、その隣に張遼と呂布と呂布と呂布……要するに何人もの呂布たちがいた。
「……え? 何ですか、これは?」
 陳宮は状況を飲み込めずに尋ねる。
「見ての通りです。俺がたくさんいるんです

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AIのべりすと怪文書『魂売るならピッグモーター』

AIのべりすと怪文書『魂売るならピッグモーター』

 オルフェーヴルは激怒した。なぜなら、かつての彼の相方である池添謙一氏のサイン色紙を転売した輩がいたからである。オルフェーヴルは元相方のかたきを討つために、転売屋を次々と狩っていた。
「呆れた輩だ、生かしておけぬ」
 オルフェーヴルは、池添氏やその他有名人たちのサインを入手しては転売している者たちを次々と粛清していった。その中には、サイン色紙の偽造を行う者もいたので、彼はそいつらにも容赦しなかった

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